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HALUの映画鑑賞ライフのBlog

~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

未だ7月に2本分、8月に2本分の計4本分の劇場鑑賞済みの映画をブログ記事化出来ておらず、ブログ記事にする順序が多少前後してしまいますが、あくまでも私の備忘録的なブログに過ぎませんが、先日の8月5日(水)に、滋賀県草津市のイオンシネマ草津で鑑賞してきました『アルプススタンドのはしの方』という青春映画に凄く感動してしまい、この夏に必見の映画とも思い、老若男女を問わず、より多くの人達に、是非とも興味を持って劇場まで足を運んで頂きたく、取り急ぎ、ご紹介させて頂こうと思った次第です。

 

今年度の26本目の劇場鑑賞作品。

 

 

「人生は、送りバント?!(20.8/5・劇場鑑賞)」

ジャンル:青春ドラマ

製作年/国:2020年/日本

配給:SPOTTED PRODUCTIONS

公式サイト:https://alpsnohashi.com/

上映時間:75分

上映区分:一般(G)

公開日:2020年7月24日(金)

監督:城定秀夫

キャスト:

小野莉奈、平井亜門、西本まりん、中村守里、黒木ひかり、平井珠生、山川琉華、目次立樹 他

 

 

【解説】

第63回全国高等学校演劇大会で最優秀賞となる文部科学大臣賞を受賞し、全国の高校で上演され続けている兵庫県立東播磨高校演劇部の名作戯曲を映画化。

夏の甲子園1回戦に出場している母校の応援のため、演劇部員の安田と田宮は野球のルールも知らずにスタンドにやって来た。

そこに遅れて、元野球部員の藤野がやって来る。

訳あって互いに妙に気を遣う安田と田宮。

応援スタンドには帰宅部の宮下の姿もあった。

成績優秀な宮下は吹奏楽部部長の久住に成績で学年1位の座を明け渡してしまったばかりだった。

それぞれが思いを抱えながら、試合は1点を争う展開へと突入していく。

2019年に浅草九劇で上演された舞台版にも出演した小野莉奈、⻄本まりん、中村守里のほか、平井亜門、黒木ひかり、目次立樹らが顔をそろえる。

 

監督は数々の劇場映画やビデオ作品を手がける城定秀夫。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

そもそもは、第63回全国高等学校演劇大会で最優秀賞となる文部科学大臣賞を受賞した、兵庫県立東播磨高校演劇部の名作戯曲を元に映画化しただけあって、本当に笑いあり涙ありの最高の出来映えの作品でした。

 

 

観客席だけのワンシチュエーションの会話劇の映画で、グラウンドで活躍する野球部員の高校野球の映像は一切ありませんが、カキーン!といった金属バットの効果音と観客席での一喜一憂のみで試合の臨場感はバッチリでした(笑)。

 

 

「見えないところで落としたんじゃない?」「お茶って言わなかった?」「野球部ってだけで自動的に嫌い!」と、野球に全く関心もなくルールも全く知らない演劇部の安田あすは(小野莉奈さん)と田宮ひかる(西本まりんさん)の、実に間の抜けた遣り取り。

 

元野球部だった藤野富士夫(平井亜門さん)。

 

学年1位の座を続けていた成績優秀な優等生の宮下恵(中村守里さん)。

 

吹奏楽部部長の久住智香(黒木ひかりさん)。

 

そして、熱血教師の厚木先生(目次立樹さん)。

 

 

キラキラ輝いて真ん中にいられるのは、たった一握りの選ばれた人。

ほとんどの多くの人が端っこの方に居場所がある。若しくは端っこの方しか居場所がない。

それは大人になってから社会に出てもそう。

だけどはしの方にだって主張はあるし、青春もある!

 

 

「しょうがない。」

誰もが今まで数え切れないほど吐き捨ててきたこの台詞。

本人にそのつもりがなくても人を傷付ける言葉は日常に転がっている。はしの方にも。そうでなくても。

 

 

かく言う、私自身も高校二年生の冬の練習試合で足首を骨折した為に「どうせ今から頑張ったところでレギュラーにもなれそうにもないから。」と、某名門だった球技部を退部し、「しょうがない。」と諦めて、予備校の講習など受験勉強に専念しましたが、今回この作品を鑑賞して、あの当時を思い出して、いつの間にか涙が溢れ出ていました。

 

今でもクラブ活動に励んでいたあの当時の夢を見て後悔をしつつ、自分自身に言い聞かせている自分がいます。

 

 

この作品は、アルプススタンドのはしの方で繰り広げられる何処にでもいるような普通の高校生達のそれぞれの物語。

 

 

そんな青春時代に主役になれなかった全ての人達にスポットライトを当てて主役にした人生の応援歌的な映画なのでしょうね!

 

今回の映画化で難があるとすれば、本物の阪神甲子園球場のアルプススタンドでの撮影が叶わなかったことくらいでしょうか?

でも、そんな事も一切気にならないほどよく出来た映画でした。

 

その後の後日譚も凄く良かったでしたね。

矢野くん。これは君の物語でもありましたね。

 

 

従いまして、私的な評価と致しましては、

五つ星評価的には五つ星の★★★★★(100点)満点評価が相応しい作品かと思いました。

 

この夏に劇場鑑賞するのならばこの作品は必見の映画でしょうね!

 

 

○映画『アルプススタンドのはしの方』予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。

劇場鑑賞済みの映画のブログ記事化をする順序が多少前後していますが、あくまでも備忘録的なブログではありますが、出来ますれば、公開終了日までに、懐かしい本作品を観にお近くの劇場まで足を運んで頂けたらと思い、取り急ぎ、順序は前後しますが、この作品から、先にご紹介したいと思います。

 

今年度の21本目の劇場鑑賞作品。

 

 

「今もなお色褪せない人間の尊厳を問う問題作(20.7/19・字幕)」

ジャンル:人間ドラマ

原題:THE・ELEPHANT・MAN

製作年/国:1980年/アメリカ=イギリス合作

配給:アンプラグド

公式サイト:http://elephantman4k.com/

上映時間:124分

上映区分:一般(G)

公開日:2020年7月10日(金) ※日本初公開1981年5月9日

監督:デヴィッド・リンチ

キャスト:

アンソニー・ホプキンス、ジョン・ハート、アン・バンクロフト、ジョン・ギールグッド、ウエンディ・ヒラー、フレディ・ジョーンズ 他

 

 

【解説】

19世紀末のロンドンを舞台に実在した奇形の青年ジョン・メリックの悲劇の人生を、「イレーザーヘッド」のデビッド・リンチ監督が描き、鬼才リンチの名を世界にとどろかせた名作。

見世物小屋で「エレファント・マン」として暮らしていた青年メリックの前に、ある日、外科医のトリーヴスという男が現れる。

メリックの特異な容姿に興味を持ったトリーヴスは、メリックを研究材料にするため、自分が勤める病院に連れ帰ることに。

何も話さず怯え続けるメリックを、周囲は知能が低いと思っていた。

しかしある時、メリックが知性にあふれた優しい性格であることが判明するが……。

 

日本では1981年に初公開。

作品誕生25周年を記念した2004年にはニュープリント版、本国公開から40年を迎えた2020年には4K修復版でそれぞれリバイバル公開される。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

滋賀県大津市の大津アレックスシネマにて『エレファント・マン<4K修復版>』を1週間遅れで公開のこの劇場の公開3日目の7月19日(日)に鑑賞。

 


 

約40年前、私が未だ中学生当時に大ヒットを記録し一大ブームを巻き起こした際には、ホラー映画かと思って勘違いをしていて鑑賞せず終いでしたが、今回、この機会に鑑賞することが出来て本当に良かったです。

 



そもそもは、怪物の様な特異な容姿から「エレファント・マン」と呼ばれ見世物小屋に入れられていた、19世紀のロンドンに実在したジョセフ・メリック青年(映画ではジョン・メリック)の数奇な悲しい生涯をモデルにした、人間の尊厳を問うマイノリティの半生を描く大人気戯曲があったそうなのですが、デヴィッド・リンチ監督は、アンソニー・ホプキンス演じるトリーブス医師が残した彼の回顧録に着想を得ながら、その戯曲とはまた違ったアプローチで映画化。



 

「切なさに胸が締め付けられる」というキャッチコピーにも嘘偽りのないほどに、実に切ない感動的な映画でした。

 



ジョン・ハート演じる素顔を隠しても、なお解き放つ純朴なメリック青年に扮した演技には心奪われるものがありました。



大女優ケンドール夫人役演じるアン・バンクロフトがメリック青年と一人の人間として心から交流を深める描写も良かったでした。

 



また、トリーブス医師が「私は見世物小屋の興行師ハイツと同じなのではないか」と自問自答したり、病院内の世界を見世物小屋と比較するなど、デヴィッド・リンチ監督が意識的に盛り込んだ、人間の尊厳を問うための構造的な仕掛けにも心揺さぶられました。

 



メリック青年が、目では見えない部分を想像力で補って作り上げた大聖堂の模型も、人間の尊厳や、或いは見かけからは垣間見られない内面をも真正面から見つめる暗喩として理解することも出来るでしょうね。

 



この日は日曜日ながら、観客は少ないながらも、シクシクと泣いておられた若い女性客も居られるなど、日本初公開から約40年経っても実に色褪せない感動作品でしたので、決してホラー映画などではなく、人間の尊厳を描いた問題作であって、是非とも多くの人にも観て頂きたい傑作でした。

 



従いまして、私的な評価と致しましては、
人間の尊厳を問う問題作であり、40年を経た今も尚、色褪せない感動作品であり、傑作かと思いますので、五つ星評価的には、満点評価の★★★★★(100点)の五つ星の評価が相応しい作品かと思いました次第です。

 

 

○映画『エレファント・マン4K修復版』予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。

 

未だ7月に観た3作品分の鑑賞済みの映画の感想をブログ記事化出来ていませんが、7月に劇場鑑賞した7本の中でも、最後に観た今作が予想以上に面白く、また今年観た映画の中でもズバ抜けて面白かった事から、これは是非とも多くの方々にも知って頂きたく思いまして、順序は前後してしまいますが、先ずは、取り急ぎ、この作品のご紹介をさせて頂こうかと思います。

 

今年度の24本目の劇場鑑賞作品。

 

 

今作が京都の人気劇団「ヨーロッパ企画」の全員で取り組んだ初のオリジナル長編映画ということを不覚にも最近になって知り、慌てて、先日、滋賀県草津市のイオンシネマ草津での上映最終日の7月30日(木)にどうにか滑り込みました。

 

 

「【Back To The ちょっと未来】(20.7/30・劇場鑑賞)」

ジャンル:コメディ/人間ドラマ

製作年/国:2020年/日本

配給:トリウッド

公式サイト:http://europe-kikaku.com/droste/

上映時間:70分

上映区分:一般(G)

公開日:2020年6月5日(金)

監督:山口淳太

キャスト:

土佐和成、朝倉あき、藤谷理子、石田剛太、酒井善史、諏訪雅、角田貴志、中川晴樹、永野宗典、本田力

 

 

【解説】

「サマータイムマシン・ブルース」などで知られる人気劇団「ヨーロッパ企画」の短編映画「ハウリング」をリブートした劇団初となるオリジナル長編映画。

 

とある雑居ビルの2階。

カトウがテレビの中から声がするので画面を見ると、そこには自分の顔が映っていた。

画面の中のカトウから「オレは2分後のオレ」と語りかけられるカトウ。

どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差でつながっているらしい。

「タイムテレビ」 の存在を知った仲間たちは、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるが……。

 

主人公カトウ役の土佐和成をはじめとする劇団メンバーのほか、朝倉あき、藤谷理子らが出演。

 

原案・脚本を劇団の代表である上田誠、監督を劇団の映像ディレクター、山口淳太が務める。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 


さすがに、ヨーロッパ企画の劇団主宰でもある、上田誠さんのお得意の”時間SF映画”の原案・脚本を、上手く映像化させた監督の山口淳太さんの力量もさることながら、”2分間”という縛りの中での長回し撮影は、何度も繰り返しトライ&エラーを重ねながら完成したのであろうと思って観てますと、最後に観客もホッとさせられる作品でした。

 

ヨーロッパ企画と言えば、あの有名な『サマータイムマシン・ブルース』では、クーラーのリモコン一つの為に<Back To The 昨日>を繰り返す馬鹿馬鹿しさで楽しませてくれた様に、今作では<Back To The ちょっと未来>から【ドロステ効果】に至る世界観で、クスクスッと笑わせて貰いました。

 



鑑賞前は、上映時間70分ってちょっと短いのではとも思いましたが、実際に観てみるとサクサクッと観られて程良い上映時間でした。

 



今のところ今年で最も面白かった作品でしたし、まさに傑作でした。



ただ【ドロステ効果】って用語が一般的でないからか作品タイトルで損をしている様にも感じましたが、意味不明っぽいところがまた味わいがあって良いのかも知れないですね。

※それにしても、エンディングロールの際に明らかになった撮影の舞台裏シーンでの撮影機材の小型化・簡素化にも驚かされました。

 



従いまして、私的な評価としましては、
劇団ヨーロッパ企画好きということもありますが、五つ星評価的には、五つ星の★★★★★(100点)満点評価が相応しい作品かと思いました。

※出来ますれば、今後、Blu-rayやDVDソフト化した際には、撮影の舞台裏の詳細秘話についても、エンディングロール以上にもっと沢山のエピソードを盛り込んで欲しく思いました。

 

 

○映画『ドロステのはてで僕ら』2分予告編

 

 

※尚、イオンシネマ草津では7月30日(木)で上映終了でしたが、7月31日(金)からは、京都みなみ会館など他の劇場でも引き続きロングラン上映されて行くみたいなので、是非、もう1~2回劇場鑑賞したいくらいになかなか面白い作品でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。