『ジギー・スターダスト』(1973年) #大津アレックスシネマ #デヴィッド・ボウイ | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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全国的には、今年2022年の1月7日(金)から公開開始がなされていた作品でしたが、私の行きつけの映画館・滋賀県大津市の大津アレックスシネマでは1週間遅れの1月14日(金)から公開となっており、私は、その約半月後の2月1日(火)のファーストディの日に、大津アレックスシネマまで鑑賞に出向いて来ました。

 

いまでは公開日から、もう2ヶ月半近くも経過していますので、多くの映画館では、すでに上映を終了している事かとは思いますが、今更ながらにはなりますが、あくまでも私自身の備忘録的に、当該ブログに感想を記録に残しておきたいと思います。

 

 

今年度の10本目の劇場鑑賞作品。

(※今年度の大津アレックスシネマでの5本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

 

「伝説のツアー最終ライヴのドキュメンタリー(22.2/1・2D字幕版)」

ジャンル:ドキュメンタリー/コンサートライヴ

原題:Ziggy Stardust and the Spiders from Mars

製作年/国:1973年/イギリス

(※サウンドリミックス・デジタルレストア版:2002年)

配給:オンリー・ハーツ

公式サイト:http://ziggystardust.onlyhearts.co.jp/

上映時間:90分

上映区分:一般(G)

公開日:2022年1月7日(金)

※日本初公開日:1984年12月22日(土)

監督:D・A・ペネベイカー

出演:

デヴィッド・ボウイ(ヴォーカル/ギター) / ミック・ロンソン(ギター/ヴォーカル) / トレヴァー・ボーダー(ベース) / ウッディー・ウッドマンジー(ドラムス) 他

 

 

【解説】

希代のロック歌手デビッド・ボウイが、1973年7月3日に英ロンドンのハマースミス・オデオンで行った歴史的コンサートの模様を収録したドキュメンタリー。

1972年2月から1973年7月にかけてイギリス、アメリカ、日本をめぐる長期ワールドツアーを敢行したボウイ。「5年後に滅びようとする地球の救世主」という設定の架空のロックアイコン、ジギー・スターダストの成功と没落を描く物語で構成されたアルバム「ジギー・スターダスト」を引っ提げてのツアーで、コンサートではボウイ自らがジギーとなってパフォーマンスを行った。

今作では、同ツアーの最終公演で、ボウイがジギーを演じる最後の場所となった、1973年7月3日のハマースミス・オデオンでのコンサートの模様を収録。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

  デヴィッド・ボウイ生誕75年&「ジギー」誕生50年記念公開作品!

【※2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版】

 

 

5年後に滅びようとする地球に異星からやってきたスーパースター「ジギー・スターダスト」という架空のロックアイコンに25歳のデヴィッド・ボウイが扮し、ロックスターとしての成功からその没落、絶望から復活までを壮大に描いたコンセプト・アルバム『ジギー・スターダスト』。

 

 

今年2022年は、ボウイ自身をスーパースターに押し上げた、このロック史上屈指の名盤が誕生した1972年から50周年となります。

 

  演奏曲目

 

①君の意志のままに

②屈折する星くず

③あの男を注意しろ

④フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年

⑤すべての若き野郎ども

⑥ユー・プリティ・シングス

⑦月世界の白昼夢

⑧チェンジス

⑨スペイス・オディティ

⑩私の死

⑪気のふれた男優

⑫時間

⑬円軌道の幅

⑭夜をぶっとばせ

⑮サフラジェット・シティ

⑯ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート

⑰ロックンロールの自殺者

 

  伝説のツアー最終ライヴのドキュメンタリー

 

この映画『ジギー・スターダスト』は、ボウイが1972年2月から1973年7月にかけて、イギリス、アメリカ、日本で行なった長期ツアーの最終公演、ロンドンのハマースミス・オデオン劇場での伝説的なライヴを撮影したドキュメンタリーで、ボウイ自身が製作に関わった生涯最高のライヴ映画ともいえる作品だそうです。

 

 

この時のステージ衣装にはロンドンでコレクションを発表して間もない27歳の山本寛斎氏が参加。

 

 

監督にはボブ・ディランの『ドント・ルック・バック』で、音楽ドキュメンタリーの歴史に一線を画した、アカデミー賞名誉賞受賞監督のD・A・ペネベイカー。日本公開向けの全曲歌詞の字幕翻訳は、シュガーベイブのベーシストだった寺尾次郎氏が担当。

 

 

  感想

 

出来る限り、先入観を持たずに観ようと思っていたので、公開直後に購入しておいたパンフレットの中身も読むこともなく、事前情報を出来る限りシャットダウンして鑑賞に臨みましたが、私が知っているボウイは1983年発表の大ヒットアルバムの『レッツ・ダンス』の頃の音楽でしたので、今回のいわゆるグラム・ロック時代のデヴィッド・ボウイの音楽は、哲学的である反面、かなり淫靡な歌詞にも彩られた音楽で、正直、衝撃的でした。

 

 

そんな中にも、たとえば『サフラジェット・シティ』という曲などでは女性参政権運動などの女性の社会進出にも前向きな政治色豊かな歌詞があったりと、あの時代に、すでに時代を先取りした、その先見性や多様性なボウイの思考にも驚かされました。

 

 

コンサートライヴ映像のみならず、楽屋でのオフショットも収録されている点も嬉しかったです。

 

 

映画を観終えた後で、この映画の劇場パンフレットをよく読みますと、このツアーの最終ライヴを以てボウイ自身が「ジギー」を終焉させるのはボウイの盟友であったギターのミック・ロンソンら「火星からのスパイダーたち」といったバンドメンバー達も知らなかったらしいですね。

 

 

そもそもは多国籍企業のRCAが、その当時セレクタビジョンという新たなビデオ・ディスクを開発し、そのサンプル的な30分程度のショートビデオといったお披露目用に、デヴィッド・ボウイのコンサートライヴの模様を記録するだけのつもりで、監督のD・A・ペネベイカーに持ちかけた話しだったらしいのですが、撮影前週にオファーを受け2日間で準備という非常にタイトなスケジュールの中、撮り終えたのですが、監督が、ツアー終了後に、アメリカの中西部に雲隠れしていたデヴィッド・ボウイと秘密裏に連絡をとりながら、苦難の末に、90分間の長編製作まで漕ぎ着けたらしく、彼の執念が実らなければこのドキュメンタリー映画も日の目を見る事がなかったと考えれば、本当に、監督のD・A・ペネベイカー様々とでも言うべきでしょうね。

 

 

音響も、その当時のライヴ感が生々しいハウリングが共鳴するような環境なのもご愛敬でした。

 

 

歌詞や曲が良かったのみならず、ジギーになりきった奇抜なメイクと、決して上手くも無いパントマイムまで見せる彼の姿と、山本寛斎氏を代表するステージ衣装は、当時としては画期的な、あたかも演劇的な空間を作り出すことにも成功しており、素晴らしいステージパフォーマンスでした。

 

  私的評価:★★★★☆(90点)

 

私的な評価としましては、

前述した通り、私の知っているデヴィッド・ボウイは、1983年発表の大ヒットアルバムの『レッツ・ダンス』の頃の音楽でしたので、今回のいわゆるグラム・ロック時代のデヴィッド・ボウイの音楽は、哲学的である反面、かなり淫靡な歌詞にも彩られた音楽で、正直、衝撃的でした。

 

しかしながら、そんな中にも、たとえば『サフラジェット・シティ』という曲などでは女性参政権運動などの女性の社会進出にも前向きな政治色豊かな歌詞があったりと、あの時代に、すでに時代を先取りした、その先見性や多様性なボウイの思考にも驚かされましたし、嬉しい誤算であり発見でした。

 

 

つきましては、音楽性の好き嫌いや、向き不向きはあるかも知れないですが、デヴィッド・ボウイというロック・スターの魅力を今回再発見する事が出来ただけでも、五つ星評価的にも★★★★☆(90点)の高評価も相応しい作品かと思いました。

 

※何故に、満点評価に至らなかったかと申しますと、劇場パンフレットの田中純氏による寄稿文を読みますと、実はこのツアーの最終ライヴには、ギタリストのジェフ・ベックが参加して『ジーン・ジニー』などを演奏したらしいのですが映画では諸般の事情からカットされているとの事で、その点が非常に勿体なく思い、若干、減点させて頂いた次第です。

 

○『ジギー・スターダスト』劇場用予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。