訪問調査 | 自分らしくしなやかに

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自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

今日は年に一度の訪問調査の日でした。

 
昨年は、心臓の手術があり、退院してしばらくして
弱っていたところに微妙な仙骨の骨折をおこし、
二回続けての入院後だったので、要介護4になっていました。
 
あの頃は立ち上がりはもちろん、トイレも抱きかかえたままでしたし、
何もかもに介助が必要で、身体はヘトヘトでした。
腰も抜けそうだったし肩も背中もパンパンでした。
でも、母はほとんど横になっているので
ある意味私主導の生活で
自分のテンポで用事ができました。
母が動けないので、買い物とかは隙をみてパパッとひとりで行けるし、
気分はとても楽でした。
 
今日の訪問調査では、去年と違ってずいぶんできることが増えていました。
 
でも、立ち上がりがだんだんと大変になり、
歩くのも本当にすり足でスローモーションのようです。
 
でも、調査ではどんなに大変でもできれば「できる」になるし
どんな歩き方でも歩ければ「歩ける」になります。
 
一部介助、ほとんどが見守りという聞き取り調査の結果になりました。
 
母もできないことも「なんとかやってます」とか言うしね・・・
 
どうせデイもショートも行かないから
介護度下がっても大丈夫やねと言う母に
虫酸が走る様な感覚を覚えました。
 
どれくらいの判定になるのかな?
一昨年は要支援だったけど・・・
 
去年のあの状態からここまで持ってくるのに
どんなに大変だったか・・・
もうちょっとで家の中も車椅子生活になりそうだったのを
私が嫌な思いをしながら母を立たせ、歩かせ、
週に1度も2度も買い物に連れ出しと
やってきたからじゃ無い
 
そんなことは本人はなーんにも思ってないですね。
 
外出の頻度の調査で
「病院の通院以外には?」
と聞かれたので
「時々買い物に連れて出ています」と私が答えると
横から「たまにはおかずとかも見たいし、外に出るだけでスッとします」
などと答えてる母。
 
介護が必要な状態の人を連れ出すって本当に大変で
まさかブティックめぐりまでしてるとは
思ってないだろう調査員の人は
「月にどれくらいですか?1回くらい?」と
聞いてくれたので、「はい」と答えました。
 
まさかフラッフラの、歩行も困難な母を連れて
週に1,2度も出かけてるなんて
思いも寄らないでしょうね。
 
母よ、世間は、皆さんはそんなものよ。
今の状態で私が母を連れて頻回に出かけてるなんて
あり得ない状況よ。
出かけたいならデイサービスに出かけてよ。
これ以上私の体力、時間取らないで・・・