『週刊文春CINEMA 2023冬号』#2023年映画ベスト10 ランキング発表! | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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昨年の2022年には、これまで休刊している映画雑誌・映画秘宝が毎年行なってきた年間映画ランキング(ベスト10)の企画を引き継ぐ形で、文春ムックの『週刊文春CINEMA』が実施をし企画記事としていましたが、本年の2023年冬号でも、最早、これからは『週刊文春CINEMA』の恒例企画として定着化を図るが如く、「映画好き57名投票による、2023年映画ランキング(ベスト30)」を掲載し販売しているとの情報を、公式X(旧Twitter)のTLで流れて来た投稿で知り、今年も慌てて、書店にて購入。

 

▲文春ムック『週刊文春CINEMA 2023冬号』(定価660円)

 

 

 

今号の目次を見ても一目瞭然かとは思うのですが、『BEST CINEMA 2023』と銘打った今年の映画ランキング特集号ではあるのですが、昨年の『ベストシネマ2022』の時にもブログ記事に書いたのですが、非常に残念な事に、ランキングの集計の猶予期間と発刊時期との兼ね合いもあるからなのでしょうが10月末が締切りらしく、11月から日本国内封切り後の、例えば、北米をはじめ世界各国で公開されるや否や従来の日本映画の観客動員記録を大幅に更新しつつある『ゴジラ-1.0』や、また、前作をも凌ぐ大幅な観客動員数の増加を記録しつつある、コメディ映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』をはじめ、12月以降に日本公開された、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年作品の『ウィッジュ』や、ワーナー・ブラザース社による『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』などの師走から年末年始にかけての目玉作品がランキングの集計対象外になっていることから、《今年度のランキング》と呼ぶのには、いささか物足りない部分もあるので、正直なところ、毎年恒例だったあの「映画秘宝」のランキングを継承していると見るには、今年もその点は本当に勿体なかったですね。

 

そしてまた、集計のサンプル数が《各界の映画好き57名》と、非常に少ない点を鑑みますと、本年度の映画ランキングと大々的に謳うには、ちょっと物足りない面もあるかも知れないですね。

 

ただ、映画ランキングの結果発表の特集記事の他にも、今後の話題の公開予定の新作映画についての「これから公開の注目作!」の記事の数々や特集記事の「生誕100年・世界が今観ている鈴木清順」や「今年のキーワードで観る映画・ベスト5」による「坂本龍一」「パレスチナ問題」「大谷翔平と野球」「笠置シヅ子」にまつわる映画についての記事など、なかなか読み応えがある記事も満載な内容ではありました。

 

 

で、肝心の『2023年の映画ランキング(ベスト10)』の結果ですが、昨年は断トツで『トップガン マーヴェリック』だったのでしたが、本年度は、今号の表紙の背景色が一面ピンクで彩られている事からも、マーゴット・ロビー主演の『バービー』。

 

そして、ケイト・ブランシェット主演の『TAR/ター』との2作品とがほぼ断トツの1位、2位を獲得。

 

 

また、3位には、ようやくアニメながらも日本映画の『君たちはどう生きるか』がランクイン。

 

 

が、しかし、3位の『君たちはどう生きるか』については劇場鑑賞済みですが、この1位・2位の両作品ともについては劇場鑑賞が出来ていないのが今となっては非常に悔やまれますが、とは言え、そんなにも凄い作品だったのでしょうか?

 

《百聞は一見に如かず》ですので、また配信ででも観てみようかと思う次第です。

 

 

その他のランキングの詳細は以下の通りです。

 

 

 

 

 

そして、未だ大晦日まで10日ほどありますが、私的2023年映画ベスト10については以下の公式X(旧Twitter)投稿の通りです。

 

 

 

私の場合には、小難しい映画よりも、ただ単純に、映画を観て胸がスカッとしたり、大笑い出来たり、思わず涙腺が緩むほどの感動が出来たかどうかなどを大まかな選考基準にしてランキング付けをしました。

 

そういった意味合いでは、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』や『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』、或いは『リボルバー・リリー』などのアクション映画も確かに良かったのですが、下半期に観た映画の印象が強く残っていたのもあり、こういった感じのランキングに落ち着きました。

 

ですので、偶然ですが、米国アカデミー賞の受賞作品、ノミネート作品などは私のランキングには含みませんでした。

 

 

 

結局、今年も、新型コロナウイルスが5類相当に分類され、今年の春以降は新型コロナ禍も落ち着きを取り戻しはしましたが、両親それぞれのガン治療・検診の送迎をはじめ、特に母親のガンの摘出手術のために都合4度も入退院を繰り返したこともあったりと、バタバタと忙しくしていましたので、一昨年の計51本⇒昨年は計45本、そして今年は昨年よりも更に12本も少ない計33本となってしまいました。

 

今年の「劇場鑑賞作品の一覧表」と、昨年来から、未だにブログ記事化が出来ていない劇場鑑賞済みの映画についても、年が明けてからになってでも、出来る限り、ブログ記事としてアップしていきたいとは思っておりますので、またお目をお通し下されば幸いです(汗)

 

 

○「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」8/18 MovieNEX発売 予告編|ディズニー・スタジオ公式

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。