昨日のお昼、訪問リハビリの先生を見送っていたところ
母が急に「あかん、はるる!」と言いながら
階段の上で倒れそうになった
慌てて駆け上がり手を持ったが支えきれず、
ゆっくりとお尻から崩れ落ち
そのまま廊下に横になってしまった
天井がくるくると回り立っていられなくなったようだ
回転性の目眩
私も更年期の初めの頃
これにずいぶん悩まされた
しばらく横になって、リハビリの先生も
もう一度上がってきて下さって
抱えて起こしてベッドに運んで一息
「くるくる回る目眩なんてよくあるから大丈夫よ」
と言っても
母には初めてのことらしく不安げだった
そういや私が更年期の症状に悩まされていた時に
「更年期の症状でしんどい・・・」みたいな話をしたところ
「私ら仕事とこ育てて精一杯で忙しくしてたから、
更年期なんか感じたこと無いわ」
のひと言で、なんか私が怠けているようなことを
言われて終わったのを思い出した
それまでもだけど、その時からいっそう
「しんどい」とか「つらい」
とか
「頭が痛い」、「胃が痛い」(これ全部ホントですが)は
絶対母には言えない いや 言わない
話を戻すが、その時、母のそんな様子を見て
私はおろおろしたり、
可哀想と思ったりする感情がわいてこなかった
それより「また、私の邪魔をするの?」という
思いの方が大きかった
そしてそう感じた自分にちょっと愕然とした
詐病とは言わないが
今まで何度となく「えらいことや~、どうしよう??」
みたいな局面があり、
ケロッと普通の生活に戻ってきたので
「またか」
みたいな感じの方が強かった
母の
年を取って思うように身体が動かず、
一人でお出かけもできなくなったつらさ
身体の痛み
いろんなものにもっと寄り添ってあげるのが
本当はいいのだけど
感情移入できないというかしたくない
自分で壁を作っている感じがする
そんな母も私も可哀想やなぁ~