本屋に通うが、諸事情で中々買うことが出来なかった タイミングが合って買える状況になった頃に、名の知れた古本屋?に
行ってみた 某Bオフである
あまり雰囲気に慣れておらず暫く来ていなかった 行くきっかけは、久しぶりに行ってみようという突拍子もない気分と最近コマーシャルを何度か見て刷り込まれたからという二つ
本屋の為には、古本屋で買うのはちょっとという気持ちもあるが、自分にとってのレアものを比較的低価で手にいれられそうという邪な気持ちもある とりあえず全体の棚を見て、気になったのを見ていく この本は映画であったなぁとか、いいねぇこれ・・・これとか そして、映画であったなぁとか色々感じて買ったものが「helter skelter」である
自分としては、ガンガンページが捲れるほどの読書力(漫画力?)がなく 2週間に一回何十ページを読む感じで最終頁まで進んだ 勝手に少女漫画だと思い読んでいたが、wikipediaには、サイコロジカルホラーとある 調べて納得した
「事実は小説よりも奇なり」というが、ノンフィクションでほんとにあった怖いやつなんじゃないかと想像するくらい生々しく冷たい
遊園地のコーヒーカップに乗れば、それはそれは回って楽しいが、自分でカップ自体を回せばもっと面白い だが、重力がかかりきつくなる 地球の自転と公転のようにも捉えられる helter skelterのりりこは、人生を楽しみつつ苦しんでいるように見えた(苦しみの方が多い)
破滅へとひた走り、周りも巻き込み、後続に追い抜かれて焦燥する 揺るぎないエネルギーと、魔力が封じ込まれている本である
続きを待ち望んでいる人が、沢山いると思いつつ中々難しいんだろうなという歯がゆさがある
濃ゆい 喉に残る感じがたまらない