老犬 その後 | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

一昨日から全く食べ物を拒否するようになって
昨日は、お水の一滴も顔を背けるようになりました。

おまけに胃が空なもんで、胃液やしまいには胆汁まで吐いて
便も血液の混じった粘液状で・・・

見ていても苦しそうで辛いのですが
時折シャンとして
階段を上って私に付いてきたりしていました。

朝は涼しかったのでお庭に出て涼んでいたし
そんなに急変するとは思ってなかった。

お昼間、ちょっと用事で出かけて
帰ってきたらとてもしんどそうにしていましたが

それでも
ヨタヨタとしながらも排泄は
シーツの上でしかしていませんでした。

私が帰るのを待っていたかのように
息が上がり、
後ろ足の力も入らず

いったん獣医さんに点滴につれて行こうと
車には乗せましたが
苦しむのが長くなるだけと思い
通院を止めました。

そして午後10時45分
息をしなくなり、数分後に鼓動が止まりました。

12歳のお誕生日まであと5日でした。

旅行中の長女、長男、関東在住の次男は
間に合いませんでした。

でも、たぶんいつもは後回しの三男坊でしたから
最後はママを独り占めで
逝ったのかも知れません。

2年前の発病から、
そしてこの度の2週間近くにわたる戦い
本当にお疲れ様でした。

気立ての優しい、
怒ることを知らないいい子でした。

いっぱい楽しい思い出
残してくれて有難う。

若い頃は太り過ぎと言われ、
好きなだけ食べられず
病気になってからは
なおのこと療養食中心のご飯でした。

好きなものを・・・と言われてからは
ほとんど食べれずで
最後は、お腹がぐるぐる鳴っていました。

あっちに行ったら美味しいもの
お腹いっぱい食べて欲しいと思います