(9)診断結果
2009年6月9日(火)
ツレと一緒に検査結果を聞きに行きました。
『あや~んさぁ~ん、一番へどうぞ~』
「こんにちは~、今日は一緒にきました。。。」
『あ、はい、どうぞ~、そちらに座ってくださ~い。。。え~とね~、乳ガンですね~』
単刀直入~。。(;^_^A
「はぁ、そうですか。」
検査の結果や今後の予定、手術方法など、一通りの説明をしてもらった。
しこりの大きさからしてステージⅠ。前に5㍉×6㍉とか言ってたのに、7㍉×9㍉ですね、とのこと。いずれにしても2㌢未満。
『外側に向かって転移してるようだから、脇の下からこーんな感じに切ります』
(左胸の外側、約半分くらい)
『そのままだとおっぱいの形が崩れちゃうので、脇の肉をここに持ってきて、、、わりと格好よくなりますよ』
「んじゃ、ぜひ今よりも格好よくしてください」
『ん~?今より~??それは無理ー』
・・・・即答ですね
(8)採取した細胞組織と先生のコメント
マンモトーム生検にて採取した組織は8個。
これをシャーレに並べて、横に1、2、3・・・と番号がふってありました。
『はい、これがさっき採った細胞ね~、これを検査して、良いものか悪いものかをみますー』
『(1から順に、)最初のは正常な乳腺の組織でね、白っぽいでしょ?
で、これがだんだんこうなってって、(7、8番辺りになると)ここに取れてるね~、
これ、調べてみますねぇ~。。。んじゃ、結果は来週の火曜日に。』
「先生、パッと見でどんな感じですか?」
『ん?何かあるよね、ここに。(7、8番のこと)』
「いやいや、そうじゃなくて、例えば、色とかでこれなら良さそうだなとか悪そうだな、とか??」
『ん??ン~??・・・・老眼だからね、よく見えないなぁ~、、アハハ(´∀`)』
(?_?) ろ、老眼って。。。
先生、そのしらばっくれ方はすごいですね
ま、考えてみたら、例えどちらか見当がついていたとしても、
正しい結果が出るまでは、何も言わないほうがいいのだろう。
へたに先に言ってしまって、患者が変に動揺してもいけないし、もし結果が違っていたら大変だ。。
ま、こんな質問をした方が悪かったな
先生に下手な芝居をさせてしまった
しかし、あのトボケっぷり。シャーレを遠くに離してみたり近くで見たり、チョーわざとらしく『ろ、老眼でねぇ~。。』って急におじいちゃんになってみせた。(__;)
今日は今から検査の結果を聞きに行ってくる。
さぁーっ!何と出ますか?
(7)マンモトーム生検
2009年6月1日
初マンモトーム生検。
マンモトーム生検は、石灰化している場合などにレントゲン室でステレオ撮影しながら行うパターンと、
エコーで見ながら行うパターンとあるらしく、私の場合はエコーで見ながらの検査となった。
針生検のときもエコーの画像を覗き込んでいたが、今回も興味津々で画像を見つめた。
針のときはスーッと入っていったのだが、今回は少し太いものを刺すので、まずは4ミリ程度切開し、
そこから、目標物の位置を決めるためにまず、針よりちょっと太そうなものを刺しました。
局部麻酔をしているのでそんなに痛さはないものの、刺される感覚が
・・・・・う~ん、そうですねぇ・・・。鶏の生肉に焼き鳥の串を刺すって感じ??
あ、これで終わりなのかな?大したことなかったな、、、なんて思った矢先、ここからが本番。
直径数ミリの中心が空洞になっている棒を刺します。もう、棒って感覚に近いです。もはや針ではありません。。
・・・・・う~ん、、、、例えると。。。。歯ごたえありまくりの硬いお肉に割り箸を刺していくって感じ??
結構力を入れてグイグイと刺される感じ。エコーの画像も衝撃でブレまくりましたが、刺されていく感覚とエコーの画像を合わせて自分の姿を想像すると、さすがに少々寒気がしました
そして目標物に到達すると、「ウィーン!ウィーン!!」って感じに棒に仕込まれた機械で細胞を採取。
終了後は、縫合することもなく、テープで留めた後、ガーゼで圧迫して、その上から包帯をぐるぐる巻きにしました。
見た目は賭場のサラシを胸に巻いた姐さんって感じですかね。