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私の父について

(10)職場の上司への報告(Aさんの反応)

私の職場の上司Aさんとは、約10年一緒に仕事をしている。




激務に続く激務なのに、決して周りに嫌な雰囲気を出さない。




いつもニコニコしていて、忙しいときに話しかけても、ちゃんとこちらの顔を見て笑顔で答えてくれる、尊敬できる方です。






周りへの報告は、きちんと診断が出てから、とは思ったものの、検査のやり直しなどで、頻繁に早退させてもらうこともあり、Aさんには概要だけ話しておいた。(うちのツレよりも先に報告してしまったあせる




Aさん以外に話した人は1人だけ。職場の同僚である(母に近いほど年の離れた)パート職員のNさん。




Aさんは、概要を話したとき、「悪い結果が出ないといいんだけど汗」と心配してくれた。




私に面と向ってはそれ以上余計なことは決して言わなかったのだが、このAさん、実は陰ながら相当心配してくれていたらしい。。。




Nさんからの情報によると、翌日、AさんはNさんを呼んでこう言ったそうだ。




『Nさん、聞いた!?あや~んさんの事!!俺はもう心配で心配で、、、大丈夫かなぁ~叫び 




昨夜インターネットで調べてみたんだけどさ、なんかすごく誤診があるんだって!?




で、やたら切られちゃうらしいよ!! もし万が一のことがあったら、セカンドオピニオンとかした方がいいよね??




検査の結果を聞きに行くときもさ、あや~んさん一人で行くつもりなのかな??




もしそうなら会社には俺が何とでも言っておくからNさん一緒に行ってあげてください!!』




Nさん「私が行っても私のほうが泣いちゃって役に立たないかもしれませんよあせる




『いいんです、一緒にいるだけでも心強いはずです!!一人でなんか行かせられません!!!』








私は、いい上司と同僚に恵まれました。本当にありがたいです。キャハハ

常識とは。。


私の父は、モラルハラスメントだと思う。




昔は、「お友達のお父さんより特に厳しいお父さん」と思っていた。




それが、「父の母に対する行動は DV なんだろうな」に変わった。




最近、モラルハラスメントに関する内容のブログをたくさん読んで気づいた。というか納得した。




「私の父はモラルハラスメントの特徴によく当てはまる。」と思っている。








そんな父でも、私は小さいときから尊敬していた。怖かったけど、絶対的な存在だった。




私が小さい頃、父が母を怒鳴るとき、よくこんな風に言っていた。




常識考えてみろ!!!」メラメラ




小さい私は「常識」などという言葉の意味がわかるはずもなく、




「ジョーシキで考えること」が良い事なんだ、、という感覚だけが植えつけられた。




大人になり、「常識」の言葉の意味もわかり、今でも常識的であることはいいことだと思う。








ただ、あの頃とは違うこと。。。。




誰かの言葉で『“常識”とは、その人がそれまで生きてきた人生の中で培った“偏見の塊”である』というのがあった。




そこで少し目が覚めた。自分が常識だと思っていることは、世間一般的に常識扱いされていないかもしれない。




ただの思い込み、偏見。その独りよがりの価値観を他人に押し付けるのはおかしい。




父の言う「常識」とは、お父さん、あなただけの常識なんではないですか??(父に言えるわけないけど。。汗










私は、いろいろなものの見方ができる人になりたい。




他人の考え方を受け入れ、尊重し、自分の価値観を高めて行きたい。




人の気持ちがわかる人間になりたい。




自分の理想像を高く持ち、できる限りそれに近づくために、死ぬまで、前へ進み続けよう。








昔買った文庫本に挟まっていた栞に、哲学者の言葉が書いてあった。




今でもそれが座右の銘。






『自ら生きがいある人生を創ろう


もう一度、と喜び迎えるに値するような人生を創ろう

かような人生ならば、幾度繰り返されても、

永久に繰り返されても望ましい、と思うような人生を創ろう』


自分の人生を幸せだと感じるかどうかは考え方次第。




だから、できれば ”おめでたく” 生きて行きたい。