次は、そもそもは、2017年11月18日にPREMIERE HALL(横浜市)で開催された「ナキフェス#3」での上映用に製作された短編映像作品『ヘタクソで上手な絵』をご紹介いたします。
2019年3月16日より『SHORT TRIAL PRJECT 2018』Aプログラムの一篇として劇場公開。
その後、2019年8月28日発売のDVD『上田慎一郎ショートムービーコレクション』の<DISC2>の収録タイトルの1つとして収録されることなった幻の逸品。
<DISC2>
⑦『ヘタクソで上手な絵』
「泣かされてしまう隠れた逸品、是枝裕和監督風の家族ドラマ」
ジャンル:人間ドラマ
製作年/国:2017年/日本
上映時間:本編17分
監督・脚本・編集:上田慎一郎
キャスト:
藤野優光、星野晶子、伊藤慶徳、田中士道
小学3年生のシンペイは大好きなおばあちゃんにいつも自分の絵を褒めてもらっている。しかし、ある日、弟のユウジが、シンペイに「おばあちゃんは嘘つきなんだよ」と言い出し、喧嘩になり・・・。
監督の上田慎一郎さんと弟さん、そして、既に他界している祖母との実話を基に制作された作品とのこと。
上田慎一郎監督作品では、初めて子供を主演に据えた作品であり、子役には台本を与えずにシチュエーションだけを伝えて演じてもらうという演出を試みている作品とのこと。
道理で、是枝裕和監督の作品のような雰囲気をも醸し出す作品だと思ったら、子役に対する演出手法が全く同じアプローチだからなのかも知れないですね。
BGMが過剰なくらいに雰囲気を盛り上げるので、何気ない良くあるお話しなのですが、思わず涙腺が緩み、ついつい泣けてしまう映画に仕上がっていました。
私的な評価と致しましては、
これまでのトリッキーな短編映画とは一線を画す出来映えで、素直な作りで、観客を泣かせる映画としても良く出来ていたと思いました。
こういった子役を主役にした映画も立派に撮れるんだぞと言うことを証明するべく、2018年10月の『上田慎一郎ショートムービーコレクション』の劇場公開時にも、ピックアップされた作品群の<結婚>という主たるテーマからは少々離れてしまいますが、本作品も、劇場公開作品として、ぜひとも盛り込んで欲しかったくらいでした。
従いまして、私個人的には、かなり好きな作風の短編映画でしたので、五つ星評価的には★★★★(80点)の四つ星の高評価も相応しい作品でした。
今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。












