自分の人生をゲームに例えると、ここがセーブポイント、あるいは
章立てが変わるだろうな、と思う瞬間や、イベントがある。
2年間勤めると、2週間の特別休暇が貰える今の会社。
まさか、本当に休暇が取得できるなんて(そんなに長く勤められるなんて)
思ってもみなかったし、ましてや会社の誰かと一緒に旅するなんて、
入社当初の私から考えれば、想像もつかなかったこと。
2年半前、社会に出ることに怯えていた私に、教えてあげたい。
――意外になんとかなるものよ。と。
そういうわけで、実際にはかなりの日数が経過してしまっているけれど、
今でもありありと思い出せる、楽しかったアメリカ旅行のことを、
2年間の振り返りを時折交えながら、語ってみたいと思います。
=イントロ終了=
アメリカ旅行当日。
実は、出発当初から、壁にぶつかっていた。
実家の最寄駅から、成田直通のシャトルバスが出ているのだけれど、
どうもちょうど良い時間帯のバスがない。
待ち合わせは13時半だというのに、バスは9時着、または13時半着。
さすがに、待ち合わせ時間ぴったり到着はあり得ない、と思い、
それより一本早いバスに乗るしかなかった。
すると、何と着いたのは8時!(早すぎます)
私は待ち合わせの13時半まで、まるまる5時間半もの間、
空港で時間を潰さなくてはならなくなったのだった。
そこで"ターミナル"ごっこをすることにした。
"ターミナル"は、トムハンクス主演の映画。
ジャズ好きの私としては、トムハンクスが頑なに守ろうとする"約束"に、
ちょっとグッとくるものがあって、以来、空港に少し憧れていたのだった。
しばらく、ジャズをバックに、チケットを持って涙ぐんでみた。
・・・1分もしないうちに飽きた。
そのあとは、買い物をしたり、離着を繰り返す飛行機をずっと眺めたり、
無意味にカートを動かしたり、友人や家族に別れを告げてみたり。
テレサ・テンの"空港"を口ずさんでみたり。
ええ、まだ日本にいるというのに、壮絶なるハイテンションぶりです。
4時起きで寝不足だったから、このタイミングで寝ておけばよかった。
このあと、友人と合流して、飛行機に乗ったところ、
機体が乱気流で揺れたせいか、ひどく酔ってしまって、あまり記憶がない。
・・機内食もほぼ食せず・・・(涙)
アメリカに着いたときも、「着いた!」という感動よりも、
地面に足がついたことに、ひたすらホッとしていた気がする。