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HALUの映画鑑賞ライフのBlog

~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

 

  ヤマルvs.メッシの運命的な再会がW杯決勝戦である確率は「40億分の1」という奇跡!

 

スペイン代表の若きエースのMFラミン・ヤマル選手(19歳)が、今から約19年前のまだ乳幼児の際に、その当時、スペインのFCバルセロナで10番を背負っていた、アルゼンチン代表でエースストライカーのFWリオネル・メッシ選手(39歳)に沐浴してもらっていた写真がユニセフのカレンダー募金のチャリティー・イベント用の写真に使用されていたという事実から、この二人の数奇なめぐり合わせに注目。

アルゼンチン紙「オレ」が、AIを用いて割り出した「お風呂に入れられたあの赤ん坊が後にW杯決勝でメッシと対峙する」確率は、なんと「40億分の1(0.000000025%)」という、まさに天文学的な数字による、この二人の運命的な再会が、ワールドカップ2026北中米大会の決勝戦という場であるという奇跡。

 

メッシとヤマル、赤ん坊をお風呂に入れる写真

 

 

 

 

ヤマルとメッシ、W杯決勝で対決

 

 

ワールドカップ2026北中米大会(W杯)は決勝で連覇が懸かるアルゼンチン代表と4大会ぶりの戴冠を狙うスペイン代表が激突する。両国の中心選手であるFWリオネル・メッシとMFラミン・ヤマルのおよそ19年ぶりの再会が大きな注目を集めている。

 

アルゼンチンとスペインの対戦が決まり、SNSではとある写真が拡散されて大きな話題となっている。それは若き日のメッシが赤ん坊をお風呂に入れている姿を写したものだが、この時の子どもがまだ1歳にも満たないヤマルだったのだ。

 

この写真は今からおよそ19年前の2007年にユニセフとスペイン紙「スポルト」が共同で行ったチャリティーイベントで、フォトジャーナリストのジョアン・モンフォルト氏によって撮影されたものだった。

 

アルゼンチン紙「オレ」の公式Xは「こんな偶然が起きるなんて、どれほどの確率なのだろうか」と2人の数奇なめぐり合わせに注目。AIを用いて割り出した「お風呂に入れられたあの赤ん坊が後にW杯決勝でメッシと対峙する」確率はなんと40億分の1(0.000000025%)で、「2年連続で雷に打たれる」よりも低い確率だと紹介した。

 

バルセロナの絶対的スターだった39歳のメッシと、バルセロナでメッシの10番を継承した19歳のヤマル。W杯決勝で初対戦を迎える2人のストーリーがどのような結末を迎えるのか、世界中から熱い視線が注がれることになりそうだ。

 

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  ご報告:私の父親が無事に退院しました。

 

また、ワールドカップ2026北中米大会とは全く無関係な私事で恐縮ですが、私の父親の病状の件では、ご心配をおかけしまして申し訳ありませんでしたが、7月6日(月)の朝早くに話しかけると、呂律が回らなくなっていて唇もへの字に歪むといった脳梗塞の兆候があったため、急遽、近くの総合病院に連れて行き、即日入院となっていた、今年に米寿になった私の父親ですが、入院中に、血栓がどこから生じているのかなど、様々な精密検査を受けたり、呂律が回るように会話のリハビリを受けたりしていたのですが、ようやく京都の祇園祭の前祭の宵山の日である、先日の7月16日(木)に約10日間の入院生活を終え、約5キロ以上体重も減らして、無事に退院してきましたのでご報告させて頂きます。

 

いまのところは、大した麻痺や後遺症もなく、幸いなことに、車椅子の必要もなく、自立歩行も普通に出来るのですが、なにぶんと脳梗塞の再発の懸念もあるため、管理栄養士さんから塩分や糖分の摂取などの食事制限の指導や、主治医の先生からも今後の生活の留意点などを、私の母親と共に、うかがって来ました。

 

なので、今後は、映画の劇場鑑賞も以前の月数本のペースほどでも、なかなか観に行く機会も作りにくくなってくるかとも思いますが、今後は加入中のAmazon Prime VideoやNetflix、Disney+の配信ドラマや映画を上手く使って視聴して行ければと思っています。

 

では、今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

私の父親がまだ脳梗塞になって入院してしまう以前に、時代劇好きな父親のたっての希望で、6月19日(金)に、映画『黒牢城』を観に行った訳ですが、それ以前にも、ちょうど京都府立医科大学附属病院で、私の両親の二人共が、ガン治療を行なって頂いている事もあり、本作品の企画立案の最中に他界した、京都の医大生の青春群像劇の映画『ヒポクラテスたち』(1980年)の大森一樹監督の遺作でもあり、また、その故・大森一樹監督の母校・京都府立医科大学創立150周年記念事業の一環として、本作品が創立150周年記念映画として制作されたとのことでしたので、それらの縁も感じ、幕末期を舞台にした医療時代劇映画でもあったので、5月27日(水)の朝一番の上映回にて、時代劇好きな年老いた父親と一緒に、滋賀県草津市にあるイオンシネマ草津までクルマで観に行って来ました。

 

つきましては、未だブログ記事化出来ていない劇場鑑賞済みの作品も多々残っている中、また、今では、全国的に、本作品の上映館も数少なくなってもおり、今更乍らにはなりますが、先ずは、この『幕末ヒポクラテスたち』の感想について、拙ブログに記録し、ご紹介させていただきたいと思います。

 

 

今年度の13本目の劇場鑑賞作品。

(今年度のイオンシネマ草津での8本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

 

幕末ヒポクラテスたち 医療時代劇ポスター

 

「人生は短し、術の道は長し(26.5/27)」

ジャンル:時代劇/人間ドラマ

製作年/国:2026年/日本

製作:京都府立医科大学創立150周年記念事業実行委員会 / ファーストウッド・エンタテインメント / レプロエンタテインメント(『幕末ヒポクラテスたち』製作委員会)

制作プロダクション:ファーストウッド・エンタテインメント / レプロエンタテインメント / ステューディオスリー

配給:ギャガ / (配給協力:大手広告)

公式サイト:https://gaga.ne.jp/bakuhippo_movie/

上映時間:103分

上映区分:一般(G)

劇場公開日:2026年5月8日(金)

 

【スタッフ】

製作総指揮:大森一樹 / 浮村理

企画:夜久均

エグゼクティブプロデューサー:大森美香 / 本間憲

プロデューサー:森重晃 / 菊地陽介

原案:映画「ふんどし医者」(1960年・稲垣浩監督・東宝)

ラインプロデューサー:大日方教史

撮影:清久素延

照明:三善章誉

録音:深田晃

美術:吉澤祥子

装飾:石村嘉宏

衣装:進藤盛勇

床山:大村弘二

結髪:北川真樹子

編集:矢船陽介

音楽:coba

ナレーション:室井滋

音響効果:廣中桃李

VFXスーパーバイザー:道木伸隆

タイトルデザイン:赤松陽構造

助監督:佐和田惠 / 市岡歩

監督補:浅利宏

スクリプター:杉本友美

制作担当:中山泰彰 / 土谷美信

協力プロデューサー:小柳憲子

協力:東映京都撮影所 / 京都府立医科大学学友会 その他

脚本:西岡琢也

監督:緒方明

 

【キャスト(配役名)】

佐々木蔵之介(大倉太吉・蘭方医) / 内藤剛志(荒川玄斎・漢方医) / 藤原季節(相良新左・呉服屋の放蕩息子) / 藤野涼子(相良峰・呉服屋の娘) / 真木よう子(大倉フミ・太吉の妻) / 柄本明(弾蔵・謎の侍) / 川島鈴遙(りん・太吉の長女) / 堀家一希(放念・寺の錦坊) / 諏訪太朗(弥助・棺桶職人) / 阿南健治(与市・村人) / 栗原英雄(相良屋店主・宗兵衛) / 吉岡睦雄(飯屋の主人・文次) / 斉藤陽一郎(新選組隊士・林原) その他

 

(以上、映画.comおよび劇場パンフレットより引用抜粋し一部加筆。)

 

幕末ヒポクラテスたち 医療時代劇映画ポスター

 

【解説・あらすじ】

旧来の漢方医と西洋医学を学んだ蘭方医が混在した幕末を舞台に、村医者である蘭方医・大倉太吉の奮闘を、佐々木蔵之介の主演で描いた時代劇。

幕末、京都の郊外に位置する村。大倉太吉は、貧富や身分を問わず市井の人々を救う、寛容で好奇心旺盛な蘭方医。漢方医・玄斎とは、日々激しい論争を繰り広げる犬猿の仲だ。ある日、気性の激しい青年・新左を太吉が手術で救ったことを契機に、太吉と新左の人生が大きく変化していく。

京都の医大生たちを描いた群像劇「ヒポクラテスたち」で知られる大森一樹監督が、人情味あふれる医者とその妻を描いた1960年の映画「ふんどし医者」をベースに、幕末の京都を舞台とした、日本の現代医学の黎明期を描く作品として本作を企画。

しかしながら、撮影準備中の2022年に大森監督が逝去したことで、企画は幻となりかけたが、かつて大森監督の助監督を務めていた「独立少年合唱団」の緒方明監督が遺志を継ぎ、完成へとこぎつけた。

太吉役を佐々木蔵之介が演じる。そのほか、「ヒポクラテスたち」が映画デビュー作の内藤剛志が太吉のライバルである玄斎役を務め、「ヒポクラテスたち」で研修医を演じた柄本明が謎の侍・弾蔵役で出演。

また、ナレーションを大森監督作「風の歌を聴け」で映画デビューを果たした室井滋、脚本を70年代から大森監督をよく知る西岡琢也が担当するなど、大森一樹監督ゆかりのキャスト、スタッフ陣が多数参加している。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

幕末ヒポクラテスたち 映画ポスター

 

  概要

 

佐々木蔵之介と内藤剛志、少女の時代劇映画シーン

 

時は幕末。西洋医学である蘭方と、古来から主流だった漢方の医術が覇権を争うように並立していた時代。

 

佐々木蔵之介が女性患者の喉を診る幕末時代劇

 

幕末ヒポクラテスたち:3人おどけるシーン

 

京の都の外れの洛南のある村で、蘭方医として腕を磨いてきた大倉太吉(佐々木蔵之介さん)は、一方、どんな病気に対しても万能薬として、”はい。葛根湯!”と言って、処方することから、村人からは、ヤブにもならない程度の低いタケノコ医者とも呼ばれている漢方医・荒川玄斎(内藤剛志さん)の尻拭いをしながら、事ある毎に、対立しながらも、村人たちの命を預かっていた。

 

幕末ヒポクラテスたち、女性の着物姿

 

そんな或る日、太吉のもとに、強引にも呉服屋の娘の峰(藤野涼子さん)の往診依頼に来た、刺青を入れ、賭場に入り浸る呉服屋の放蕩息子の新左(藤原季節さん)と出会うのでした。

 

映画『幕末ヒポクラテスたち』佐々木蔵之介

 

その後、ひょんな事から彼自身の刃傷の怪我を、蘭方の医術で治療してやった事から、新左は、本気で蘭学の医師になることを志し、太吉に弟子入りし、更には、当時の最新の医術を学ぶために長崎の出島へと旅立っていく。

 

幕末の医療時代劇、臓器解剖シーン

 

佐々木蔵之介、幕末医療時代劇『幕末ヒポクラテスたち』で医師役

 

幕末の医者と刺青の若者、医療時代劇

 

それから15年後、太吉の住む村でも、現在でいうところの腸チフスの感染症患者が出始める。

 

幕末ヒポクラテスたち、佐々木蔵之介と藤野涼子

 

折良く長崎の医術の修行から戻って来た新左とともに、太吉はこの感染症と向き合っていくことになるのでした。

 

医療の日進月歩と先人たちの功績、そして、人間の本能的な情と理性の狭間を、幕末期という激動の時代を重ね合わせて描いて行く。

 

といったイントロダクションの医療時代劇映画でした。

 

  漢方医と蘭方医とのありきたりな対立と和解の構図の映画ではない。

 

漢方医と蘭方医が正面からぶつかり合い、大きな危機をきっかけに互いが協力し合うといった、よくある対立と和解の構図の映画だと勝手に想像していたのですが、それは本作品の主題ではありませんでした。

対立場面は序盤のお互いによる悪口程度に留まり、村人たちは既に漢方医をヤブにも至らない程度のタケノコ医者と揶揄し割り切って付き合っているあたり、そのしたたかさにこそ、当時の庶民の現実感が宿ってもいて、妙に納得させられ、笑わせてもくれます。

 

幕末ヒポクラテスたち:佐々木蔵之介と真木よう子

 

太吉を支えているのは”万事大丈夫!”が口癖の妻・フミ(真木よう子さん)。庭に野菜を植えて家計の足しにして、時には太吉を叱咤激励する。

真木よう子さんは今作に向けての役作りの為なのか、あまりにも恰幅が良過ぎて、当初は誰だか分かりませんでした(汗)💦

 

幕末ヒポクラテスたち 大倉フミ役 真木よう子

 

  新選組の来訪や村人たちの来襲などにはやや唐突感が有り過ぎはしましたが・・・。

 

先ず、中盤での新左をめぐる展開は、まさかと目を疑うような展開でしたが、それが後半の感染症をめぐる物語へと無理なく橋渡しされていく点は良かったです。

 

映画『幕末ヒポクラテスたち』医者が子どもの診察

 

感染症が拡がる中で実施される”隔離”という処置は、現代医学の観点からすれば当然の事ですが、新左からの提案に当初は反発しながらも、最終的にはそれを受け入れる太吉の葛藤がよく伝わってきます。

 

佐々木蔵之介、幕末の蘭方医役で執筆

 

しかしながら、大切な家族を引き離されることへの恐怖感や悲しみは、理屈で割り切れるものではありません。太吉宅に押し入って家族を連れ帰ろうとする村人たちの姿は、自分勝手にも見えますが、その気持ちは痛いほど理解できます。

 

映画『幕末ヒポクラテスたち』の武士たち

 

幕末の医療時代劇、対立する二人の医者

 

ただ、その描写に関してですが、新選組の隊士達の来訪などと同様に、あまりにも、村人たちが感染症患者である家族を取り戻しにくる来襲が、あたかも一揆のようで、やや唐突感が有り過ぎはしましたね。

 

いろんな事件・エピソードなどが箇条書きの如く断片的にツギハギだらけのようにも感じる、やや雑な展開にも映る編集だったので、その点がやや惜しかったですね。

 

  ややグロテスクな描写もあるので要注意!

 

佐々木蔵之介、藤原季節ら登場人物の映画『幕末ヒポクラテスたち』場面写真

 

謎の男・弾蔵(柄本明さん)が処刑された死人から五臓六腑を解体して医術を志す者に臓器を提示するシーンは、ややグロテスクな描写だったので要注意!

笑うシーンだったと理解される向きもあったのかも知れないですが、私は笑うに笑えなかったです(汗)💦

 

柄本明演じる謎の侍「弾蔵」の表情

 

  漢方から蘭方の医術へ、更には世代交代という脚本の妙が輝る演出!

 

本作品が一体どこまで史実に即しているのか分かりませんが、長い医療の歴史の中で、無数の医者たちが少しずつ知識の研鑽を積み重ね、技術を磨いてきたことは疑いようはありません。

そして、それは、医術に限らず、あらゆる分野に共通することではないか。

アプローチは違っても同じ目標を持つ者たちが刺激し合い、切磋琢磨する姿は、静謐ながらも確かな美しさを持っていました。

 

幕末ヒポクラテスたち 蘭方医と漢方医

 

劇中で、太吉が新左の新しい世代の医術に自らの限界を突きつけられて逆ギレする場面は、冒頭の漢方医と蘭方医との立場が、次には世代交代という形で、見事に逆転した構図にもなっていて、脚本の妙が輝る演出でした。

 

  医師には、助ける命に、敵味方などない!

 

そしてまた、鳥羽・伏見の戦いだと思われるのですが、新選組隊士・林原(斉藤陽一郎さん)が怪我をした仲間たちと太吉の診療所に辿り着き、”他には?”と聞くと”橋の下の所に。両軍居る、助けてやってくれ!”との言葉を聴いた太吉が”成長したな!”と言い返すシーン。

これは、まさに【助ける命に、敵味方などないという医師の使命】を表現していたのでしょうね。

このシーンを盛り込みたいが為に、唐突に新選組を中盤に登場させたのかも知れないですね。

 

  京都府立医科大学創立150周年記念映画であることの痛し痒し。

 

なかなかの力作かもと感心していた矢先に、いきなり、現代の京都府立医科大学附属病院などを撮すなど、自動車免許センターの講習時の教材映画のような趣の紹介映像が流れていったのには、あまりにもそれまでの作品の雰囲気と乖離し過ぎていて蛇足にも感じざるを得なかったのですが、あくまでも本作品は、京都府立医科大学創立150周年記念事業の一環としての作品という性格上、致し方ないのかも知れないですが、あまりにも極端なくらいに、京都府立医科大学のPR映画的な編集の仕方であり過ぎて残念でなりませんでした。

 

この点は、大学のPR映画に成り下がらないように、あくまでも、さり気なくしていれば良かったのにと、かなり悔やまれましたね。

 

  私的評価:★★★☆(70点)。

 

いろんな事件・エピソードなどが箇条書きの如く断片的にツギハギだらけのようにも感じる、やや雑な展開にも映る編集だったので、その点がやや惜しかったですね。

 

少々地味な作品ながらも、同じ医療時代劇映画『雪の花ーともに在りてー』(2025年)よりかは面白味もあり良く出来た力作とも感じていたのに、最後の紹介される、あたかも京都府立医科大学のPR映画的なエンディングにはズッコケてしまいましたね。

 

ですので、それらのマイナス要因を差し引かせて頂いて、五ツ星評価的には、厳しい評価になりますが、★★★☆(70点)の評価くらいが相応しい作品かと思いました。

 

 

〇映画『幕末ヒポクラテスたち』本予告〈5月8日全国ロードショー〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

私の父親がまだ脳梗塞になって入院してしまう以前に、ミニシアターの京都シネマのシネマ会員の更新手続きをした際に付与されるデジタル招待券の使用有効期限が6月末日から8月31日までに延長されたので、先日の7月2日(木)に、私1人でクルマに乗って、京都・四条烏丸にある京都シネマで公開中の、京都拠点の人気劇団「ヨーロッパ企画」の主宰・上田誠さんの意外にも初監督となるデビュー作品『君は映画』を観に行って来ました。

 

つきましては、未だブログ記事化出来ていない劇場鑑賞済みの作品も多々残っている中、鑑賞順序は多少前後してしまいますが、先ずは、この『君は映画』の感想について、拙ブログに記録し、ご紹介させていただきたいと思います。

 

 

今年度の17本目の劇場鑑賞作品。

(今年度の京都シネマでの1本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

『君は映画』ヨーロッパ企画 上田誠初監督作品

 

「上田誠氏が満を持して初監督したデビュー作は下北沢青春ギミックコメディ映画。(26.7/2)」

 

ジャンル:SF/コメディ

製作年/国:2026年/日本

製作:トリウッド / ヨーロッパ企画

配給:TOHO NEXT / トリウッド

公式サイト:https://www.europe-kikaku.com/kimiei/

上映時間:68分

上映区分:一般(G)

劇場公開日:2026年6月19日(金)

 

【スタッフ】

エグゼクティブプロデューサー:大槻貴宏

プロデューサー:竹岡あかり / 方波見敦也 / こささりょうま

撮影:和田晋

照明:月岡知和

録音:桐山裕行

特殊造形美術:和田元

美術小道具:後藤円香

スタイリスト:飯田恵理子

ヘアメイク:升水彩香

音楽:青木慶則

主題歌:「Heisei Imokempi Ondo」Analogfish × moools

制作担当:青柳弘太

DIT:内山凌

助監督:藤原達昭

スチール:濱田英明

宣伝ビジュアル:東かほり

宣伝プロデューサー:平井万里子

ロケーション協力:グッドヘブンズ、三日月ロック、CHICAGO、SHIMOKITA COLLEGE

脚本・監督:上田誠

 

【キャスト(配役名)】

伊藤万理華(劇作家・マドカ) / 井之脇海(バンドマン・カズマ) / 藤谷理子(劇団員・シホ) / 金丸慎太郎(バンドマン・ミコシバ) / 前田旺志郎(劇団員・カンバヤシ) / 菊池日菜子(劇団員・ユウナ) / 金子鈴幸(バンドマン・タマル) / 三河悠冴(バンドマン・セノオ) / 今井隆文(半グレ・チンバラ) / 尾関高文【ザ・ギース】(刑事) / 高佐一慈【ザ・ギース】(刑事) / 石田剛太(グッドヘブンズのマスター) / 酒井善史(演劇ファン) / 土佐和成(三日月ロック店長) / 角田貴志(半グレ・ソネザキ) / 諏訪雅(下北沢トリウッドの受付・ヤマモト) / 永野宗典(作業員)

 

(以上、映画.comより引用抜粋。)

 

君は映画ポスター 上田誠監督 初監督作

 

【解説・あらすじ】

「サマータイムマシン・ブルース」「リバー、流れないでよ」など数々の話題作で映画脚本を手がけてきた劇団「ヨーロッパ企画」代表の上田誠が長編初監督を務め、下北沢にある実在のビル「シェルボ下北沢」を舞台に斬新なギミックで描いた青春コメディ。

「シェルボ下北沢」の2階にある映画館・トリウッド。下北沢の劇作家・マドカと三軒茶屋のバンドマン・カズマはそれぞれ映画を見に行くが、互いの出来事が映画としてスクリーンに映し出されるという、ありえない構造が生まれてしまう。そんな中、映画館の両隣の店「グッドヘブンズ」と「三日月ロック」で問題が発生。マドカとカズマはこの構造を利用しながら問題の解決に挑むが、互いの映画は影響し合い、事態は予想外の方向へと展開していく。

劇作家のマドカ役で「サマーフィルムにのって」の伊藤万理華、バンドマンのカズマ役で「ミュジコフィリア」の井之脇海がそれぞれ主演を務め、マドカが主宰する劇団の団員役で前田旺志郎と菊池日菜子、カズマのバンドのメンバー役で金子鈴幸と三河悠冴、「三日月ロック」に出入りする半グレ役で今井隆文、刑事コンビ役でお笑いコンビ「ザ・ギース」が共演。さらに、石田剛太、金丸慎太郎、藤谷理子らヨーロッパ企画のメンバーが個性的なキャラクターたちを演じる。

 

(以上、映画.comより引用抜粋。)

 

 

君は映画 ポスターと京都シネマ

 

 

概要 

 

ヨーロッパ企画の主宰・上田誠さんが脚本を書いてきた、映画『サマータイムマシン・ブルース』では【Back To The 昨日】、映画『ドロステのはてで僕ら』では【Back To The ちょっと未来】、そして、映画『リバー、流れないでよ』では【Time loop For 2分間】といった時空のねじれや歪みを描き、特定の場所や土地の一角で同じようなギミック(仕掛け)を物語の中心に据えた作劇に定評があることから、今作でも、下北沢の映画館トリウッドと、そのトリウッドが入居するテナントビルのシェルボ下北沢の一角で巻き起こる、映画同士が混線してしまうといった【シネマチックマルチバースな世界線】のお話でした。

 

伊藤万理華と井之脇海、映画『君は映画』の受付

 

下北沢で演劇作家をしているマドカ(伊藤万理華さん)が根城にしているトリウッドの左隣のダイニングバー「グッドヘブンズ」の店長に薦められて、トリウッドで上映中のB級映画「三軒茶屋エスケープ」を観に行く。

 

映画『君は映画』の登場人物たち

 

伊藤万理華が雑誌を読む『君は映画』

 

その一方で、三軒茶屋でバンド活動をしているバンドマンのカズマ(井之脇海さん)が活動終わりに飲みに行くトリウッドの右隣の焼き鳥屋「三日月ロック」の店長に薦められて、トリウッドで上映中のB級映画「下北沢エクソダス」を観に行くと・・・。

 

といった具合に始まるイントロダクションの映画でした。

 

若者たちが居酒屋で談笑する様子

 

井之脇海、『君は映画』、青春コメディ

 

発想自体が面白いドタバタコメディ。 

 

お互いの映画を観るという状態で、双方が劇場にいるとスクリーン越しの相手と会話まで出来るというパラドックスな仕掛けのコメディで、映画のチラシや更にはパンフレットまでを駆使して、その先のあらすじの概要まで分かってしまうという中で巻き起こるドタバタが面白く、設定とその使い方が実にお見事でした!

 

映画『君は映画』のシーン、劇場でスマホを見る青年

 

ただ、劇団員の謝罪から後の至極SFチックすぎる流れは、いささかドタバタ感が過ぎていましたし、そこまで行くとストーリー自体があまりにも突飛過ぎて、何でも有りが過ぎすぎていると言うか、映画同士が混線しシンクロしてしまうマルチバースなだけでも充分に有り得ない設定なのに、何もそれ以上そんなにも変わったドタバタ設定を重ねなくても良かったのではとも思えました!

 

映画『君は映画』を観る二人の女性

 

とは言え、無駄に長く話しを引っ張らずに、尺も68分と案外短くて、アイデア勝負で勢いのみで突っ走ってくれた点は良かったですし、生憎と爆笑までには至りませんでしたが、なかなか面白かったですね!

 

映画『君は映画』、劇場で観る二人の姿

 

最後は、出来れば第四の壁を突破して欲しかったですね(汗)💦 

 

また、最後に、あえて欲を言えば、ラストには、MARVEL映画『デッドプール』のように、第四の壁を突破して、実際に映画を観に来ている観客に対しても、出演者たちがスクリーン越しに直接語りかけてくるような仕掛けがあれば、尚のこと面白かっただろうにと少々惜しまれましたね。

 

上映中に、私も、いつ自分にも語りかけてくるのかと、その機会を、今か今かと待ち構えいましたからね(汗)💦

 

君は映画:伊藤万理華と井之脇海

 

 

私的評価:★★★★(80点)。 

 

B級映画テイストながら、今回も上田誠さんによる、特定の或る一角にギミック(仕掛け)を施した脚本はお手のもので本当にお見事でした。

初監督作品としても、アイデア勝負でカメラワークなどもよく練られた作品かと思いました。

 

映画『君は映画』の二人の男性

 

しかしながら、先読み不能な展開の作品ながら、あまりにも何でも有りが過ぎた点はいささか度が過ぎすぎたドタバタ劇になってしまった感もあり、その点は勿体なかったかも知れないですね。

 

また、前述した通り、最後には第四の壁を突破して、実際に観に来ている観客にスクリーン越しに語りかけてくるようなギミック(仕掛け)も用意されていたら尚のこと面白かったのにと悔やまれましたね。

 

映画『君は映画』で伊藤万理華と井之脇海

 

私的な評価と致しましては、発想自体だけでも充分面白いのですが、何やら今作では、特に演劇的な手法を盛り込んだためなのか、ドタバタ劇に終始したような感じもしないでもなかったので、それが良い面でも悪い面にも作用し、B級映画テイストを拭えないようにも思えましたので、五ツ星評価的には★★★★(80点)くらいの評価が相応しい作品かと思いました。

 

 

▲『サマータイムマシン・ブルース』(2005年)

 

 

▲『ドロステのはてで僕ら』(2020年)

 

 

▲『リバー、流れないでよ』(2023年)

 

 

〇【本予告】映画『君は映画』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。