西武百貨店大津店が昨日2020年8月31日を以て、44年の歴史に幕を降ろし閉店となりました。
滋賀県彦根市に私の祖父がまだ元気に生きていた当時、西武グループの創業者であり礎を築いた故・堤康次郎氏が代議士時代に、祖父は後援会長の真似事みたいなことをしていたらしく、そういった縁もあり、西武百貨店大津店の閉店は、自分が住む京都市内にあった阪急百貨店が閉店・撤退した時よりも、何か感慨深いものがありました。
閉店セールには、おそらく名残を惜しむお客さんで凄い人混みになるかと思いましたので、結局、私は、新型コロナウィルスの感染予防の為、「3密」を避けるべく、営業最終日には、足を伸ばさず終いとなりました。

この西武百貨店大津店は、「西武王国の生みの親である故・堤康次郎氏の出身地である滋賀県の県庁所在地に百貨店を」と、44年前に肝いりで建てられた大型百貨店でした。
ですが、この西武百貨店大津店のある、滋賀県大津市におの浜周辺は、2017年8月末に閉店した大津PARCOに続き、ドミノ的に大型店舗の閉店が相次いでおり、インターネット通販の普及や低価格のファストファッションの台頭など、百貨店の主力商品だった衣料品販売が難しくなり、消費動向の大幅な変化や百貨店離れ、また、地方都市という土地柄から、なかなか海外旅行者などによるインバウンド需要なども見込めそうになく、そもそもが、地方都市における郊外型百貨店といった独特な業態での営業形態自体が難しくなってきていたこともあり、急速に売り上げが減退し、今回の閉店へと至ってしまいました。

それにしても、バブル崩壊後の1996年のご時世に開店したファッションテナントビルの大津PARCOは、あたかも既に閉店が決定するのが分かっていたかの様に、その最後の勇姿を、北村匠海さん&浜辺美波さん主演の邦画『君の膵臓をたべたい』(2017年)のロケーションの背景として映り込む事で、その役目を終え、また、翌年の2018年4月には、「Oh!Me大津テラス」として、平和堂フレンドマート大津テラス店や、ヤマダ電機、TSUTAYAなどを主軸とした複合テナントビルに生まれ変わりました。
しかしながら、1976年(昭和51年)の開業から今年で44年を迎える、県都・大津の唯一の百貨店であった西武百貨店大津店は、戦後の代表的建築家で、大阪万博の「エキスポタワー」などの作品で知られる、故・菊竹清訓氏の設計による店舗建物という、謂わばランドマーク的存在でもあり、そういった商業施設の消滅の影響は計り知れないほど大きいと思われ、滋賀県大津市における中心市街地の空洞化が更に加速化するかも知れないと懸念されています。

▲故・堤康次郎氏(1889年3月7日生~1964年4月26日没)
また、滋賀県は、そもそもが、西武グループの創業者として裸一貫の一代で上り詰めた豪傑の実業家でもあり、また滋賀県選出の政治家として、元・第44代衆議院議長でもあった、故・堤康次郎氏の出身地でもあり、「西武王国」の発祥の地として、近江鉄道などのグループ企業も、湖国には複数社あり、ゆかりが深い土地柄の中、1989年(平成元年)開業の、びわ湖大津プリンスホテルと並び、西武百貨店大津店は、滋賀県大津市を代表するランドマーク的な存在でもあり、その施設のひとつが消えることは哀しい限りですが、現在では、その跡地活用について、戦後を代表する近代建築家の故・菊竹清訓氏による建物と言うことからも、どの様な形で幕引きを図るのかと、脚光を浴び注目されていました。

▲世界的建築家の故・丹下健三氏の設計による、38階建ての高層ビル型高級ホテルであり、滋賀県大津市のランドマークタワーの「びわ湖大津プリンスホテル」。
しかしながら、残念な事に、この近代建築家による西武百貨店大津店の建物は跡形も無く解体されるらしく、その後の跡地活用については大型の分譲マンションを建設する予定とのこと。
また、今回の西武百貨店大津店の閉店に伴い、滋賀県は、徳島県とならび全国でも珍しい県庁所在地に百貨店が1つもない県という不名誉な記録を持つ事にもなるそうです。
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いつもブログを拝読させていただいている、きみ姐さんこと、女優の池上季実子さんの昨晩のAmebaブログに、今週の週刊現代の最新号2020年9月5日号(8月28日発売号)に、きみ姐さんの特集記事が掲載されているとの事。

ちょうど、浦沢直樹先生の連続漫画小説「あさドラ!」の待望の第4巻も発売されているみたいだったので、私は、週刊現代などの週刊誌は、普段は購入する事もほぼ無いのですが、この機会に、漫画「あさドラ!」と併せて、早速にもコンビニで購入!!!


この週刊現代の最新号には、きみ姐さんご本人もお持ちで無い秘蔵写真も沢山掲載との事でしたので、慌てて購入してしまいました(^^)v
今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。