こんばんは
self-isolation10日目突入です。
今日は頭痛がひどく、気候のせいかな〜と思いつつ
もしかしてコロナ・・・!?
なんてなんとなーく心の奥底でビビっている現在です。
明日には治っている事を願います
さて、日本では三連休明け
都内での感染者が過去にない感染者数で
広まっているとニュースで観ました。
小池都知事が自粛要請を発表し、国民へ外出を控えるように呼びかけましたが、その生配信を見ていて思った事。
こんな言い方で、国民は外出を控えようとするかな?
記者団?の質問(そこになぜあんな記者団を集めているのかも謎だったけど)も、なーんか全体的に不必要というか、小池さんが困る事を前提の突いた質問をしてくるというか。。
そんな質問、今いるかね?そして小池さん、もっと力強くシンプルに伝えてくれ!家にいてください、できる限り、お願いですから家にいてください。って。思ったのです。
しかもニュースを見ていて外出している人のインタビューというのをみると、付き合いがあるからとか、予約しちゃったからとか、自分の周りは大丈夫だからとか、全体的に意見が自己本位だ。
お花見をしている写真と映像にはビックリした。こんなに世界が大変なことになっているのに、高齢者を抱える国ナンバーワンの小さな島国が、あんな人口密度の高い場所へとで歩き回っている。
これでは世界中の笑い者になってしまう。日本は本当に大丈夫なのか?と心配されてしまう。
もしかしたら日本は大丈夫かもしれない。
もしかしたらこれから日本は、大惨事になり取り返しのつかない事になるかもしれない。
でもそれは誰にも分からないし、誰も変えられないし、誰も止められない。
大丈夫だった場合、ほらね、大丈夫だったでしょ?で終わるかもしれないし、最悪なシナリオが起きた場合、ほらね、あの時対策しておけばよかったんだ。になるかもしれない。
でもどうなるか分からないのであれば、後者だけは絶対に避けなければいけない。今出来る対策や自粛は例えやらなくてもよかった行動だったとのちに分かっても、出来る限り早めに今日からでも、やったほうがいい。
コロナウイルスにかかってから死亡するまでの期間はたった8日。
今日挨拶をしたおばあちゃんや、昨日電話をした両親が、4月の頭にこの世からいなくなってたら、どれだけの絶望感があるだろう。どれだけこの世界的感染病を恨むだろう。
その菌を移した犯人は一生分からない。でもきっと、誰かが少しの欲を我慢して、小さなことを自粛していたら、この世からまだ亡くならなくてよかった命があったのかもしれない。
その逆の立場もある。自分が飲み会を中止し、その代わりに作ったことのない料理を作って、美味しくできたと幸せに感じている瞬間。その瞬間を飲み会に使っていたら、どこかの命を奪うウイルスを手に入れていたかもしれない。自分も症状がひどくなり、来週には病室にいたかもしれない。
ウイルス感染症を防止するには、たくさんの想像力が必要だ。自分がかかった時のことだけじゃなく、その後どうなってしまうのかまで真剣に考えないと、軽視してしまう。
人は、自分は大丈夫。と過信して生きる生き物だから。
自分のことだけを考えると、きっと大丈夫だという自信が湧いてしまうものだ。
なんだか自分の考えを偉そうに語ったけれど、それでもこういう事を書きたいと思ったのは、カナダの団結力があまりにも素晴らしい からです。
No matter who you are, if you’re doing your part, I want to say thank you. You are saving lives. And when it gets hard, know that your government is right there with you.
これはカナダのトルドー首相のコロナウイルスと戦う国民やその他人々に対する発言です。私はこの最後の文章の もし困難になった場合、政府はあなたのすぐそばにいます。 という言葉が、日本には絶対ない言葉だなと思いました。もう一つ初期に発言した言葉で
So if you can, send an email or pick up the phone instead of meeting in person.
Order takeout, instead of going out to dinner.
And try to support your neighbours and friends if they’re worried or need help.
Canada, let’s work together.
I know we can do this.
Thank you very much, everyone.
少し長いので翻訳すると、
出来ることなら、人に会う代わりにメールを送ったり電話を取ってください。
夕食に出掛ける代わりに、テイクアウトをオーダーしてください。
そして、もし隣人やお友達が困っていたり助けを必要としているのであれば、サポートできるように挑戦してみてください。
カナダ、今こそ一つになる時です。
私たちは乗り越えられる、この事を私は知っています。
みなさま、本当にありがとう。
こんな感じです。この中継を見ていた時に私はできる限り外出を止めようとも思ったし、できる限り自分が加害者にも被害者にもならないために、いろんな事を我慢しようと決めたのです。
もちろん、働けないとお金が入らないのよ〜! っていう意見もあると思いますが、でもそれをどうにかして人々の生活を守りきるのは政府のお仕事です。
日本はもっとそういう環境下にある人、いると思います。
お金云々じゃなくても、コロナ感染を防ぐために会社には出勤しませんなんて言える会社員が、どれだけいるでしょうか。そんなの少数派です。
そういう時に、会社の指示に従わなきゃいけないのが今の日本の現状。私はそれを悪いとも思わないし、それを変える必要もないと思う。そこにはメリットもあるから。
でも、こういう国が一つになって動かないといけない状態では、会社がいうことが絶対という日本の会社の在り方はデメリットになる。こういう時、会社は間違った判断をしてはいけないが、それでも全会社が良い判断をして行動できるとは限らない。
だから、せめて個人単位で動ける出来事だけは、自分の欲や付き合いを諦めてこの感染を止められる一人にならなければいけないと思う。
私は今カナダにいるからカナダと比べることしかできないけれど、
カナダはとても静かだ。
私は仕事をなくした。
(一時解雇という言葉が適切かも)
友達は誰も遊ぼうと誘ってこない。
私のお気に入りのお店も閉店した。
周りの友達やワーカーとみんなでテキストしあう。
とにかくできる限り家にいようね。
1日1回聞こえてくる、フライパンや笛を鳴らす音。
その時だけみんなバルコニーに出てくる。
拍手喝采で、エールを送り合う。
みんな一人じゃないからって。
私も日本にいたら、こんな風に家にいなかったかもしれない。周りに流されて、きっと大丈夫ってで歩き回ってたかもしれないし、周りを流していたかもしれない。
ただ、日本を客観的に外国 としてみれる今、みているととても心配だ。
私の大好きな母国、こんな時こそ一つになってほしい。日本でもトルドー首相がしたような国民を動かすようなスピーチや迅速な対応ができたらいいけれど、できないのなら自分たちで小さなところから行動していくしかない。
なんだかお堅い文章で語ってしまいましたが、この記事を読んでくださる方で、一人だけでもいいから、そういう気持ちになってくれればいいなと思い書きました。
偉そうな口をききましたが、とにかくとにかく今の日本の緩い感じが心配になって書きました。
日本はこれからです これからが勝負です。
コロナ慣れなんて言葉があるそうですが、聞き慣れているだけで自粛の実践はまだまだ初めの第一歩だと思います。
本当にみなさま、気をつけて日々日々お過ごしくださいね
私の職なし生活も最低後2週間は続きそうなので、今まで書いていなかったネタで何か記事を書こうと思いますので、よろしくお願いします
ではでは!