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~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

12月25日(金)のクリスマス。今年もポッチXmasでしたので、ひとりっきりで、滋賀県大津市のユナイテッドシネマ大津まで、あのキアヌ・リーブス等によるSFコメディ映画の『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』の字幕版の鑑賞に出向いてきました。

 

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今年度の49本目の劇場鑑賞作品。※今年の映画納め。

 

 

「タイムマシンにお願い♪(20.12/25・2D字幕)」

ジャンル:コメディ

原題:BILL&TED FACE THE MUSIC 

製作年/国:2020年/アメリカ

配給:ファントム・フィルム

公式サイト:https://www.phantom-film.com/billandted/

上映時間:91分

上映区分:一般(G)

公開日:2020年12月18日(金)

監督:ディーン・パリソット

キャスト:

キアヌ・リーブス / アレックス・ウィンター / クリステン・シャール / サマラ・ウィービング / ブリジット・ランディ=ペイン / ウィリアム・サドラー / アンソニー・キャリガン / エリン・ヘイズ / ジャイマ・メイズ / ホーランド・テイラー / キッド・カディ / ジリアン・ベル / デイブ・グロール / ウィン・パトラー 他

 

 

【解説】

「スピード」や「マトリックス」でトップスターとなり、近年も「ジョン・ウィック」シリーズなど活躍を続けるキアヌ・リーブスが若かりし日に主演し、ロックスターにあこがれる高校生のビルとテッドが時空を超えた冒険を繰り広げる姿を描いたコメディ「ビルとテッドの大冒険」のシリーズ第3作。

 

前作から29年ぶりの新作となった今作では、主演のリーブスとアレックス・ウィンターの2人が、ミュージシャンになった大人のいまも少年の心を忘れないビルとテッドを三度演じ、タイムマシンで新たな冒険に出る姿を描く。

 

自分たちの音楽が将来世界を救うと予言されたビルとテッドは、曲作りに励み、その時を待ち続けて早30年。

人気も年月とともに落ち込み、いまや応援してくれるのは家族だけだった。

 

そんな彼らのもとに未来からの使者が現れ、時空の歪みによって人類滅亡まであと77分25秒しかないという驚きべき事実を伝える。

ビルとテッドは世界の消滅を防ぐため、そして「世界を救う音楽」を完成させるため、伝説のミュージシャンを集めて史上最強のバンドを結成しようと、過去や未来を駆け巡る。

 

監督は「ギャラクシー・クエスト」のディーン・パリソット。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

『スピード』『マトリックス』『ジョン・ウィック』という大ヒット作でスターの座に上りつめたキアヌ・リーブス。そんな彼の原点とも言うべき伝説のSFコメディ映画『ビルとテッドの大冒険』シリーズが第3弾として29年振りに帰って来た!と、本作品のチラシの文面でも謳っていますが、あいにくと、私は、前2作の『ビルとテッドの大冒険』(1989年)も『ビルとテッドの地獄旅行』(1991年)については未見。

 

今作品を劇場鑑賞する前に、動画配信サービスで視聴しておこうかとも思いましたが、どこの配信サービスも前2作を取り扱っていなかったので、過去のシリーズ作品を観ぬまま劇場鑑賞しましたら、割りと所々に前作からの小ネタらしきものが含まれていましたので、別に観ていなくても面白くは観られますが、前作を知っていた方が、より一層面白そうかとも思いました。

 

 

 

端的に言えば、ロックバンドの”ワイルド・スタリオンズ”として活動してきたビルとテッドのもとに、未来から使者が来て、タイムリミットの77分間以内に、世界中を沸かせる曲を作り演奏しないと、時空のゆがみから世界が消滅してしまうといった謎の設定の世界観を知らされ、ビルとテッドが電話ボックス型のタイムマシンに乗り込んで未来の自分達から曲を貰いに行くというお話。

 

 

実に、タイムパラドックスの在り方を嘲笑うかのように、あたかもアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん2』の如く、まさかと思うほど、ごく普通に未来の自分達とご対面をする主人公のビル(アレックス・ウィンター)とテッド(キアヌ・リーブス)の二人には思わず笑えて来ました。

 

 

ビルとテッドが時空旅行をする中、10年後は、刑務所に入れられてしまっており、まるで格闘ゲームの『ストリートファイター』シリーズのザンキエフを彷彿させるような筋肉隆々とした全身タトゥーだらけの自分達と遭遇したりと、そういったくだらない設定にも笑えました。

 

 

そして、その一方、未来に飛んだ父親が名曲を携えて帰ってくると信じ、それを再生するための「バンド」を作ることを決意。

彼らの娘たちは、伝説のミュージシャンたちを集めて歴史上最強のバンドを結成しようと思い立ち、遙か昔の過去まで遡り時空を駆けめぐるのでした。

 

 

ジミ・ヘンドリックスに、ルイ・アームストロングに、モーツァルトなどに加えて、地獄の門番の死神までをメンバーにした最強バンドをヘッドハンティングして集めて来ますが、果たして人類滅亡の危機はいかに・・・。この世界を<音楽>で救うことは出来るのであろうか!?

 

 

未来から『ドラゴンボール』にも出てきそうな、変な殺人ロボットに命を狙われる羽目になったりと、もう何でもありの世界観で、本当に、B級臭がして、たまらない映画ですが、いつにも増して楽しそうで愛くるしいキアヌ・リーブスが観られるだけでも儲けものの作品かと思いました。

 

 

これだけ売れていても大物俳優ぶらずにこんなバカバカしいSFコメディ映画に29年振りに出演するという実直な性格のキアヌ・リーブスのファンの人もそうでない人も、ぜひ映画館でご堪能あれ!!!

 

※尚、エンディングロールの最後の最後にオマケ映像があるので、館内が明るくなるまでは直ぐに席を立たないようにしましょう。

 

 

私的な評価と致しましては、

本当にくだらないギャグばかりが盛り込まれたB級臭いっぱいのSFコメディ映画でしたが、パンデミックでブルーな気分になっている私たちを笑顔にさせてくれる、最高にエクセレントな特効薬とも言える作品でしたし、こんな時こそ笑いが最も必要なのだなぁと痛感。

今年最後の映画にするには、少々くだらない映画過ぎるかとも思いましたが、笑い納めで良かったのかも知れません。

従いまして、五つ星評価的には★★★★(80点)の四つ星評価の高評価も相応しい作品かとも思いました次第です。

 

 

この日のクリスマスの時点で、京都府も二日連続で新型コロナウィルスの新規感染者数が100人の大台を軽く超える凄い勢いで猛威を奮って来ていることから、もうこの年末は劇場鑑賞は諦めて、しばらくは様子見をして巣籠もりして過ごそうかと思い立ち、今年は、あと1本で年間50本の劇場鑑賞本数に到達出来たのですが、結局、この映画の計49本目で、今年の映画納めとする事にしました次第です。

 

 

※しかし、どうにかしてでも、『ビルとテッドの大冒険』シリーズの前2作の方も絶対観てみたくなりました次第です。

Blu-rayを購入するしかないかな(汗)。

 

 

○12.18公開!『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』本予告

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

滋賀県大津市の大津アレックスシネマにて、全国でも僅か6館しか上映館がない、社会派ドラマの『日本独立』を、12月22日(火)に、歴史好きな今年83歳を過ぎた私の年老いた父親の希望もあり一緒に鑑賞に出向いてきました。

 

今年度の48本目の劇場鑑賞作品。

 

 

「GHQからの押し付け憲法論を軸に描いた映画(20.12/22・劇場)」

ジャンル:社会派ドラマ

製作年/国:2020年/日本

配給:シネメディア

公式サイト:https://nippon-dokuritsu.com

上映時間:127分

上映区分:一般(G)

公開日:2020年12月18日(金)

監督・脚本:伊藤俊也

キャスト:

浅野忠信 / 宮沢りえ / 小林薫 / アダム・テンプラー / ロバート・D・ヒース・Jr. / ベネディクト・セバスチャン / 柄本明 / 渡辺大 / 松重豊 / 伊武雅刀 / 佐野史郎 / 石橋蓮司 / 大鶴義丹 / 青木崇高 / 浅田美代子 / 梅宮万紗子 / 野間口徹 / 奥田瑛二(ナレーター) 他

 

 

【解説】

第2次世界大戦直後のGHQ占領下の日本を舞台に、一刻も早い日本の独立を求めて尽力した吉田茂と白洲次郎を描いた人間ドラマ。

 

親子ほども年の離れた2人の絆を軸に、終戦から憲法制定、独立までの歴史の舞台裏を、日米両国の視点からスリリングに描く。

 

終戦直後に外務大臣に就任した吉田茂は、日本の再出発のため、旧知の仲である白洲次郎を呼び寄せる。

抜群の英語力を備える白洲は、開戦前から既に日本の敗戦を予測し、実業の第一線を退いて郊外で農業に専念していた。

吉田はそんな白洲に、GHQとの交渉役となる終戦連絡事務局の仕事を託す。

こうして白洲は交渉の最前線に身を置くが、GHQは米国主導の憲法改正を強引に推し進めようとする。

 

白洲次郎を浅野忠信、妻・正子を宮沢りえ、吉田茂を小林薫が演じる。

監督は「プライド 運命の瞬間」「ロストクライム 閃光」の伊藤俊也。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

もっと吉田茂や白洲次郎が表立って活躍するお話かと思っていたのですが、その予想に反して、第2次世界大戦直後のGHQ占領下の日本を舞台に、憲法問題調査委員会、憲法研究会、GHQによる憲法の草案や議論と、その駆け引きのせめぎ合いの様子を軸に、憲法改正の過程について描いた映画でした。

 

 

要は、終戦後を舞台に、日本国憲法の成立に伴う、大日本帝国憲法の改正に際する日米の議論と、暗躍した吉田茂と白洲次郎の話であって、所謂、GHQ主導の押し付け憲法論を中心に、そのプロセスの在り方についてを問題視するかの様な描き方をしている映画でもあり、(おそらくそれらは、ほぼ事実であるかとは思うのですが)、その点から、イデオロギー的にはリベラル派よりも、如何にも、現在の日本国憲法の改正信奉者の保守系の人々が喜びそうな内容の映画になっていたようにも感じました(汗)。

 



映画の内容とは別に、浅野忠信さん演じる「ミルクマン」を自称する白洲次郎役が飄々として面白く、また吉田茂役扮する小林薫さんですが、メイク担当の江川悦子さんによる特殊メイクが凄すぎて激似でとても驚かされましたね。

小林薫さんが「今回は、先ずは形から役に入った」と仰るのも頷けるほどでした。

 



また、白洲次郎の妻・正子に宮沢りえさん。他に、国務大臣・松本烝治役の柄本明さん、内閣総理大臣・幣原喜重郎役の石橋蓮司さん、元内閣総理大臣・近衛文麿役の松重豊さん、戦艦大和からの生還者・吉田満役の渡辺大さん、その母・ツナ役の浅田美代子さん、東京帝国大学名誉教授で憲法学者の美濃部達吉役に佐野史郎さん、昭和天皇役に野間口徹さんをはじめ錚々たる俳優陣が、重厚な人間ドラマを繰り広げておられ、なかなかのオールスターキャストが脇を固めた作品となっていました。

 

 

ただ、こういった多くの配役による主義主張が交錯する群像劇であるにも関わらず、パンフレットさえも元々制作されていないので、事前に少しでも歴史的な予備知識がない状態で観るには、かなりしんどい映画かも知れないですね。

 

 

私的な評価と致しましては、
白洲次郎の活躍場面が今ひとつ少なくパッとしなくて、また、映画のタイトル『日本独立』とお話の中身があまりにも乖離しているため、内容自体がいくら事実に基づいていたとしても、私のイデオロギー的な主義主張のありかは別にしまして、期待作であったはずが、残念ながら、本作品をあまり高評価の作品とは思えなかったです。

 

 

大日本帝国憲法の改正、即ち日本国憲法の成立過程を描くのに多くの時間を割くあまりに、肝心の連合国諸国との平和条約であるサンフランシスコ講和条約までの道程がほとんど語られぬままになってしまい、『日本独立』のタイトルだけが浮いた形で名前倒れになってしまっていたようにも感じてしまい、その点が非常に残念でした。

 

 

従いまして、五つ星評価的には★★★☆(70点)といった、やや厳しい評価となりますが三つ星半評価とさせて頂きました次第です。

 

○映画『日本独立』12月18日(金)公開 予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

新型コロナ禍の影響から、二転三転していた劇場公開の延期から、先週の12月18日(金)にようやく、アメリカよりも1週間先駆けた先行公開に漕ぎ着けた年末年始のハリウッド娯楽大作。

前作のDCコミック映画『ワンダーウーマン』が世界中で大ヒットを記録しましたが、その続編である『ワンダーウーマン1984』を、滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで公開初日の字幕版の初回上映の鑑賞に出向いてきました。

 

今年度の47本目の劇場鑑賞作品。

 

 

「世界を救うための哀しい代償(20.12/18・2D字幕版)」

ジャンル:アクション

原題:WONDER WOMAN 1984

製作年/国:2020年/アメリカ

配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/

上映時間:151分

上映区分:一般(G)

公開日:2020年12月18日(金)

監督:パティ・ジェンキンス

キャスト:

ガル・ガドット / クリス・パイン / クリステン・ウィグ / コニー・ニールセン / ペドロ・パスカル / ロビン・ライト 他

 

 

【解説】

DCコミックスが生んだ女性ヒーロー、ワンダーウーマンの誕生と活躍を描き、全世界で大ヒットを記録したアクションエンタテインメント「ワンダーウーマン」の続編。

 

スミソニアン博物館で働く考古学者のダイアナには、幼い頃から厳しい戦闘訓練を受け、ヒーロー界最強とも言われるスーパーパワーを秘めた戦士ワンダーウーマンという、もうひとつの顔があった。

 

1984年、人々の欲望をかなえると声高にうたう実業家マックスの巨大な陰謀と、正体不明の敵チーターの出現により、最強といわれるワンダーウーマンが絶体絶命の危機に陥る。

 

前作でもメガホンをとったパティ・ジェンキンス監督のもと、主人公ダイアナ=ワンダーウーマンを演じるガル・ギャドットが続投し、前作でダイアナと惹かれあった、クリス・パイン演じるスティーブも再び登場する。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

この一年の終わりに、たった一本だけですが、メジャースタジオ製作のハリウッド娯楽大作を、本国アメリカでは、劇場上映とHBO Maxという動画配信サービスとの同時配信になるとは言え、日本ではそのアメリカよりも1週間先駆けて映画館の大きなスクリーンで観られる事には、ワーナー・ブラザース映画社に感謝したいです。

 

映画館で観たくても、新型コロナ禍の影響で、それが出来ない地域も未だ沢山ある事を考えると余計にそう思いますね。

 

 

今回の続編『ワンダーウーマン1984』は、ワシントンDCを主な舞台に、これまで観る事が出来た現代のワンダーウーマンと、第一次世界大戦中の彼女の、およそ中間の姿を描いています。


※尚、今回の続編『ワンダーウーマン1984』を観るに際しては、『ジャスティス・リーグ』(2017年)などのDCコミック映画の関連作品は特に事前に観る必要はないかも知れないですが、前作の『ワンダーウーマン』(2017年)については、ダイアナの恋人だったスティーブ・トレバー(クリス・パイン)との関係性などを知る意味合いでも、事前に観ておいた方が良いかも知れないですね。

 

 

舞台は、1984年。街には石油王を自称する実業家マックス・ゴールド(ペドロ・パスカル)のCMがキャッチフレーズ「あなたの夢を叶えよう」とともに流れていました。

ダイアナ(ガル・ガドット)は考古学者としてスミソニアン博物館に勤める傍ら、秘密裏に街のトラブルを解決していましたが、あれから66年も経っているにも拘わらず、未だスティーブ・トレバー(クリス・パイン)を失った悲しみから立ち直れず、かげりのある表情で、仕事以外では人を退けるように暮らしていました。

 

 

そんな或る日、彼女の職場に、新しい同僚として、同じく考古学者のバーバラ・ミネルヴァ博士(クリステン・ウィグ)がやってくるのでした。

彼女は見かけは冴えないのですが優しい心の持ち主でした。

そんな彼女に、FBIからの要請で強盗事件の証拠品である古美術品の鑑定を依頼されるのでしたが、その中のひとつの「石」の台座にラテン語で願いを叶えると記されているのに気付いたダイアナでしたが・・・。

 

 

バーバラはダイアナのようになりたいと願い、ダイアナは亡き恋人のスティーブ・トレバーとの再会を願うのでした。

 

 

今回、第一次世界大戦中に戦火に散ったスティーブ・トレバーが一体どうやって1984年の舞台に出演することになるのかと思っていましたが、まさかこの「石」の魔力を借りて蘇ることになるとは。

 

 

確かに脚本的にも、辻褄が合わないところが散見され、肝心のアクションシーンも前作より少なくなってはいましたが、戦争映画でもある前作での最大の欠点だった「悪役のキャラ的な存在感の弱さ」が克服されて、むしろ今作では、ワンダーウーマンよりも悪役となるふたりの方が実質的な主人公とも言え、老若男女に向けて非常に分かりやすいエンタメ映画にもなっていました。

 

 

端的に申せば、【人間の欲望】と【その代償】という、普遍的で根源的な全人類共通のテーマを描いた作品でした。

 

 

幼き日のダイアナも出場する、神が創りしアマゾン族による、勇敢な戦士アステリアを讃える競技シーンで始まり、その後、1984年に舞台が移り、ショッピングモールでの強盗事件を解決するシーンなど、作品冒頭から迫力満点の映像が楽しめました。

 

 

しかしながら、「打ち上げ花火、下から見るか横から見るか?」を地でいってるシーンなど、ワンダーウーマンの力を持ってすれば、旧型戦闘機もステルス戦闘機になったりと、もう何でもありの世界観でもありました(苦笑)。

 

 

中盤は、ワイヤーアクションのスロー映像を交えたアクションシーンが多く、やや作品のスピード感を失速させたものの緊迫感のあるシーンの連続でした。

 

 

そして、終盤はド迫力のアクションシーンで作品としても勢いが戻り、見応えがありました。

終盤の見せ場は、金色の鎧を身にまとった雄姿。

 

 

この金色の鎧も一体どの時点で持ってきたのかなど辻褄が合わない点もあったのですが、それもご愛敬ですね(笑)。

 

 

願いの代償から、神の力を失いつつあるダイアナがスティーブ・トレバーに諭されても抵抗するあたりの彼女の表情は、実に普通の女子っぽくもあり、今回の続編では、アクションよりも恋愛パートの方が肝のようで、心揺さぶられて、涙腺崩壊しそうになってきました。

 

 

1984年を舞台にしてあるのも、その時代が青春真っ盛りであった私にとってはとても嬉しかったですね。

序盤は、ポップで新しい何かが次々生まれて躍動しつつあった時代のその文化的な1980年代を見せていましたが、中盤以降からは、1984年と言えばレーガン大統領が誕生した年でもあり、レーガン大統領の掲げる新保守主義により、米ソ冷戦強行路線を大幅に進行していったという政治的な1980年代の色合いの方を強調していました。

何故、今作の舞台が1984年だというとそういう意味合いの様でした。

 

 

エンディングの直後にオマケ映像もありましたが、私にはその意味合いが良く分からなかったのですが、他のアメコミに詳しい映画ブロガーの御方に教えを請いましたところ、アステリアと自称されていた人は、実は、1975年当時に、テレビシリーズでダイアナ役をやったリンダ・カーターさんだそうです。

パティ・ジェンキンス監督がリスペクトされているようですね。

 

 

私的な評価と致しましては、

確かに脚本的にも、細部に亘り辻褄が合わないところも散見される点や、何よりも、上映時間が151分とやや長尺に過ぎる点など、かなり玉に瑕な部分も多かった作品でしたが、如何にも、前大統領のトランプ氏を皮肉ったような作品かと思いつつも、ダイアナへの羨望心から怪人チーターへと変貌したバーバラにしても、邪悪な実業家マックスにしても性根のところでは悪い人ではないとしっかりと説明されている点で「罪を憎んで人を憎まず」的なオチも好感が持てました。

 

続編の壁という、ある種の普遍的な因縁を超えた作品かというと今作については、微妙ではありましたが、ガル・ガドットの美貌を愛でる映画としてはよく出来ていたとは思いましたので、高評価ながらも、五つ星評価的には★★★★(80点)くらいの評価が相応しい作品かと思いました。

 

○映画『ワンダーウーマン1984』US版予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。