仲良くしていただいている、Amebaブログの女性映画ブロガーの愛太郎さんに、昨年にご紹介してもらった、ワナドゥ手帳の映画鑑賞の記録用ノート。所謂、「映画ノート」ですが、今年も、クルマに乗って買いに行けるLOFTが店を構えているショッピングモールと言うことで、西武百貨店大津店の中にある大津ロフトまで購入に、今年の分として、2冊分購入してきました。
(※尚、毎年、2冊分も購入するのは、1冊分に50作品までしか鑑賞記録が書き込めないタイプのノートのため1冊では足りなくなるからです。)
結局、昨年の分の映画ノートは、最初は頑張って感想も沢山書き込んでいたのですが、次第に、面倒臭くなってしまい、終いには、映画の劇場鑑賞時の半券チケットと、映画のフライヤー(チラシ)を小さくコピーした物を貼り付けて、五つ星評価で採点評価する作業のみで精一杯になってしまっていました。
「今年こそは・・・。」の心機一転の気持ちで、少しでも長い期間に亘って継続できるように頑張りたいですね!
ところで、この大津ロフトのある、西武百貨店大津店は、今年の2020年8月末で閉店することが決定しており、この滋賀県大津市におの浜周辺は、2017年8月末に閉店した大津PARCOに続き、ドミノ的に大型店舗の閉店が相次いでおり、インターネット通販の普及や低価格のファストファッションの台頭など、百貨店の主力商品だった衣料品販売が難しくなり、消費動向の大幅な変化や百貨店離れ、また、地方都市という土地柄から、なかなか海外旅行者などによるインバウンド需要なども見込めそうになく、そもそもが、地方都市における郊外型百貨店といった独特な業態での営業形態自体が難しくなってきているのかも知れないですね。
それにしても、バブル崩壊後の1996年のご時世に開店したファッションテナントビルの大津PARCOは、あたかも既に閉店が決定するのが分かっていたかの様に、その最後の勇姿を、北村匠海さん&浜辺美波さん主演の邦画『君の膵臓をたべたい』(2017年)のロケーションの背景として映り込む事で、その役目を終え、また、翌年の2018年4月には、「Oh!Me大津テラス」として、平和堂フレンドマート大津テラス店や、ヤマダ電機、TSUTAYAなどを主軸とした複合テナントビルに生まれ変わりました。
しかしながら、1976年(昭和51年)の開業から今年で44年を迎える、県都・大津の唯一の百貨店であった西武百貨店大津店は、戦後の代表的建築家で、大阪万博の「エキスポタワー」などの作品で知られる、故・菊竹清訓氏の設計による店舗建物という、謂わばランドマーク的存在。
そういった商業施設の消滅の影響は計り知れないほど大きいと思われ、滋賀県大津市における中心市街地の空洞化が更に加速化するかも知れないと懸念されています。
▲故・堤康次郎氏(1889年3月7日生~1964年4月26日没)
また、滋賀県は、そもそもが、西武グループの創業者として裸一貫の一代で上り詰めた豪傑の実業家でもあり、また滋賀県選出の政治家として、元・第44代衆議院議長でもあった、故・堤康次郎氏の出身地でもあり、「西武王国」の発祥の地として、近江鉄道などのグループ企業も、湖国には複数社あり、ゆかりが深い土地柄の中、1989年(平成元年)開業の、びわ湖大津プリンスホテルと並び、西武百貨店大津店は、滋賀県大津市を代表するランドマーク的な存在でもあり、その施設のひとつが消えることは哀しい限りですが、現在では、その跡地活用について、戦後を代表する近代建築家の故・菊竹清訓氏による建物と言うことからも、どの様な形で幕引きを図るのかと、脚光を浴び注目されているそうです。
▲世界的建築家の故・丹下健三氏の設計による、38階建ての高層ビル型高級ホテルであり、滋賀県大津市のランドマークタワーの「びわ湖大津プリンスホテル」。
〇【西武・そごう】わたしは、私。(炎鵬の逆転劇スペシャルムービー)
毎日新聞大津支局@ootu9西武大津店閉店へ。地元の消費者、滋賀県知事、大津市長、経済界の反応なども含めた詳報です。 「残念」「困る」西武創業者ゆかりの滋賀で西武大津店閉店へ - 毎日新聞 https://t.co/MtFrNmYdhR #西武百貨店 #西武大津店 #大津市 #滋賀県 #毎日新聞
2019年10月10日 20:00
京都新聞@kyoto_np西武大津店跡地「引き続き商業施設を」大津市が申し入れ https://t.co/Nkh076N5sW
2019年12月04日 10:48
毎日新聞大津支局@ootu9【速報】そごう・西武は10日、大津市の「西武大津店」の営業を来年(2020年)8月末で終了すると発表しました。地元の反応などを含めた詳報は、毎日新聞ニュースサイト、あすの滋賀県版で随時お知らせいたします。 #西武百貨店 #西武大津店 #大津市 #滋賀県 #毎日新聞
2019年10月10日 16:19
京都新聞@kyoto_np滋賀にも閉店ドミノの波 西武大津店閉店、中心市街地空洞化の懸念 https://t.co/LtsmCHwpyM
2019年10月14日 20:51
京都新聞@kyoto_np滋賀は「西武王国」発祥の地 グループ企業今も湖国に 一代で西武築いた創業者 https://t.co/irLzJzcan6
2019年10月10日 19:11
shoken@ビル景@bbbuilding100西武大津店(1976,菊竹清訓)に閉店決定&再開発ほぼ決定のダブルパンチ。異次元級にカッコいい外階段が…消える https://t.co/hzWv72Lr4t
2019年10月13日 08:29
熊本ビル部@a9JLpkhiG9PXQO0本来の目的は、これ。 解体が決定したという西武百貨店大津店。 1971年 #菊竹清訓 何でもできる建築家なんだなぁと、つくづく。 メガストラクチャも、ヒューマンサイズも。 約50年前、こんなこと、考えつかないもんなぁ…… https://t.co/fKNaJSUZn8
2019年10月27日 11:37
しばとら@廃墟事業部@shibatorakotsu何気に気になっていたが行かぬ間に閉店の決まった西武百貨店 大津店。これは菊竹清訓による建造物です。開店日には一日店長として女優大空真弓さんが、そして歌手森昌子さんがテープカットを行いました。 内部の意匠にもこだわりが見られて、も… https://t.co/ikYrgrZNX9
2019年11月21日 15:37
木川剛志 (日本国際観光映像祭ディレクター)@ganga_tsuyoshiそう思うなら西武大津店を閉めなければいいのに。 地方を見ないこういう言葉は正直悲しい。8月に地元の人間が40年以上親しんできた、西武発祥の地の滋賀県の大津店は閉店します。 #西武百貨店 #西武大津店 https://t.co/3rD7O5nlL4
2020年01月03日 09:18
滋賀県の情報と観光スポット@BiwakoOhmiLove📌西武大津店 2020年8月末に閉店へ 東京オリンピックが閉会してからなんですね。。 1976年(昭和51年)にオープンして以降、存在感がありましたが、時代とともに近郊にショッピングモールがたくさんできたので仕方ないのかな。。… https://t.co/1ydsLWRQT0
2019年10月11日 01:20
MIYUKI(平成の始まりは私の始まり)@Age_Gashi_LOVE_ありえない… 西武グループの創業者の堤康次郎氏の出身地である滋賀県だからこその 西武百貨店大津店でしょう? 初心を捨てるの? もう(正式には)西武グループではなくなったから、もういいの? どんなに業績が悪くても、大津店だけは… https://t.co/hdvAR4t5xl
2019年10月10日 22:14
ポケット時刻表厨[PJ大臣]@poketime01西武百貨店大津店閉店か 近江商人の系譜である以上複雑な気持ちであるだろう(現在はセブン&アイ・ホールディングス傘下だが) ただ、一つだけいえるのは昔から僕が言っていた京都市による滋賀県の植民地化はさらに進むだろう
2019年10月10日 21:33
katamachi とれいん工房@katamachi昔は、滋賀県で選挙があると、候補者たちは好んで西武百貨店大津店と大津PARCOの間のスペースで遊説したんですよね。それだけ人が回遊していた、と。 最近は草津駅の近鉄百貨店草津店の前が多いんです (まあ、近鉄のこの店も閉店候補に挙げられてると聞きますが)
2019年10月11日 00:47
katamachi とれいん工房@katamachiで、西武百貨店大津店と大津PARCOが、その過当競争の中で埋没していった。 「JR&京阪膳所駅から徒歩7分と微妙な距離」 「立体駐車場が面倒な上に有料」 といったあたりがマイナスに働いた。 それでもPARCOが隣にあったことで相乗… https://t.co/suJ8WUaAzh
2019年10月11日 00:37
キネマ旬報映画鑑賞ノート
825円
Amazon |
趣味 ノート[watashi lassic]ジャーナル ノート/Movies 映画
352円
Amazon |
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。゚・:,。:,。
ミカドの肖像(小学館文庫)
1,026円
Amazon |
西武王国―堤一族の血と野望 (講談社文庫)
Amazon |
血脈―西武王国・堤兄弟の真実
Amazon |
今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。