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~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

今年の映画初めとして、1月9日(木)に、大人のラブ・コメディ映画の本作をTOHOシネマズ二条まで独りで鑑賞に行き、初笑いしてきました。

 

 

「男女逆転のシンデレラ・ストーリー(20.1/9・2D字幕)」

ジャンル:ラブ・ストーリー

原題:LONG SHOT

製作年/国:2019年/アメリカ

配給:ポニーキャニオン

公式サイト:http://longshot-movie.jp/

上映時間:125分

上映区分:PG12

公開日:2020年1月9日(金)

監督:ジョナサン・レビン

キャスト:

シャーリーズ・セロン、セス・ローゲン、オシェア・ジャクソン・Jr.、アンディ・サーキス、ジューン・ダイアン・ラファエル、ラビ・パテル、ボブ・オデンカーク、アレクサンダー・スカルスガルド、アビバ・モンジッロ、ブラクストン・ハーダ ほか

 

 

【解説】

才色兼備の国務長官とうだつのあがらないジャーナリストとの恋愛をシニカルに描いた、シャーリーズ・セロンとセス・ローゲン主演のラブコメディ。

アメリカの国務長官として活躍するシャーロット・フィールドは目前に控えた大統領選の選挙スピーチ原稿作りをジャーナリストのフレッドに依頼する。

常に世間から注目され、脚光を浴びるシャーロットと行動をともにするうちに、彼女が高嶺の花であることがわかっていながらフレッドは恋に落ちてしまう。

しかし、この恋にはクリアしなければいけないさまざまな高いハードルが待ち受けていた。

シャーロット役をセロン、フレッド役をローゲンがそれぞれ演じるほか、オシェア・ジャクソン・Jr.、アンディ・サーキス、アレクサンダー・スカルスガルドらが脇を固める。

監督は、ローゲンとは「50/50 フィフティ・フィフティ」でもタッグを組んだジョナサン・レビン。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

率直な感想としましては、

大人のロマンティックコメディ映画でしたが、下ネタ全開で少々私でもドン引きしそうなくらいの内容でしたが、かなり笑えました。

また、アメリカでは民主党支持者受けする映画っぽい政治ネタが多い内容でもありました。

思いの外、カメオ出演というか堂々と友情出演していたボーイズⅡメンをはじめ映画音楽の選曲センスが実に良くて、CDやデジタル配信ともに、サントラ盤(OST)の発売がないのが本当に惜しいくらいでした。

 

〇Boyz Ⅱ Men:「Motownphilly」

 

 

 

 

因みに、この”LONG SHOT”とは、遠くにある的を射るのはなかなか難しい事から転じて、「見込みがない」だとか、或いは、政治的表現では、この候補者は「泡沫候補」だとかいう意味合いの使い方をする言い回しだそうです。

ハッピーエンドで、大人のロマコメ映画としてある程度年齢を重ねたカップルが観るにも最適な作品かも知れないですが、ただ品の無い、なかなか凄い下ネタが全開でしたので、お上品なカップルや親子鑑賞には不向きかも知れないのでご注意下さい。

 

▲『アメリカン・プレジデント』(1995年)。本作の元ネタ映画かも?

 

映画の設定的には、ロブ・ライナー監督による、アメリカ大統領役のマイケル・ダグラスと環境問題ロビイスト役のアネット・ベニングのラブ・ストーリー映画『アメリカン・プレジデント』(1995年)の男女逆転版的な映画で、これまでありそうでなかった設定の映画です。

 

女性の方が男性よりも社会的地位が上という映画は、オードリー・ヘプバーン&グレゴリー・ペックの名作『ローマの休日』(1953年)など数作はありはしましたが、その多くは『マイ・フェア・レディ』(1964年)然り、その現代版的な作品の、リチャード・ギア&ジュリア・ロバーツの『プリティ・ウーマン』(1990年)など、男性優位のシンデレラ的なラブ・ストーリーの方が多くを占めていたように思います。

 

 

今回の作品は、そういった『アメリカン・プレジデント』と『プリティ・ウーマン』を併せて、男女の設定をひっくり返したかのような逆シンデレラ・ストーリーでした。

この『ロング・ショット』は、そういったシンデレラ物語を、現代風にアレンジするべく、男女の立場を入れ替えたところが実に今風でユニークでしたね。

 

 

尚、本作品が『プリティ・ウーマン』を意識的に倣っているというのは、劇中の主人公の男女がアルゼンチンのホールの別室でダンスするシーンで、同作品の挿入歌でもある「It Must Have Been Love」の曲を流してダンスしたりする辺りからも明らかでした。

 

〇Roxette:「It Must Have Been Love」

 

 

また、現代的な女性像を意識してか、シャーロットが、ブルース・スプリングスティーンの「I'm on Fire」の曲が好きだとフレッドと意気投合する辺りも、強い女性像を表すよう意図しているかのようでした。

 

〇Bruce Springsteen:「I'm on Fire」

 

 

 

 

そもそもが、『マッド・マックス/怒りのデスロード』(2015年)では丸刈りの女性戦士のフュリオサ役を演じたり、『アトミック・ブロンド』(2017年)でも、スタントマンなしで、イギリス秘密情報部MI6の敏腕女性エージェントのロレーン役で壮絶なアクションをこなすなど、シャーリーズ・セロン自身には強い女性像という印象自体は染みついてはおりますが、今作品では、それ以上に、容姿端麗で才色兼備な国務長官という要職に就く女性像を実にそつなく演じていて、素晴らしかったですね!!

 

 

今作品では、シャーロット・フィールドという女性側の役柄をアメリカの国務長官として設定したところがミソでしたね。

実際にマデレーン・オルブライトやスーザン・ライスという過去にアメリカには女性の国務長官がいましたので、その点でも違和感はなかったですからね。

 

 

一方で、男性側のフレッド・フラスキーは、幼い時分からご近所に住んでいた幼馴染みの年上の彼女(シャーロット)にベビーシッターしてもらっていた古くからの友人で、今ではリストラされる前に、自分から退職した失業中のジャーナリスト。いわゆる「物書き」。

 

 

そんな彼が、ボーイズⅡメンも登場する、環境保護問題に関するチャリティーパーティーで、彼女と再会を果たし、その後は、シャーロットが次期大統領選に出馬するにあたり、スピーチライターとして陰ながらサポートするという展開。

 

 

 

環境保護問題をはじめ主要課題に対し、ウィットの効いたスピーチ原稿作成のために、二人が徐々に距離感を狭めて、内容確認を通して感情の起伏も生じるといったドラマ展開がすごく自然で面白かったです。

 

 

さらに、国務長官という仕事柄からも、二人は世界各国を飛び回る事になるので、様々な国のロケーションも堪能出来るのも観客の楽しみの一つになるかも知れないですね。

国務長官という職務に疲れたシャーロットが息抜きでフレッドと共にお忍びで街へ繰り出す辺りは、あたかも『ローマの休日』かのようでもありました。

 

 

本作品は政治の世界を扱っていることもあり、大企業からの献金問題、あるいは多国間との裏外交、それにLGBTQなどのマイノリティの問題や、アフリカ系アメリカ人やユダヤ人などの人種差別問題などといった現在の米国政権への辛辣な批判とも受け取れる演出もキチンと盛り込まれていましたので、どちらかというとリベラルな民主党支持者受けする映画という感もありはしましたね。

但し、その辺りの扱いはさほど深刻なものでもなく、むしろ下ネタの方が強烈な印象でしたね(笑)。

 

 

その他、「ワガンダ、フォーエバー!」などの台詞など、MARVELコミックや人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』などの引用箇所もあったりと、面白く観る事が出来ました。

 

 

そもそも国務長官という重責にある人物が、この様な軽はずみな行動を採るなんて非現実的すぎるというご意見の御方もあるかも知れないですが、そこは、学生の頃から環境保護問題の解決のために将来、女性初の大統領になることを夢見てきたシャーロットが、フレッドを媒介として、かつての自分の意思を再確認し、自分自身の主義主張を取り戻すといった、謂わば、素敵なお伽噺ですので、そこは寛容な目でご覧下さればと思います。

 

 

さて、シャーロットとフレッドの恋は成就するのか。また、彼女は念願の女性初の大統領になれるのか。

その後の過程が、気になる御方々は、ぜひ映画館でご確認頂ければと思います。

凄くお下劣な下ネタ騒動がありながらも、それを乗り越えていく過程には、笑いと共に感動を呼ぶ結末になっていますのでご期待下さい。

 

 

シャーリーズ・セロン&セス・ローゲンといったコンビは、美女と野獣というか、美女と熊さんみたいな容姿から、いったいどんな映画になるのかと思っていましたが、本作品は二人がプロデューサーも務めているだけあって、なかなか相性もピッタリでした。

 

 

アレクサンダー・スカルスガルド扮するカナダ首相役は分かりましたが、あのアンディ・サーキスは一体どこに出ていたのと思わせるほどの特殊メイキャップぶりも面白かったです。

 

今作品で、シャーリーズ・セロンは、美しくてアクションをこなせるだけでなく、コメディエンヌとしても立派に演じる事が出来る、本当に、何でもこなせる凄い女優だと感心しきりでした。

 

 

私的な評価としましては、

少々ドン引きするほどのお下劣な下ネタも全開なロマコメ映画でしたが、政治の世界を扱い、要職に就く人間の心理の変化もよく描き、過去のロマコメ映画を下敷きにしながら、見事に今風の男女逆転型のシンデレラ・ストーリーを再構築していましたね。

脇を固める俳優陣も良くて、下ネタ全開なので、お上品なカップルには向かない映画かも知れないですが、ある程度の大人の観客には男女ともに充分楽しめる作品になっていましたので、お正月に幸先良く初笑い出来ましたので、五つ星評価的にも四つ星評価の★★★★(80点)の高評価も相応しい作品でした。

 

※今作品で使用されていた挿入曲で個人的お気に入りは以下の曲♪

 

〇Robyn:「Dancing On My Own」

 

 

〇Big Boi:「Chocolate(feat.Troze)」

 

 

 

 

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今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。

 

仲良くしていただいている、Amebaブログの女性映画ブロガーの愛太郎さんに、昨年にご紹介してもらった、ワナドゥ手帳の映画鑑賞の記録用ノート。所謂、「映画ノート」ですが、今年も、クルマに乗って買いに行けるLOFTが店を構えているショッピングモールと言うことで、西武百貨店大津店の中にある大津ロフトまで購入に、今年の分として、2冊分購入してきました。

(※尚、毎年、2冊分も購入するのは、1冊分に50作品までしか鑑賞記録が書き込めないタイプのノートのため1冊では足りなくなるからです。)

 

結局、昨年の分の映画ノートは、最初は頑張って感想も沢山書き込んでいたのですが、次第に、面倒臭くなってしまい、終いには、映画の劇場鑑賞時の半券チケットと、映画のフライヤー(チラシ)を小さくコピーした物を貼り付けて、五つ星評価で採点評価する作業のみで精一杯になってしまっていました。

 

「今年こそは・・・。」の心機一転の気持ちで、少しでも長い期間に亘って継続できるように頑張りたいですね!

 

 

ところで、この大津ロフトのある、西武百貨店大津店は、今年の2020年8月末で閉店することが決定しており、この滋賀県大津市におの浜周辺は、2017年8月末に閉店した大津PARCOに続き、ドミノ的に大型店舗の閉店が相次いでおり、インターネット通販の普及や低価格のファストファッションの台頭など、百貨店の主力商品だった衣料品販売が難しくなり、消費動向の大幅な変化や百貨店離れ、また、地方都市という土地柄から、なかなか海外旅行者などによるインバウンド需要なども見込めそうになく、そもそもが、地方都市における郊外型百貨店といった独特な業態での営業形態自体が難しくなってきているのかも知れないですね。

 

 

それにしても、バブル崩壊後の1996年のご時世に開店したファッションテナントビルの大津PARCOは、あたかも既に閉店が決定するのが分かっていたかの様に、その最後の勇姿を、北村匠海さん&浜辺美波さん主演の邦画『君の膵臓をたべたい』(2017年)のロケーションの背景として映り込む事で、その役目を終え、また、翌年の2018年4月には、「Oh!Me大津テラス」として、平和堂フレンドマート大津テラス店や、ヤマダ電機、TSUTAYAなどを主軸とした複合テナントビルに生まれ変わりました。

 

 

しかしながら、1976年(昭和51年)の開業から今年で44年を迎える、県都・大津の唯一の百貨店であった西武百貨店大津店は、戦後の代表的建築家で、大阪万博の「エキスポタワー」などの作品で知られる、故・菊竹清訓氏の設計による店舗建物という、謂わばランドマーク的存在。

 

 

そういった商業施設の消滅の影響は計り知れないほど大きいと思われ、滋賀県大津市における中心市街地の空洞化が更に加速化するかも知れないと懸念されています。

 

▲故・堤康次郎氏(1889年3月7日生~1964年4月26日没)

 

また、滋賀県は、そもそもが、西武グループの創業者として裸一貫の一代で上り詰めた豪傑の実業家でもあり、また滋賀県選出の政治家として、元・第44代衆議院議長でもあった、故・堤康次郎氏の出身地でもあり、「西武王国」の発祥の地として、近江鉄道などのグループ企業も、湖国には複数社あり、ゆかりが深い土地柄の中、1989年(平成元年)開業の、びわ湖大津プリンスホテルと並び、西武百貨店大津店は、滋賀県大津市を代表するランドマーク的な存在でもあり、その施設のひとつが消えることは哀しい限りですが、現在では、その跡地活用について、戦後を代表する近代建築家の故・菊竹清訓氏による建物と言うことからも、どの様な形で幕引きを図るのかと、脚光を浴び注目されているそうです。

 

▲世界的建築家の故・丹下健三氏の設計による、38階建ての高層ビル型高級ホテルであり、滋賀県大津市のランドマークタワーの「びわ湖大津プリンスホテル」。

 

〇【西武・そごう】わたしは、私。(炎鵬の逆転劇スペシャルムービー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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話題のドラえもん第0巻を購入!#ドラえもん #第0巻 #幻の第1話 #ドラえもん50周年記念 #ドラえもん誕生

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今回は、 映画の感想ではなく、久し振りに、漫画の感想について採り上げてUPしたいと思います。

 

ドラえもんの連載は、50年前のお正月、すなわち、1969年12月発売の1970年(昭和45年)1月号より開始され、「お正月休みでのんびりしている、野比のび太の元に、未来から、のび太の孫の孫にあたるセワシとネコ型ロボットのドラえもんが現れて・・・。」と言ったお話しで始まることから、ちょうど、お正月繋がりでもあります。

 

昨年末の12月1日に発売されて以降、かなり話題になっていた、ドラえもん50周年記念として、てんとう虫コミックスとしては、実に、23年ぶりの単行本でもあり、また、奇跡の最新刊とも称される、「ドラえもん」の6つの異なる、幻の第1話。更には、ドラえもん誕生秘話を漫画化した「ドラえもん誕生」などを収録した、決してオタクでなくても、なかなか面白く読むことが出来る読み応えのあるコミックスを、ようやく私も購入。

 

 

 

こんなすごく薄いコミックスに、本体価格700円+税という価格帯は少々高値かとは思いましたが、ドラえもんの幻の第1話6種類が一堂に集結している点や、ドラえもんの歴史などの資料的価値を考えると、かなりお買い得かも知れないかと思い直しました。

 

連載開始当時の創作秘話を貴重な資料とともに詳細に解説されており、また、故・藤子・F・不二雄先生の作者自身によるドキュメンタリー漫画「ドラえもん誕生」も収録していて、現代の子供たちが読むよりも、むしろ、昭和から生きてきた私たち世代の方が懐かしく読むことが出来る貴重なコミックスかとも思われました。

 

 

詳しい内容は今回はあえて載せません。

手頃な価格のコミックスですので、是非、記念としてご購入の上、手に取ってお読み下さればと思います。

 

 

購入しても、決して損はない資料的な付加価値のある漫画でした。

子供たち向けの漫画なのに、読みながら、ついつい声を出して笑ってしまいました(笑)。

 

 

この第0巻が話題になっている事は知ってはおりましたが、現在、「重版につぐ大重版の状況で、40万部を突破!」とコミックスの帯に書いてあるほどの人気振りとまでは知らなかったので正直ビックリでした!!

 

 

 

 

 

 

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