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HALUの映画鑑賞ライフのBlog

~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

新年明けましておめでとうございます。

 

新年のご挨拶が暫し遅れましたが、申し訳ございません。

今年は、御神酒で特に体調不良があったという訳でもなく、単に、正月早々に、PCに向かっていながら寝落ちしてしまっていました次第です。

 

元旦は、幸いにして母親の体調も良かったので、クルマに乗って、氏神様が奉ってある神社まで初詣の参拝に行って来ましたが、「平成最後」の元旦という事からなのか、珍しいことに、例年になく凄い参拝客の人出で、参拝するのに鳥居の近くまで行列を成しているほどでした。

 

 

その後、今年に、姪っ子が大学受験ですので、希望の大学に合格するようにと、<勝負の神様>としても有名な京都市山科区の毘沙門堂門跡まで、足を伸ばして参拝に行って来ました。

ここも、凄い参拝客の人出で、この毘沙門堂門跡については、実際に参拝出来るまで、いったい何時間必要か分からないくらいの行列でしたので、結局、姪っ子の為に、受験や勝負運に利くと言われている、「勝ち御守り」を購入して帰宅しました。

 

 

 

 

私事ですが、一昨年に、実弟が離婚して以降、実家に出戻り居候しており、その上、玄関先をバイクのヘルメットなどの荷物置き場にしたりしているために、玄関をお正月らしい花飾りで彩ることも出来ない状態で、また、取り寄せている高価なおせち料理も、母親からも、「恥ずかしいから写真に撮らんといて!」と怒られてしまっていますので、お正月らしい画像はコレと言って載せられませんので、この20世紀フォックス映画社のロゴを真似た、新年のイラスト画像などで我慢して下されば幸いです。

 

 

 

それにしても、2018年の、平成最後の大晦日の第69回紅白歌合戦は、「神回」ともいうべきなくらいに特にラストが凄かったですね!

 

 

最後に歌った、あのサザンオールスターズの桑田佳祐さんが、あのユーミンと「勝手にシンドバット」でデュエットをして、ユーミンが腰を振りながら踊り歌ってるのを観ていると、本当にお祭り騒ぎで、紅白歌合戦を観続けていて良かったと思わせられましたね。

 

 

平成から改まる新元号は4月1日発表と閣議決定され、今年は、いよいよ新時代の幕開けですが、今年こそは、自然災害などの少ない年になって欲しいですね。

 

拙いブログですが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

今年の1本目は、無線Wi-FiによるAmazonPrimeのfireTVstickを活用し、お試しとして、先ずは、TVモニターで、家族揃って邦画『ミックス。』(2017年)を無料視聴。

 

2017年に劇場鑑賞に行ったものの、たしか未だにブログ記事化出来ていなかった作品だと思うので、今更ながらですが、またブログ記事化したいと思います。

 

 

 

 

※尚、<私的2018年映画ベスト10>&トホホ3は、以下の通りです。

 

 

 

 

※尚、今回は、コメント欄は閉じさせて頂きますね。

もしも、コメントなどがございましたらば、先ずは、昨年の大晦日の「2018年に劇場鑑賞した映画一覧&私的2018年映画ベスト10」の記事にもお目をお通し下さり、そちらの方へコメントをお寄せ下されば幸甚に存じます。

 

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今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。

私の拙い映画鑑賞ブログに、今年もお越し下さり、どうも有り難うございました。

 

今年は、皆様方にとりましては、一体どんな1年だったでしょうか?

平成最後の大晦日に、今年も恒例の劇場鑑賞した映画の一覧と私的映画ベスト10を発表させて頂きます。

 

今年の私にとっての1年は、ことブログに関しましては、基本、映画鑑賞ブログとしていながらも、個々の観賞作品についてのブログ記事が疎かになってしまい、特に、新作映画の感想については、タイムリーに、その時季に掲載することが出来ずに、皆様方の期待を裏切ることにもなったことかと思い、かなり反省しております。

 

ですので、つきましては、明日からの来年の1月より、今年度、ご紹介漏れのあった観賞作品や個々の感想をブログ記事としてアップ出来ていない作品を中心に、再度、DVDで再鑑賞するなりして、ブログ記事にアップしていくことを目標にして臨みたいとも思っております。

 

そういうことですので、まだブログ記事化出来ていない新作映画に関しては、掲載するにも、どうしても時季外れになり、誠に申し訳ありませんが、どうか宜しくお願い申し上げます。

 

ここ数年、2015年度:計69本⇒2016年度:計71本⇒2017年度:計81本と徐々に増加傾向に推移していた劇場鑑賞本数ですが、それも仲良くしてくれていた彼女と一緒に映画を1日に2本ハシゴ鑑賞したりと絶大な協力のお蔭だった訳ですが、今年の春4月になってから、その彼女も、業務の都合で忙しくて、私の相手もしてられない状況になってしまいそれ以降、お付き合いの方もそのまま自然消滅してしまったのもあり、そういった要因から、結果的には、今年は、新作映画のみでも計69本の劇場鑑賞本数となり、昨年度より計12本も少なくなってしまいました。

 

また、私の場合には、映画を単なる趣味の一種ではなく、心療内科の主治医と相談のもとに、パニック障碍など心の病を緩和させる為の、行動療法の治療目的の一環たる、言うなれば「映画鑑賞療法」として模索するべく、週1本以上コンスタントに劇場鑑賞出来る様に心掛けていますが、その効果からか、今のところは病気もほぼ寛解状態ではあります。

ただ、公共交通機関に独りきりで乗車するのが精神的に不安感を伴い、しんどくなるので、クルマでの移動。即ち、駐車場完備の映画館にしかなかなか鑑賞に行けない状況にあるため、自ずから不便を強いている状況です。

ですので、現在は年老いた父親に同伴してもらうことにより、一応頑張って劇場鑑賞出来てはおりますが、父親も傘寿を過ぎた高齢者ですので、早く、心の病を克服し、独り立ちのうえ、社会復帰の足掛かりが出来ればと願うばかりです。

 

で、今年も大晦日恒例の、劇場鑑賞した映画のまとめ!です。

 

※ 今年(2018年度)ベスト10のランキング以外に、特に、コレは、感動した!良かった!面白かったよ!という作品にはタイトル名には青く色付けしています

 

また、昨年度(2017年度)公開作品の中で面白かった作品には、緑色に色付けしています。

 

そして、コレは、かなりイマイチだった、<トホホな映画>については、赤色で色付けしていますので、私からは、特にお薦め致しません(汗)。

 

1月(9本+※1本)

1:キングスマン・ゴールデンサークル(2D字幕)

2:新感染 ファイナル・エキスプレス(2D字幕)

3:悪と仮面のルール

4:劇場版マジンガーZ/INFINITY(4DX2D)

5:嘘を愛する女

6:パディントン2(2D字幕)

7:女神の見えざる手(2D字幕)

8:ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2D字幕)

9:祈りの幕が下りる時

※:ゴッホ最期の手紙(2D吹替)※2回目鑑賞

 

2月(8本)

10:スリー・ビルボード(2D字幕)

11:羊の木

12:マンハント(2D字幕)

13:今夜ロマンス劇場で

14:デトロイト(2D字幕)

15:ぼくの名前はズッキーニ(2D吹替)

16:グレイテスト・ショーマン(2D字幕・ATMOS・ULTIRA)

17:勝手にふるえてろ

 

3月(6本)

18:シェイプ・オブ・ウォーター(2D字幕)

19:ブラックパンサー(2D字幕)

20:リメンバー・ミー(2D吹替・ATMOS・ULTIRA)

21:しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2D字幕)

22:ボス・ベイビー(2D吹替)

23:レッド・スパロー(2D字幕)

 

4月(3本)

24:ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男(2D字幕)

25:パシフィック・リム:アップライジング(2D字幕)

26:レディ・プレイヤー1(2D字幕)

 

5月(6本)

27:アベンジャーズ/インフィニティウォー(2D字幕)

28:アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2D字幕)

29:いぬやしき

30:のみとり侍

31:犬ヶ島(2D字幕)

32:ワンダー/君は太陽<2D字幕・試写会>

 

6月(4本)

33:デッドプール2(2D字幕・IMAX)

34:Vision(※舞台挨拶付き上映)

35:万引き家族

36:ニンジャバットマン(2D吹替・ATMOS・ULTIRA)

 

7月(6本+※1本)

37:ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー(2D字幕・ATMOS・ULTIRA)

38:ブリグズビー・ベア(2D字幕)

39:セラヴィ!(2D字幕)

40:ゆれる人魚(2D字幕)

41:カメラを止めるな!

42:バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2D字幕)

※:カメラを止めるな!(※2回目鑑賞)

 

8月(2本+※1本)

43:ミッション・インポッシブル/フォールアウト(2D字幕)

44:インクレディブル・ファミリー(2D吹替)

※:カメラを止めるな!(3回目鑑賞)

 

9月(5本)

45:アントマン&ワスプ(2D字幕)

46:オーシャンズ8(2D字幕)

47:ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2D字幕)

48:SUNNY 強い気持ち強い愛

49::500ページの夢の束

 

10月(7本+※1本)

50:散り椿

51:教誨師

52:L&J ケネディの意志を継いだ男

53::負け犬の美学

※:ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(※2回目鑑賞)

54:太陽の塔

55:エンジェル、見えない恋人(2D字幕)

56:人魚の眠る家<試写会>

 

11月(6本)

57:ヴェノム(2D字幕)

58:マイ・プレシャス・リスト(2D字幕)

59:華氏119(2D字幕)

60:ボヘミアン・ラプソディ(2D字幕・ATMOS・ULTIRA)

61:サムライせんせい

62:エリック・クラプトン~12小節の人生~(2D字幕)

 

12月(7本)

63:ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生(2D字幕・ATMOS・ULTIRA)

64:セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!(2D字幕)

65:アリー/スター誕生<2D字幕・試写会>

66:ピッチパーフェクト・ラストステージ(2D字幕)

67:斬、

68:パッドマン 5億人の女性を救った男(2D字幕)

69:シュガーラッシュ:オンライン(2D吹替)

 

といった具合に、今年度の劇場鑑賞作品である計69本中から(昨年度・2017年公開の作品を除いた)、新作映画31本を良かった作品としてリストアップしています。

 

個人的には、韓国のゾンビ映画『新感染 ファイナル・エキスプレス』。そして、以前仲良くしていただいていた映画ブロガーの、ジョジーさんがお薦めされていた、昨年度(2017年度)公開で、京都・出町座さんでセカンド上映して下さっていた、ジェシカ・チャスティン主演の『女神の見えざる手』、『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』も、評判通りにもの凄く面白い映画でした。

 

そして、「ゴッホ展」の美術鑑賞に臨むに際して、昨年から2回目鑑賞をした、アニメ映画『ゴッホ最期の手紙』も、凄く良かったですね。

 

<私的2018年映画ベスト10>

 

老舗映画雑誌のキネマ旬報だとか、所謂、映画通な御方々によるランキングは知らないですが、この上記の鑑賞リストに青く色付けさせていただき、今回、ピックアップした新作映画31作品の中から、更に、あくまでも私見による独断と偏見から、2018年度ベスト10として、10作品。と、そして、+αとして5作品を加えてランキングしたのが、以下の私のTwitterのツイートの通りです。

 

※尚、Twitterのツイートの方は、「計67作品」となっていますが、正しくは「計69作品」中です。

 

 

私的には、洋画は、断トツで、今年一番だったのは、現在も、社会現象的にリピーターが続出している、伝説のバンド・Queenのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』に尽きましたね♫

 

 

 

また、社会現象を起こすほどではなかったのですが、映画ファンの間で静かなブームを起こしていた、『ブリグズビー・ベア』も心温まる映画で良かったです。

 

 

 

邦画では、夏前以降から、当初は首都圏の3館での単館上映のみだったのが、TwitterやInstagramなどSNSを活用したクチコミ効果で、全国に「ネタバレは出来ないけど、絶対観るべし!」とのウワサが、有名人、著名人をはじめ多くの人達の間で大反響を呼び、それが波及して、ENBUゼミナールに、大手配給会社アスミック・エースと提携する運びとなり、ここ関西圏でも、当初は、京都府のイオンシネマ京都桂川のたった1館でしか上映館がなかったのが、これこそ本当に<感染者>と呼ばれる何回も鑑賞に行くリピーターを生じさせる<カメ止め>現象という社会現象を引き起こした、滋賀県長浜市木之本町が生んだ、上田慎一郎監督による、低予算インディーズ系映画『カメラを止めるな!』が、「サイコーかよッ!!」!ってなくらいに面白いコメディ映画でした!

 

私の場合もそんな感染者の1人で、軽度感染ですが3回もリピート鑑賞してしまいました。

 

 

 

 

 

映画雑誌「映画秘宝」流に言うと、イマイチなという意味合いである、

<トホホな映画>は上記の鑑賞リストに赤色で色付けさせて頂きましたので、呉々も、地雷を踏まない様にお気を付け下さいね。

 


来年度は、「折角、Amazonプライム会員なのでしたらば、Amazonプライムビデオの無料の映画の配信ソフトを活用してみてはどうですか?」といった、仲良くしていただいている映画ブロガーの、めえめえさんからのご進言もあり、TVモニター用のfireTVstickのリモコンセットも新規に購入しましたので、これで、観逃した映画も、デジタル配信で視聴することも可能になるかと思いますので、是非ともこちらの機器の方も、活用していきたいとも思います。

 

 

ですが、とは言え、そもそもは、私の場合の映画鑑賞は、あくまでも、パニック障碍などの心の病を治療する事を本来の目的とした<行動療法>の一環たる、「映画鑑賞療法」を主たる目的としていますので、引き続き、劇場鑑賞は続けて行こうかと思ってはいます。

 

それに伴って、備忘録的に続けている映画鑑賞ブログながらも、ちゃんと備忘録としても機能する事が成り得ていない有り様ですが、映画を今後も観続けて行く限りは、私のこのブログも少しでも長く続けられればいいなぁとは思っています。

 

本当に言葉のボキャブラリーも乏しくて、時には、他の人のブログ記事などの文脈も若干参考にさせて頂きながら、どうにかこうにか書き続けているといった実に稚拙なブログではありますが、是非、来年も仲良くしていただき、お目をお通し下さったり、時に「いいね!」やコメントなどを下さったりした読者の皆さん。今年もどうも有り難うございました。

 

今年は「災害」の多い年でしたが、この「平成」から新元号に改まる、来年こそは「福」が多く来る年でありますようにと衷心より祈念致しております。

 

皆様方、どうかよいお年をお迎えくださいませ(^^)v

 

 

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今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。

映画の題材が、インドで、生理用の紙製ナプキンの普及に努めた男の実話ということで、男性の私からは、ちょっとした苦手意識というか、観るのに、やや抵抗のあった本作ですが、仲良くして下さっている、映画ブロガーの、めえめえさんからのお薦め作品との後押しもあり、今回、変な偏見は捨てて、TOHOシネマズ二条にて、昨日の朝イチの午前8時30分からの上映回に本作の鑑賞に行って来ましたが、率直な感想として、予想を遥かに凌ぐほど、すごく面白くまた感動作でしたので、取り急ぎ、この作品についてご紹介したいと思います。

 

 

「現代の偉人・信念の人パッドマン(18.12/28・字幕)」

ジャンル:人間ドラマ

原題:PADMAN

製作年/国:2018年/インド

配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

公式サイト:http://www.padman.jp/site/

上映時間:137分

公開日:2018年12月7日(金)

監督:R・バールキ

キャスト:

アクシャイ・クマール、ソーナム・カプール、ラーディカー・アープテー、アミターブ・バッチャン

 

 

 

【解説】

現代のインドで、安全で安価な生理用品の普及に奔走した男の実話を映画化したヒューマンドラマ。

インドの小さな村で最愛の妻と新婚生活を送るラクシュミは、貧しくて生理用品が買えず不衛生な布を使用している妻のため、清潔で安価なナプキンを手作りすることに。

生理用品の研究とリサーチに明け暮れるラクシュミは、村人たちから奇異な目を向けられ、数々の誤解や困難に直面する。

そんな彼の熱意に賛同した女性パリーの協力もあり、ついに低コストで大量生産できる製造機の発明に成功。

農村の女性たちに、ナプキンだけでなく、その製造機を使って働く機械も与えようと奮闘するラクシュミだったが……。

主演は「チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ」のアクシャイ・クマール。共演に「ミルカ」のソーナム・カプール。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

お話しの流れ的には、

インド北部の地方の小さな村。

ラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、新妻を迎えていました。

妻ガヤトリ(ラーディカー・アープテー)は、ラクシュミの母と妹2人に温かく迎えられ、ラクシュミを家長として新しい生活が始まっていたのでした。

何でも修理する工場で機械工として働いているラクシュミは機械いじりが大の得意。タマネギを切って泣いている妻の姿を見て、自動タマネギ裁断機を作るような心優しい夫でした。

 

 

 

或る日、家族団らんの食事中に慌てて部屋を出て行く妻を追いかけようとしたラクシュミは、「これは女の問題。あなたは見て見ぬ振りをしてたらいいのですからね。」と、母と妹に止められる。この村では、生理は穢れたものとされて、その間のおよそ五日間は生理中の女性は部屋を出てベランダでの生活を強いられるのでした。

 

 

ラクシュミは度々ベランダに往き来し妻と一緒にいようとしていたのでしたが、その際に、妻が干していた生理用の汚れた布に驚かされたのでした。

「こんな汚い物を使っていたら病気になる。」と思い立ち、直ぐに薬局に生理用ナプキンを買いに行くと、55ルピーもするインドの一般庶民にはかなりの高額なものなのでした。

(およそ、インドでのお米1㎏の相場の約7倍、コーヒー1杯のなんと約5倍以上に相当する価格なのでした。)

それでも買って帰ったラクシュミでしたが、喜び勇んで一旦は手にした妻のガヤトリでしたが、その値段を聞き卒倒するのでした。

「そんな高価な物、返品してきて!お義母さまにも怒られる!」

しかし、薬局で返品も断られ、ポケットに生理用ナプキンを突っ込み職場に向かったラクシュミ。

ちょうどその時、機械工仲間が機械に挟まれて大流血の騒ぎが起きていた。

早く止血しないとと、咄嗟にナプキンを使って止血して病院へと運んだのでした。

しかし、当の怪我人も職場仲間も「なんて不浄な物で止血したんだ!」と責め立てたのでしたが、医者のみはこの措置を絶賛。

「もしも違う不潔な布であったら、そこからバイ菌が入り、腕は切断することになったかもしれない」。更に医者は続けてこう言ったのでした。「ここでは女性が汚い布を生理用に使っていて、病気になることも多いんだ。」と。

 

 

やはり、愛する妻の身体の為には綺麗な生理用ナプキンを使って欲しい。しかし、高くて手が出ない。

「そうだ!それならば自分で作ればいいんだ!」と。

 

こうして、ラクシュミの挑戦が始まったのでした。

 

と言ったイントロダクションの映画でした。

 

 

率直な感想としましては、

予想以上に面白く、私が今年観た計66本の新作映画の中、(昨年公開分は除き)ベスト10にランキング入りするか否かなくらいの感動作でしたし、本当に面白い悪戦苦闘の半生記を描いた作品でした。

 

映画ブロガーの、めえめえさん。今回もお薦め頂き、私の本作の劇場鑑賞の後押しをして下さり本当に有り難うございました。

今回、観に行って良かったです。

 

 

先ず、最も感心すべき点は、たとえ実話ベースとは言えども、邦題の副題からおおよその展開は想像できてしまうかも知れません。が、実際には、そんな生半可で良くありがちなサクセスストーリーではない上に、また、女性用の生理用の紙製ナプキンの普及という苦労話を、おそらく、日本であっても、映画ではなかなか取り扱いにくい題材を真正面から捉えながらも、ちゃんとエンタテインメントとして成立する作品に仕上げているところが実に見事でしたね。

 

 

正直、男性の私からすると、テレビに流れる生理用ナプキンのCMでさえも、家族団らんのお食事時やゴールデンタイムに放映されると、気恥ずかしさもあるくらいで、逆に、こういったCMの放送時間もテレビ局サイドでも配慮して欲しいと思うくらいでしたので、これは本当に驚かされました。

 

 

次に、感心したのは、生理用の紙製ナプキンの普及に尽力した主人公が男性だという点です。

しかも、古い伝統が色濃く残り、宗教的な戒律が厳しいインドでは、つい最近の21世紀になった2001年が舞台であるにも拘わらず、あまりにも前近代的な慣習から、生理を「穢れたもの・不浄な物」と見做して、生理中の期間のおよそ五日間は家の外のベランダでの生活を強いられるという実に非科学的な風習にはとても驚かされました。

 

 

ですから、更にそこに主人公の男性が分け入って積極的に尽力して発明をし、事業を興して、意識改革をしていき、生理用の紙製ナプキンの普及をしていったというのが、本当に驚きでしたね。

 

▲アニメ化や小泉今日子さん主演で映画化もされた『生徒諸君!』。

 

因みに、私も、その昔々に、同級生から借りて読んだ、当時人気を博していた少女漫画『生徒諸君!』を読んだ際に、大阪から転校してきた少年・沖田というキャラクターが主人公の少女・北城尚子(通称:ナッキー)に向かって、「女は生理っちゅうもんがあるから穢れてるんや!」といった女性蔑視・偏見のような内容の台詞があり、この生理を穢れと見做す定義がいまいち理解出来ずに、首を傾げていましたが、同様に、この映画の主人公のラクシュミの気持ちや純粋な生理に対する疑問も分かるのですが、それでも彼の一途なくらいのバイタリティ、不屈の精神には圧倒されていまうばかりでした。

 

 

では、果たして、今回のケースにて、ラクシュミのこの不断の努力のモチベーションとなったものはいったい何なのか?

単純に考えますと、一途な妻に対する愛情の為か、それとも金儲けになるからか、のどちらかと思ってしまいます。

しかし、肝心の妻のガヤトリの方は、古くからの女性の生理の風習や世間体、恥の文化などから、ラクシュミのこの行動をすごく嫌がっていましたし、また、金儲けを目論んでいたのではないという事は後半の展開で解るので、誰もが不思議に思うところではないでしょうか。

 

 

それは、実は、当初は、単純に、妻の身体の為を気遣っての一途な気持ちが契機だったのだとは思いますが、それが周囲から可哀想なくらいに異常者・変態扱いされ、自尊心は傷付きしていく中、やがて発明意欲からの使命感が宿りするうちに、達成せざるを得ない心境に到達したから他ならないかとも思われました。

 

 

 

今回の主人公は、実話でも、発明家ではありますが、決して、生理用の紙製ナプキン自体やその自動製造機を新規に発明したわけではありません。

既存の生理用ナプキンを安価に製造できるように機械を簡易型の手動製造機に作り替えたに過ぎないのであって、それ自体は、特許出願の中でも、特許というよりも、おそらく実用新案レベルだとは思います。

 

しかし、彼が素晴らしい発明家なのは、その簡易型の手動製造機を使って女性達にこの仕事を広めて、雇用の創出と生理用ナプキンの普及を図ったことではないでしょうか。

 

 

 

おそらくこのビジネスモデルは、女性の生理用の紙製のナプキンの需要がなくならない限り、かなり理想的なものかという気がしました。

 

ラクシュミは決して金儲けをしたかったわけではないのです。

なぜならば金持ちになっても喜ぶのは自分だけ。製品である生理用の紙製ナプキン自体の価値を抑えて、多くの女性達を喜ばせたい。

その発想こそまさに博愛主義にも基づいた人間愛だと思いましたし、尊敬に値する発明だと言えるかと思いました。

 

 

しかし、このビジネスモデルの確立に到達するまでには、ラクシュミの草の根運動を支援してくれた、都会の女子大生パリー(ソーナム・カブール)という女性の存在が大きかったでしょうね。

幾ら男性が生理用ナプキンの普及を説いて発明した安価なナプキンを、自ら一般女性の人たちに販売するのは違和感もありますし、至難の業でもあります。

それならば、彼が作った商品である生理用ナプキンをいったいどうやって使って貰うのが最適なのかが大きな問題だったのでしたが、女性の生理現象は女性同士のクチコミにより、普及を図るという作戦で成功を収めるのでした。

この草の根運動を企図したのも女子大生のパリーとの出会いのお蔭でした。

 

信念の人ラクシュミは、挑戦と失敗の繰り返しの中、ロビンではなく<パリー(妖精)>と出会うことにより、<現代の偉人・パッドマン>となっていくのでした。

 

 

前半部分は、妻への一途な思いに駆られての発明意欲だったのですが、あまりにも可哀想なくらいにラクシュミを異常者・変態扱いする村人たちでしたので、いくら古くからの風習などを理由としているとは言え、その苦労話には本当に涙してしまうレベルでした。

 

 

日本のドラマで例えて言えば、その昔の人気作家・花登筐さん原作の「細うで繁盛記」や「あかんたれ」など、最近で言えば橋田壽賀子さん脚本の「渡る世間は鬼ばかり」で徹底的に苛められながら耐えている主人公の姿を見るかの様で、今作の主人公のラクシュミも純粋な気持ちで発明に取り組んでいるが故に、余計に可哀想過ぎました。

また思い遣っているはずの当の妻のガヤトリ自身が、ラクシュミによる自作の生理用ナプキンを嫌がっていたのもあり、本当に気の毒もこの上なかったでした。

 

 

そして後半からは、都会の女子大生パリーという女性との関係が中心で肝心の愛妻の姿は全くなかったので、もしやこの2人は?と、予想外の展開にラブロマンス的な要素から胸も熱くなりましたが、でも、ラクシュミは何故自分がこの生理用の紙製ナプキンを安価に開発しようとしたのか、当初の気持ちを忘れていなかったのでした。

 

最後に、ニューヨークの国連本部に招聘されての演説。

通訳を介さずに単語を並べたような辿々しいスピーチ。

彼の人柄が分かる面白くて説得力のある内容でしたので、熱意があればちゃんと伝わりますし、伝われば良いのでした。

 

この全く体裁に構わずに通訳を介さずにスピーチをした辺り、世間体や風習や体裁ばかりを重んじる、このインドの地方の村人たちと、それに反して、純粋な気持ちで生理用ナプキンの簡易型の手動製造機の発明に取り組んだラクシュミの考えとうまく呼応するようで面白かったですね。

 

 

最後に感心した点をひとつ挙げるとすると、

ラクシュミの草の根運動の良き理解者であり積極的に支援をした、都会の女子大生パリーという女性が、ラストでラクシュミに対してとった行動は、相手を思い遣っての本物の愛情だと思われ感心しました。

愛するということは決して相手を独占するばかりでなく、利害に関係なくおもんぱかってあげられることでしょうから。

 

でも映画冒頭に「事実を基にしているが、脚色を加えている」との説明字幕がありましたので、ここは事実とは異なるのかも知れませんが、あくまでも映画の劇中のお話しと言う事では、ラクシュミの将来を思うばかりに、彼女の取る行動も素晴らしいとも思いましたね。

 

作品中、冒頭から、インド製のボリウッド映画なので、お馴染みの歌詞付きのインドの音楽シーンは流れはしますが、ダンスの場面は案外数少なかったです。

 

途中、「INTERMISSION(途中休憩の意)」の文字が入りますが、日本語字幕では「引き続きご覧下さい。」であり、途中休憩もなかったので、本来の上映時間は137分ではなく、もっと長尺であり、編集でダンスシーン等を大幅に削ったのかも知れないですね。

 

エンドロールに入った辺りで、主人公ラクシュミ役の御本人であるアルナーチャラム・ムルガナンダム氏の姿が流れますが、やはり笑顔がない硬い表情でしたね(汗)。

 

▲アルナーチャラム・ムルガナンダム氏御本人と、生理用ナプキンの簡易型の手動製造機。

 

一度は妻を愛するが故に何もかも失った夫。

あんなにも愛された奥様は、なんて幸せなのでしょうね。

 

 

それにしても、都会の女子大生パリーという女性役を演じたソーナム・カブールは、以前、インドのスポーツ映画『ミルカ』(2013年)にも出演され、その美貌を披露されていましたが、今作でも本当にお綺麗でしたね。


 

私的な評価と致しましては、

予想以上に面白くて、また感動作でしたので、私が今年劇場鑑賞した新作映画66本の中、(昨年公開分は除き)、私のベスト10ランキング入りに滑り込むか否か微妙なくらいに面白い映画でしたので、五つ星評価的には、ほぼ満点評価の四つ星半評価の★★★★☆(90点)くらいの評価でも相応しい作品かと思いました次第です。

 

▲またパンフレットも、案外コンパクトな大きさながら、インドの社会情勢や宗教・経済事情をはじめ生理用ナプキン事情に関する解説やコラムなども、実に充実した内容にもなっていますので、劇場鑑賞されたらば劇場パンフレット(定価667円+税)も購入した方が宜しいかと思います。

 

 

●映画『パッドマン 5億人の女性を救った男』予告編

 

 

 

 

【最近のボリウッド映画のヒット作品】

 

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今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。