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HALUの映画鑑賞ライフのBlog

~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

 

  閉館の日に最期のお別れに行って来ました。

 

私の行きつけの映画館でもあった滋賀県大津市の大津アレックスシネマが閉館の日を迎え、私も、ここ最近1ヶ月間は、ずっと私の父親の眼に出来た悪性リンパ腫の放射線治療の為に、映画館に行く機会もなかなか無かったのですが、そんな中、先日の営業最終日の3月27日(日)に、私も大津アレックスシネマまで直接お別れに行って来ました。

 

  最期まで顧客を楽しませる姿勢に(涙)。

 

劇場入口にはこれまで上映した作品リストの一覧表と共に、手書きPOPの体験コーナーまであり、最後まで私たちを楽しませてくれる御配慮がなされていて、そういった心配りが嬉しい反面、何だか逆に物悲しくなって来てしまいました。

 

 

  劇場自慢のびわ湖畔の眺望ともお別れ!

 

この劇場自慢の琵琶湖畔の浜大津港に停泊する外輪船ミシガン号やビアンカ号などを見下ろせるロビーからの眺望の素晴らしさを最後に眼の奥に焼き付かせるかのように、この日は雲一つ無い快晴でした。

 

 

 

  観納めは『ガンパウダー・ミルクシェイク』。

 

最期の観納めの作品は、松岡支配人もオススメ映画の『ガンパウダー・ミルクシェイク』。

奇しくも、時を同じくして、今月号で休刊となる映画雑誌・映画秘宝の臭いもするドンパチ映画で、この映画館で観る締め括りに相応しい作品でした。

 

 

大津アレックスシネマさん。

 

  14年間に亘り本当に有り難うございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

  アカデミー賞作品賞受賞のジンクス通り!?

 

この映画館で上映する映画は、例年、ほぼ米国アカデミー賞作品賞を受賞するというある種のジンクスがありましたが、私が思い出深いのは、他の多くのシネコンなどではアカデミー賞授賞式までは、ほとんど上映されていなかった『英国王のスピーチ』(2010年)が見事に第83回アカデミー賞作品賞に受賞した際には、大津アレックスシネマのその先見の明に驚かされた記憶がありましたね。

 

 

 

 

  第94回米国アカデミー賞の行方は!?

 

 

 

今回も、『ドライブ・マイ・カー』が13年振りにあの『おくりびと』以来、第94回アカデミー賞において国際長編映画賞を受賞したのみならず、従来のアカデミー賞作品賞っぽくない『コーダ あいのうた』が作品賞を見事に受賞するなど、最期の最後まで、大津アレックスシネマで上映した映画がアカデミー賞作品賞を受賞するというジンクス通りに、2021年度のアカデミー賞でも、その作品選びの先見の明ぶりを発揮してくれていました。

 

それに致しましても、第94回アカデミー賞授賞式の前日に閉館の日を迎えるというのも、実に皮肉なものです。

 

 

 

 

▲国際長編映画賞受賞に伴う、濱口竜介監督によるスピーチ後のガッツポーズ姿。

 

 

▲『ドライブ・マイ・カー』の私の感想記事です。参考までにお目をお通し下されば幸いです。

 

 

 

▲作品賞を受賞した際の『コーダ あいのうた』の出演者・スタッフ一同。

 

 

▲『コーダ あいのうた』の私の感想のリブログ記事です。参考までにお目をお通し下されば嬉しい限りです。

 

フランス映画『エール!』を元ネタ作品として、実に上手くリメイクしている点で、作品賞・助演男優賞のみならず脚色賞においてもオスカーを獲得したのも頷ける納得の出来映えだったかと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

今年の2月11日(金・祝)から全国公開の映画された作品ですが、私は公開日から2日後の2月13日(日)の朝一番の上映回に、貯まっていたdポイントを有効活用するべく、滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで鑑賞してきた作品でした。

 

公開日から、もう1ヶ月以上も経過していますので、多くの映画館では、すでに上映を終了している事かとも思われますが、今更ながらになりますが、あくまでも私自身の備忘録的に、当該ブログに感想を記録に残しておきたいと思います。

 

 

今年度の11本目の劇場鑑賞作品。

(※今年度のイオンシネマ草津での4本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

 

「池松壮亮さんと伊藤沙莉さんの演技が最高な恋愛映画(22.2/13・劇場鑑賞)」

ジャンル:ラブ・ストーリー

製作年/国:2022年/日本

配給:東京テアトル

公式サイト:http://choiomo.com/

上映時間:115分

上映区分:一般(G)

公開日:2022年2月11日(金・祝)

監督・脚本:松居大悟

キャスト(配役名):

池松壮亮(照生) / 伊藤沙莉(葉) / 河合優実(泉美:照生の後輩のダンサー仲間) / 大関れいか(さつき:葉の親友) / 康太(屋敷裕政・ニューヨーク:コンパをしている男性) / 広瀬斗史輝(照生のダンサー仲間) / 成田凌(フミオ:バー「とまり木」の常連客) / 市川実和子(牧田:照生の先輩、照明担当) / 神野三鈴(ジュンの妻) / 鈴木慶一(ナグラ:タクシー運転手) / 國村隼(中井戸:バー「とまり木」のマスター※友情出演) / 永瀬正敏(ジュン:公園で妻を待ち続けている男) / 安斉かれん(タクシーの乗客) / 郭智博(タクシーの乗客) / 高岡早紀(タクシーの乗客) / 細井鼓太(タクシーの乗客) / 渋川清彦 / 松浦祐也 / 山崎将平 / 菅田俊 / 篠原篤 / 尾崎世界観(本人役) 他

 

 

【解説】

「バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画をつくったら」「くれなずめ」など意欲的な作品を手がけ続けている松居大悟監督のオリジナル脚本を、池松壮亮と伊藤沙莉の主演で映画化。

 

ロックバンド「クリープハイプ」の尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げる、ジム・ジャームッシュ監督の代表作のひとつ「ナイト・オン・ザ・プラネット」に着想を得て書き上げた新曲「Night on the Planet」に触発された松居監督が執筆した、初めてのオリジナルのラブストーリー。

怪我でダンサーの道を諦めた照生とタクシードライバーの葉を軸に、様々な登場人物たちとの会話を通じて都会の夜に無数に輝く人生の機微を、繊細かつユーモラスに描く。

 

2021年・第34回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、観客賞を受賞。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

自らも劇団を主宰し、新鋭の人気クリエーターでもある松居大悟監督の映画は私はおそらく本作品が初見でしたが、怪我によって夢を諦めた元ダンサー役とタクシードライバー役とを、伊藤沙莉さんを配役した時点で、男女の配役を逆に設定し直すなど、池松壮亮さんと伊藤沙莉さんをカップルにキャスティングした時点で既にもう本作品は成功していたといっても過言でないほどに、主演の二人が醸し出す空気感がとても自然で演技とは思えないほど巧かったです。

 

 

 

この作品の撮影期間は、ほぼ2週間の日程しかなかったらしいのですが、その短期間に、あれほどまでに、観ているこちら側が恥ずかしくなるほどのラブラブさ加減の二人を演じられる、この主演のお二人の演技力の凄さには驚かされました。

 

 

 

最初は、時系列の構成がいまいちよく分からなくて、少々戸惑いましたが、「同じ日の繰り返し?!」「デジャヴなの?!」と思ったら、途中で、カレンダー時計の曜日の表示のみが違っていることに気付いて、同じ日を一年ずつさかのぼっていることを理解しました(汗)

 

 

主人公の照生(池松壮亮さん)の部屋から始まる、照生のお誕生日の一日(7月26日)を、彼女だった葉(伊藤沙莉さん)との別れから、そのそもそもの出会いに至るまでの6年間を振り返りながら描く、定点観測方式的な作品。

 

 

マスクの着用の有無は当然の事ながら、タクシーの車種が変わっているところなども、なかなか新型コロナ禍の真っ只中の2021年の東京の生活様式の変化をも、ちゃんと表現していて芸が細かかったですね。

 

 

 

髪留めのバレッタやお誕生日のケーキや「吹き戻し笛」など、小道具の使い方がとても効果的で印象深くて良かったです。

 

 

 

 

 

ジム・ジャームッシュ監督の『ナイト・オン・ザ・プラネット』も生憎と未見なのですが、早速、私もDVDを購入した次第です。

この映画を観てからDVDを観たらまた印象も違うのかも知れないですね。

 

 

また、本作品では、主人公たちを取り囲む場所や人物の存在感も抜群でした。バー「とまり木」のマスター(國村隼さん)や、常連客のフミオ(成田凌さん)など、出番が少ないチョイ役ながらも存在感を放っていて、ストーリーに彩りを添えていました。

 

 

 

 

 

また、私は永瀬正敏さん演じるジュンという、公園でいつまでも妻(神野三鈴さん)を待っている男性が、時間を遡ることにより、もう出会うことのないはずの妻と過去のシーンで巡り会うのを観て思わず泣きそうにもなるほどでした。

ジム・ジャームッシュ監督作品といえば永瀬正敏さんのカメオ出演シーンがあることが多いことでも有名ですが、その絡み以上に本作品では重要な役回りを演じてられたと思いました。

 

 

そして更に印象的だったのは、漫才師・ニューヨークのツッコミの方の屋敷裕政さんのコンパに来ている男性の役柄がほぼアテ書きなくらいに面白く、また予想外に演技が巧くて驚かされました。

また他の作品でも是非出演している姿を拝見したく思ったくらいでした。

 

 

また意外な配役としては、老年のタクシー運転手役にミュージシャンの鈴木慶一さんがキャスティングされていて、良い役どころだったのも良かったです。

 

 

照生の後輩のダンサー仲間・泉美役の河合優実さんも好演していました。

 

 

クリープハイプの尾崎世界観さんもご本人役で出演されていましたが、本職じゃないので仕方がないとはいえ、演技があまりにも棒読みだったのがやや残念でした(汗)

 

 

私的な評価としましては、

キャストが良いのは勿論ですが、脚本や構成が少々技巧的なので、観終わって直ぐにまた最初から観たくなってしまう作品でもありました。

 

 

オトナの方々ならば、ちょっとしたボタンの掛け違いから終わってしまった恋の一つや二つ、誰にでも経験があるのではないでしょうか?

 

 

6年間のうちの毎年のわずか同じ1日をさかのぼるといった定点観測的な方式で描いた作品である点から、あくまでも点と点との繋がりであって、線の繋がりには見えなかったといった否定的な意見も中には散見しているようですが、これも私からすればあくまでも”ちょっと思い出しただけ”なので、わずか1日であってもそれはそれで良いのでは?と思う次第です(汗)

 

 

従いまして、五つ星評価的には、ほぼ満点の★★★★☆(90点)の高評価も相応しい作品かと思いました。

 

※満点に至らなかったのは、私が単に鈍感だったからかもしれないですが、カレンダー時計の表示がやや分かり辛かった点が悔やまれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

○映画『ちょっと思い出しただけ』90秒予告【2022年2月11日(金・祝)】公開

 

 

 

○クリープハイプー『ナイト・オン・ザ・プラネット』(MUSIC VIDEO)

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 

 

 

 
 

 

 
 
 
 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 
 

 

 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 
 
 
 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

 

全国的には、今年2022年の1月7日(金)から公開開始がなされていた作品でしたが、私の行きつけの映画館・滋賀県大津市の大津アレックスシネマでは1週間遅れの1月14日(金)から公開となっており、私は、その約半月後の2月1日(火)のファーストディの日に、大津アレックスシネマまで鑑賞に出向いて来ました。

 

いまでは公開日から、もう2ヶ月半近くも経過していますので、多くの映画館では、すでに上映を終了している事かとは思いますが、今更ながらにはなりますが、あくまでも私自身の備忘録的に、当該ブログに感想を記録に残しておきたいと思います。

 

 

今年度の10本目の劇場鑑賞作品。

(※今年度の大津アレックスシネマでの5本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

 

「伝説のツアー最終ライヴのドキュメンタリー(22.2/1・2D字幕版)」

ジャンル:ドキュメンタリー/コンサートライヴ

原題:Ziggy Stardust and the Spiders from Mars

製作年/国:1973年/イギリス

(※サウンドリミックス・デジタルレストア版:2002年)

配給:オンリー・ハーツ

公式サイト:http://ziggystardust.onlyhearts.co.jp/

上映時間:90分

上映区分:一般(G)

公開日:2022年1月7日(金)

※日本初公開日:1984年12月22日(土)

監督:D・A・ペネベイカー

出演:

デヴィッド・ボウイ(ヴォーカル/ギター) / ミック・ロンソン(ギター/ヴォーカル) / トレヴァー・ボーダー(ベース) / ウッディー・ウッドマンジー(ドラムス) 他

 

 

【解説】

希代のロック歌手デビッド・ボウイが、1973年7月3日に英ロンドンのハマースミス・オデオンで行った歴史的コンサートの模様を収録したドキュメンタリー。

1972年2月から1973年7月にかけてイギリス、アメリカ、日本をめぐる長期ワールドツアーを敢行したボウイ。「5年後に滅びようとする地球の救世主」という設定の架空のロックアイコン、ジギー・スターダストの成功と没落を描く物語で構成されたアルバム「ジギー・スターダスト」を引っ提げてのツアーで、コンサートではボウイ自らがジギーとなってパフォーマンスを行った。

今作では、同ツアーの最終公演で、ボウイがジギーを演じる最後の場所となった、1973年7月3日のハマースミス・オデオンでのコンサートの模様を収録。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

  デヴィッド・ボウイ生誕75年&「ジギー」誕生50年記念公開作品!

【※2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版】

 

 

5年後に滅びようとする地球に異星からやってきたスーパースター「ジギー・スターダスト」という架空のロックアイコンに25歳のデヴィッド・ボウイが扮し、ロックスターとしての成功からその没落、絶望から復活までを壮大に描いたコンセプト・アルバム『ジギー・スターダスト』。

 

 

今年2022年は、ボウイ自身をスーパースターに押し上げた、このロック史上屈指の名盤が誕生した1972年から50周年となります。

 

  演奏曲目

 

①君の意志のままに

②屈折する星くず

③あの男を注意しろ

④フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年

⑤すべての若き野郎ども

⑥ユー・プリティ・シングス

⑦月世界の白昼夢

⑧チェンジス

⑨スペイス・オディティ

⑩私の死

⑪気のふれた男優

⑫時間

⑬円軌道の幅

⑭夜をぶっとばせ

⑮サフラジェット・シティ

⑯ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート

⑰ロックンロールの自殺者

 

  伝説のツアー最終ライヴのドキュメンタリー

 

この映画『ジギー・スターダスト』は、ボウイが1972年2月から1973年7月にかけて、イギリス、アメリカ、日本で行なった長期ツアーの最終公演、ロンドンのハマースミス・オデオン劇場での伝説的なライヴを撮影したドキュメンタリーで、ボウイ自身が製作に関わった生涯最高のライヴ映画ともいえる作品だそうです。

 

 

この時のステージ衣装にはロンドンでコレクションを発表して間もない27歳の山本寛斎氏が参加。

 

 

監督にはボブ・ディランの『ドント・ルック・バック』で、音楽ドキュメンタリーの歴史に一線を画した、アカデミー賞名誉賞受賞監督のD・A・ペネベイカー。日本公開向けの全曲歌詞の字幕翻訳は、シュガーベイブのベーシストだった寺尾次郎氏が担当。

 

 

  感想

 

出来る限り、先入観を持たずに観ようと思っていたので、公開直後に購入しておいたパンフレットの中身も読むこともなく、事前情報を出来る限りシャットダウンして鑑賞に臨みましたが、私が知っているボウイは1983年発表の大ヒットアルバムの『レッツ・ダンス』の頃の音楽でしたので、今回のいわゆるグラム・ロック時代のデヴィッド・ボウイの音楽は、哲学的である反面、かなり淫靡な歌詞にも彩られた音楽で、正直、衝撃的でした。

 

 

そんな中にも、たとえば『サフラジェット・シティ』という曲などでは女性参政権運動などの女性の社会進出にも前向きな政治色豊かな歌詞があったりと、あの時代に、すでに時代を先取りした、その先見性や多様性なボウイの思考にも驚かされました。

 

 

コンサートライヴ映像のみならず、楽屋でのオフショットも収録されている点も嬉しかったです。

 

 

映画を観終えた後で、この映画の劇場パンフレットをよく読みますと、このツアーの最終ライヴを以てボウイ自身が「ジギー」を終焉させるのはボウイの盟友であったギターのミック・ロンソンら「火星からのスパイダーたち」といったバンドメンバー達も知らなかったらしいですね。

 

 

そもそもは多国籍企業のRCAが、その当時セレクタビジョンという新たなビデオ・ディスクを開発し、そのサンプル的な30分程度のショートビデオといったお披露目用に、デヴィッド・ボウイのコンサートライヴの模様を記録するだけのつもりで、監督のD・A・ペネベイカーに持ちかけた話しだったらしいのですが、撮影前週にオファーを受け2日間で準備という非常にタイトなスケジュールの中、撮り終えたのですが、監督が、ツアー終了後に、アメリカの中西部に雲隠れしていたデヴィッド・ボウイと秘密裏に連絡をとりながら、苦難の末に、90分間の長編製作まで漕ぎ着けたらしく、彼の執念が実らなければこのドキュメンタリー映画も日の目を見る事がなかったと考えれば、本当に、監督のD・A・ペネベイカー様々とでも言うべきでしょうね。

 

 

音響も、その当時のライヴ感が生々しいハウリングが共鳴するような環境なのもご愛敬でした。

 

 

歌詞や曲が良かったのみならず、ジギーになりきった奇抜なメイクと、決して上手くも無いパントマイムまで見せる彼の姿と、山本寛斎氏を代表するステージ衣装は、当時としては画期的な、あたかも演劇的な空間を作り出すことにも成功しており、素晴らしいステージパフォーマンスでした。

 

  私的評価:★★★★☆(90点)

 

私的な評価としましては、

前述した通り、私の知っているデヴィッド・ボウイは、1983年発表の大ヒットアルバムの『レッツ・ダンス』の頃の音楽でしたので、今回のいわゆるグラム・ロック時代のデヴィッド・ボウイの音楽は、哲学的である反面、かなり淫靡な歌詞にも彩られた音楽で、正直、衝撃的でした。

 

しかしながら、そんな中にも、たとえば『サフラジェット・シティ』という曲などでは女性参政権運動などの女性の社会進出にも前向きな政治色豊かな歌詞があったりと、あの時代に、すでに時代を先取りした、その先見性や多様性なボウイの思考にも驚かされましたし、嬉しい誤算であり発見でした。

 

 

つきましては、音楽性の好き嫌いや、向き不向きはあるかも知れないですが、デヴィッド・ボウイというロック・スターの魅力を今回再発見する事が出来ただけでも、五つ星評価的にも★★★★☆(90点)の高評価も相応しい作品かと思いました。

 

※何故に、満点評価に至らなかったかと申しますと、劇場パンフレットの田中純氏による寄稿文を読みますと、実はこのツアーの最終ライヴには、ギタリストのジェフ・ベックが参加して『ジーン・ジニー』などを演奏したらしいのですが映画では諸般の事情からカットされているとの事で、その点が非常に勿体なく思い、若干、減点させて頂いた次第です。

 

○『ジギー・スターダスト』劇場用予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。