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~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

先週末に、ポストを覗いたら、au×ぴあによる、uP!!!ライブパスPlusプランの『イオンシネマチケット』プレゼントキャンペーンに見事当選していたみたいで、イオンシネマチケットのペア2枚分が届いていました♪

 

uP!!!ライブパス様、この度は、イオンシネマチケットを当選させて下さり本当に有り難うございました。

 

 

ただ、現在は新型コロナウィルス禍による影響の為に、上映権の取得に手間取ってられるからなのか、イオンシネマ京都桂川など、京都府内のイオンシネマ系列では、これといった新作映画の公開が非常に少なく、多くは旧作映画を上映している状態なのが、とても辛いところです。

そんな中、このご時世にあっても新作映画を案外と数多く上映してくれているTOHOシネマズ二条とは比較にならないところが、イオンシネマさんは、玉に瑕ではありますね。

 

でも、今回のイオンシネマチケットは、有効期限が6ヶ月間有効とのことですので、観たい新作映画が公開されて来る日を待って大事に使用したいと思います。

 

とりあえず、イオンシネマ系列で観られる大人向けの新作映画は、この作品くらいかな?

 

 

 

 

この映画と同じ時代を描いた、アフリカ系アメリカ人女性として初めて米国ドル紙幣の肖像画に採用された奴隷解放運動家、ハリエット・タブマンの激動の人生を綴った人間ドラマを描いた『ハリエット』も観たいけど、当然ながらというか、イオンシネマ系列での上映はないから、ミニシアターの京都シネマではいつまで上映してくれているかなぁ?!

 

 

 

 

このご時世だから、何かしら、気分がスカッとする映画が観たいので、京都市内のTOHOシネマズ二条か、県境またぎをして、滋賀県大津市の大津アレックスシネマに観に行くか迷ってるのが、次のこの2作品。

 

イオンシネマ系列で上映してくれれば有り難かったのにね(汗)💦

 

 

 

 

 

 

 

 

※因みに、今回のアメリカにおける、白人警官によるアフリカ系アメリカ人に対する暴行死傷事件を悼み、ワーナーブラザース映画社のご厚意で、全米では、6月いっぱい視聴無料で放映されている、『黒い司法 0%からの奇跡』も、今日からかな(?)、日本でも動画配信サービスやBlu-ray&DVDソフト化されるらしいので観てみたいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。

劇場鑑賞復活・・・!!!

 

前回の『デッド・ドント・ダイ』のブログ記事にも書きました通り、私が、新型コロナウィルス禍による緊急事態宣言に伴う映画の劇場鑑賞の自粛生活を始めてから、ようやく6月に入って映画館の営業再開をして、はじめて観に行ったのが、京都市のTOHOシネマズ二条での、この『AKIRA/4Kリマスター版』でした。

今年の4月3日(金)以来の約2ヶ月振りの映画の劇場鑑賞でした。

 

そして、この『AKIRA』というアニメ映画に関しては、これまで、最近でも、京都みなみ会館でのオールナイト爆音上映会など、それこそ幾度となく観る機会もあったのですが、その都度、機会を逸してしまっていて、お恥ずかしながらも、結局、今回が初めての鑑賞でした。

 

また、当初は、IMAX版で観ようかとも思っていたのですが、その日の天気予報が夕方から大雨洪水警報が発令される恐れもあるとの事で、その日の夜がIMAX版の最終上映日だったので、仕方なく諦めて、IMAX版ではない通常の4Kリマスター版を鑑賞するに至りました。

 

今年度の14本目の劇場鑑賞作品。

 

 

『ジャパニメーションの金字塔(20.6/11・4Kリマスター版)』

ジャンル:アクション

製作年/国:1988年/日本

配給:東宝

公式サイト:https://v-storage.bnarts.jp/sp-site/akira/

上映時間:124分

上映区分:PG12

日本初公開:1988年7月16日(土) ※4Kリマスター版は2020年公開

監督:大友克洋

VoiceCast(声の出演):

金田(岩田光央)、島鉄雄(佐々木望)、ケイ(小山茉美)、大佐(石田太郎)、竜(玄田哲章)、甲斐(草尾毅)、ドクター(鈴木瑞穂)、タカシ:26号(中村龍彦)、キヨコ:25号(伊藤福恵)、マサル:27号(神藤一弘) ほか

 

 

【解説】

漫画家の大友克洋が1982年から「ヤングマガジン」で連載した同名コミックを、大友自らが監督を務めて1988年にアニメーション映画化。

 

近未来の東京を舞台に超能力者と暴走族の少年たちや軍隊が繰り広げる戦いを描き、製作期間3年、総製作費10億円という当時としては破格の歳月や労力をつぎ込んで生み出された濃密でハイクオリティなアニメーションが国内外に多くの影響を与えた伝説的な一作。

 

1988年7月、関東に新型爆弾が落とされて第3次世界大戦が勃発。それから31年が過ぎた2019年、東京湾上に築かれた新たな都市=ネオ東京は翌年にオリンピック開催を控え、繁栄を取り戻しつつあった。

ある夜、職合訓練校に通う不良少年の金田と仲間の鉄雄らは、閉鎖された高速道路でバイクを走らせていたが、そこで26号と呼ばれる奇妙な男と遭遇する。

その男は、軍と対立するゲリラによって、「アキラ」という軍事機密と間違えてラボから連れ出され、軍に追われていた。

そこへ現れた軍によって、26号と接触して負傷した鉄雄が連れ去られてしまい……。

 

製作から30年以上を経た2020年、4Kリマスターと音楽監督の山城祥二指揮のもとで行われた5.1ch音源のリミックスを施した「AKIRA 4Kリマスターセット」が20年4月23日にブルーレイ発売。

それを受けて同年4月3日から全国のIMAXシアターで4Kリマスター版が劇場公開される。

 

※尚、新型コロナウィルス禍の緊急事態宣言のよる映画館の営業自粛に伴い、自粛要請解除後の全国のTOHOシネマズの営業再開日の6月5日に併せて、IMAX版の他に通常の4Kリマスター版も劇場公開されるに至る。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

私の場合には、全く予備知識もなく鑑賞に臨みましたので、そもそも『AKIRA』とは赤いバイクに乗っている金田の事かと思っていたほどでしたので(苦笑)、最初はお話しについていくのがやっとというか意味不明な部分も多く、寝不足も手伝って睡魔が襲ってくるほどでしたが、途中から、うっすらと意味も分かってきて俄然面白くなって行きました。

 

 

約2時間の尺に映画のストーリーを収めなくてはならないので、必要最低限の情報しか映像化されていなかったので、当初は私もかなり困惑してしまいましたが、中盤以降はかなりよくまとまっていて面白くなっていたかとは思います。

 

 

「1988年7月16日、関東で新型爆弾が投下され、第三次世界大戦が勃発。

 

それから31年後の2019年、東京湾上に築かれた都市<ネオ東京>では、翌年にオリンピック開催を控え、繁栄を取り戻しつつありました。

 

しかしその一方で、反政府ゲリラと軍(アーミー)との衝突も多発。」

 

 

 

といった舞台設定に関しても、特にこれといったナレーションもなく、上記の2カットの数秒の映像のみで表現していましたので、やはりそういった意味合いでも、多少は事前知識があった方が面白く観られるアニメ映画なのかも知れないですね。

というか、そもそもが当時は『ヤングマガジン』の『AKIRA』の連載漫画を読んでいることを前提で製作していたからなのか、この様に少々不親切な映像表現になっていたのかも知れないですね。

 

 

お話し的には、そういった舞台設定の中、

 

そんな或る夜、職業訓練校生の「健康優良不良少年」を自称する金田と、不良仲間の島鉄雄、甲斐、山形らは、ボスのジョーカー率いる暴走族クラウン団とバイクで抗争していました。

 

しかしその最中に、鉄雄が手のひらに「26」と記された顔がシワだらけの少年と衝突して、負傷してしまいます。

 

その少年は、アーミーと対立する反政府ゲリラによって、「アキラ」と呼ばれる軍事機密と間違われ、軍事基地にあるラボ(研究所)から連れ去られていたのでした。

 

負傷した鉄雄を介抱しようとした金田たちの前に、突如、軍用ヘリが下降し、大佐と呼ばれる軍の実質的な最高指揮官と、マサルという名の同じくシワだらけの少年が姿を現すのでした。

 

手のひらに「27」と記された27号=マサルと、連れ去られていた26号=タカシは、「ナンバーズ」と呼ばれる、先の世界大戦以前のアーミーによる極秘研究プロジェクトにより、超能力を覚醒した実験体だったのです。

 

アーミーは、タカシ=26号と、負傷した鉄雄をヘリに収容し、飛び去って行くのでした・・・・・・。

 

といったイントロダクションのアニメ映画でした。

 

 

要は、この映画を観るまでに、東京五輪2020を翌年に控えた、2019年の新たな都市<ネオ東京>を舞台に、超能力者と暴走族の不良少年たち、そして軍隊と反政府ゲリラとで繰り広げられる戦いを描いた作品だという事をしっかりとおさえておく必要があるでしょうね。

 

何気に、タカシ=26号などのシワだらけの顔付きが『ルパン三世:ルパンvs.複製人間』(1978年)に登場した、Dr.マモーによく似ていたので思わずニヤリとしてしまいました。

 

またDr.マモーとは無関係な、この作品の中に出てくるアーミーの大佐の部下のドクターが劇中に使用しているコンピュータの帳票類が殊の外、時代の差を感じさせてくれて、コンピュータ機器の黎明期を思い起こさせてくれました。

 

80年代の日本のバブル経済絶頂期に公開された本作品は、製作期間3年、総製作費10億円という、当時としては破格の歳月と労力を注入した訳ですが、1985年のプラザ合意後に急激に成長を遂げた日本におけるバブル経済の伸び方とシンクロしているかの様に、世紀末を迎える当時の終末論的なディストピアな空気感を感じさせる内容ながらも、どこかしら映像がきらびやかに映るのは気のせいでしょうか。

 

4Kリマスター版に併せて、5.1ch音源をリミックス化しただけあって、音響効果はIMAX版ではなくても、久し振りに映画館で観た映画としては、素人目ながらも、良い出来映えの音質だったのではないでしょうか。

 

芸能山城組による映画音楽も凄く良くて、ついついサントラ盤が欲しくなって来ますね♪

 

※芸能山城組の『AKIRA』のサントラ盤については、是非、記事内に貼付してあるYouTube動画にて視聴して下さればと思います。

 

 

私的な評価としましては、

この映画の中では80年代末に第三次世界大戦が勃発し、のちの30年で日本は復興を遂げて新たな都市<ネオ東京>という未来都市でオリンピックを開けるまでになりましたが、現実の日本は90年代の初めにバブル経済が弾けてしまい30年たった今でも景気回復できていないし、国の借金も約1.100兆円余りもある状態。盛り返そうと思って誘致した東京五輪も新型コロナウィルス感染症による感染拡大でいったいどうなることやら。

 

東京五輪の誘致やその延期(中止?)までリンクしている中、新型コロナウィルス感染症が何やら「AKIRA」の存在とダブって見えてきます。

あたかも本作品自体が、『20世紀少年』の「よげんの書」みたいですが、日本社会のみならず世界中が新型コロナウィルス禍により退廃的な方向に進みつつある事が決定的になっている今、この映画の空気感は公開当時よりも、より一層現実味を帯びてしまう事を考えますと、本当に凄いアニメ映画だと思われましたし、凄いアニメ映画はいつまで経っても色褪せないと実感致しました。

まさに、ジャパニメーションの金字塔たるに相応しい作品でしたね。

 

従いまして、五つ星評価的には、ほぼ満点の四つ星半評価に相当する★★★★☆(90点)も相応しい作品かと思いました次第です。

 

※尚、今回、私は、劇場鑑賞した記念に、以下の様な海外逆輸入版の『AKIRA』のポスター画を購入しました。

 

 

 

 

 

〇AKIRA soundtrack - Geinoh Yamashirogumi - "Tetsuo"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。

映画館の営業再開に伴い、私も父親と一緒にTOHOシネマズ二条まで、山崎紘菜ちゃんに会い行くべく(笑)、6月11日(木)に、久し振りに劇場鑑賞に行く事にしたのですが、この日は夕方から大雨洪水警報が発令されそうな悪天候になると予報だったので、この日でIMAX版の上映が終了する『AKIRA』のIMAX版の鑑賞は諦めて、朝一番の普通の『AKIRA』4Kリマスター版を初鑑賞。

 

この日に観た『AKIRA』4Kリマスター版の感想はまた後日にするとして、今回は、その翌日の6月12日(金)も、朝早くから両親を連れて母親のガン検診のために病院の送迎にクルマで連れて行ったついでに、その待ち時間の合間に、TOHOシネマズ二条にて、ジム・ジャームッシュ監督によるゾンビ映画の『デッド・ドント・ダイ』の鑑賞に行った際の感想を、先ずは取り急ぎ、以下に述べていこうかと思います。

 

今年度の15本目の劇場鑑賞作品。

 

 

「監督と豪華キャスト陣によるユル~いゾンビ映画(20.6/12・2D字幕版)」

ジャンル:コメディ

原題:THE DEAD DON'T DIE

製作年/国:2019年/スウェーデン=アメリカ合作

配給:ロングライド

公式サイト:https://longride.jp/the-dead-dont-die/

上映時間:104分

上映区分:R15+

公開日:2020年6月5日(金)

監督:ジム・ジャームッシュ

キャスト:

ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セビニー、スティーブ・ブシェミ、ダニー・グローバー、ケレイブ・ランドリー・ジョーンズ、ロージー・ペレス、イギー・ポップ、サラ・ドライバー、RZA、キャロル・ケイン、オースティン・バトラー、ルカ・サバト、セレーナ・ゴメス、トム・ウェイツ ほか

 

 

【解説】

鬼才ジム・ジャームッシュがビル・マーレイとアダム・ドライバーを主演にメガホンをとったゾンビコメディ。

 

アメリカの田舎町センターヴィルにある警察署に勤務するロバートソン署長とピーターソン巡査、モリソン巡査は、他愛のない住人のトラブルの対応に日々追われていた。

しかし、ダイナーで起こった変死事件から事態は一変。

墓場から死者が次々とよみがえり、ゾンビが町にあふれかえってしまう。

3人は日本刀を片手に救世主のごとく現れた葬儀屋のゼルダとともにゾンビたちと対峙していくが……。

 

ジャームッシュ作品常連のマーレイ、「パターソン」に続きジャームッシュ組参加となるドライバーのほか、ティルダ・スウィントン、クロエ・セビニー、スティーブ・ブシェーミ、トム・ウェイツ、セレーナ・ゴメス、ダニー・クローバー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、イギー・ポップらが顔をそろえる。

 

2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

 

「死者は死なない」と、その題名こそ古典的ゾンビ映画臭がするものの、本作品は絶叫ホラー映画でもなく、『ゾンビランド』のような本格的なコメディ映画でもない。

 

 

要は、ジム・ジャームッシュ監督の、ゾンビに対する愛に溢れた、ジム・ジャームッシュ作品のファミリー達の贅沢なキャスト陣による、オフビートなお芝居によるゾンビ映画とでも言える作品です。

 



かなり見当外れかも知れないですが、大晦日恒例の「ダウンタウンのガキ使いやあらへんで!」の「笑ってはいけない」シリーズと同じような空気感を醸し出し、もしも観客がクスッとでも笑ったりしたら、どこからともなく「アウト!」って言ってどつかれてしまいそうな位に、あたかも無表情で無機質な体裁のオフビートなお芝居をただひたすら観続けさせられ、その不条理な世界観を観ながら、果たして笑って良いものか否かと思いつつ観るような、実にユル~いコメディ風味のゾンビ映画。

 



物質主義・資本主義の奴隷としてのゾンビ像は古典的ながら、Wi-Fiゾンビ、Siriゾンビ、Bluetoothゾンビ、抗不安薬ゾンビなどはかなり現代的で風刺が効いていてそこそこ面白かったですね。

 



ただ、森に住む世捨て人に扮するトム・ウェイツが狂言廻し的な役回りなのは良いとして、お話し的には、所謂、ジム・ジャームッシュ監督作品やそのキャスト陣にまつわる内輪ネタや楽屋オチ的な小ネタを楽しむようなマニアックな映画にもなっており、ジム・ジャームッシュ監督作品をあまり観ていない私の場合には、ピーターソン巡査役のアダム・ドライバーが「スター・ウォーズ」で扮するカイロ・レンにまつわる小ネタくらいしか分からなかったので、小ネタ関係で笑えるツボを押さえられていなかったのが、もっとジム・ジャームッシュ監督作品を観ていたら良かったと、かなり観ながら悔しかったですね。

 



でも、第4の壁をぶち破るかのように、観客に話しかけるのではなく、警察署長役のビル・マーレイとピーターソン巡査役のアダム・ドライバーがその会話を通して、ジム・ジャームッシュ監督の脚本や演出手法について劇中内で愚痴ったり、映画のテーマ曲である主題歌がカーラジオから流れていたり、それがガソリンスタンドに併設されている雑貨店でもインディーズレーベルのカントリーミュージックのCDとして販売されていたりする点もクスッと笑えました。

 

 


 

あたかも、日本のドライブイン(サービスエリアや道の駅など)で販売している演歌歌手のカセットテープやCDと同じ様な感じにも思えて微笑ましくもありました。

 





ティルダ・スウィントン演じる、あたかも『キル・ビル』のユマ・サーマンを彷彿させるかのような日本刀を振り回す地球人離れした葬儀屋の女主人は、まさしく本当にその通りで驚かされましたが、その例に留まらず、この映画、トコトンといって良いほど伏線が回収されず、放りっぱなし状態で何でもありなので、最終的には、どの様にオチをつけるのかと期待していましたが、これといって大したオチもなく勿体ない終幕の映画でしたね。




 

私的な評価としましては、
クスクスッとは笑えるオフビートなお芝居による実にユル~いゾンビ映画で、そこそこ面白かったのですが、それぞれの伏線は回収されず終いだし、まさに何でもありの状態で、ただひたすらピーターソン巡査役のアダム・ドライバーがスター・ウォーズのカイロ・レンの如く淡々とゾンビ達を斬って斬って斬りまくるといった描写からも彼をイジっていたのかも知れないですが、そもそもジム・ジャームッシュ監督の作品自体にまとまり感がないからか、これといった大したオチもない中途半端な終幕で非常に勿体なく感じましたね。

 





また、音楽界からもRZAやセレーナ・ゴメスやイギー・ポップやトム・ウェイツなども参戦させた豪華なキャスト陣を贅沢な起用方法で調理していくのもジム・ジャームッシュ監督流なのか分かりませんが、配役が豪華な割りに中身がバカバカしくてチープなのもジム・ジャームッシュ監督の作品らしさという事なのでしょうか?!
いずれにせよ、意外で豪華なキャスト陣という点も、大晦日恒例の「ダウンタウンのガキ使いやあらへんで!」の「笑ってはいけない」シリーズと似て非なる部分なのかも知れないなと勝手に思い込んだりしていました(笑)。
贅沢なキャスト陣の起用法も換言すれば、単なる豪華キャスト陣の無駄遣いとも言えますからね。

 



とは言え、小ネタを沢山仕込んだマニアックで細やかな映画作りをしている割りには、ビル・マーレイ演じる警察署長の愚痴ではないですが、ジム・ジャームッシュ監督の脚本や演出手法が雑に感じざるを得ない部分も多々あり、伏線の回収のみならず観客を放りっぱなしにした様な展開には首をひねる他なかったでしたので、あくまでも、ジム・ジャームッシュ監督作品にはあまり詳しくない私の評価としましては、五つ星評価的には★★★☆(70点)の三つ星半くらいに留まらずを得ない評価が相応しいかと思う次第です。

 

※尚、ジム・ジャームッシュ監督作品といえば、日本人俳優の永瀬正敏さんがいつもカメオ出演している事で有名ですが、今作品では見当たらなかったですが、もしかしたら、何らかの物欲に囚われた生きた屍の役柄で出演されていたのかも(苦笑)。

 

 

〇映画『デッド・ドント・ダイ』/日本版60秒予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。