『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』(2023年) #イオンシネマ京都桂川 #2023WBC | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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本作品は、6月2日(金)から3週間限定ロードショーしている、話題の2023WBC・第5回大会に完全密着したドキュメンタリー映画ですが、先に観に行っていた従姉夫婦が「すごく感動的で良かったので是非観に行って来てね!」とわざわざLINEメッセージを入れてくれていたので、年老いた父親と一緒に、私も先日の6月12日(月)に、京都府の3館ある上映館のうちの一つである、イオンシネマ京都桂川まで特別鑑賞料金2,200円×2人分を支払って鑑賞に出向いて来ました。

 

つきましては、未だブログ記事化出来ていない劇場鑑賞済みの映画も沢山残しておりますが、本作品が期間限定上映作品と言うこともあり、先ずは、この2023WBC・第5回大会での世界一奪還までの軌跡についてのドキュメンタリー映画をご紹介させて頂くこととします。

 

 

今年度の18本目の劇場鑑賞作品。

(今年度のイオンシネマ京都桂川での1本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

 

「世界一奪還までの軌跡は何度観ても感動!(23.6/12・劇場)」

ジャンル:ドキュメンタリー

製作年/国:2023年/日本

製作会社:J SPORTS / NPBエンタープライズ

配給:アスミック・エース / J SPORTS

公式サイト:https://www.japan-baseball.jp/jp/movie/2023/

上映時間:130分

上映区分:一般(G)

公開日:2023年6月2日(金)※3週間期間限定上映でしたが、好評のため、6月29日(木)まで上映期間を1週間延長が決定。

撮影・監督:三木慎太郎

ナレーション:窪田等

主題歌:あいみょん「さよならの今日に」

協力:日本野球機構(NPB) / World Baseball Classic,Inc./ オリックス・バファローズ / 福岡ソフトバンクホークス / 埼玉西武ライオンズ / 東北楽天ゴールデンイーグルス / 千葉ロッテマリーンズ / 北海道日本ハムファイターズ / 東京ヤクルトスワローズ / 横浜DeNAベイスターズ / 阪神タイガース / 読売ジャイアンツ / 広島東洋カープ / 中日ドラゴンズ

 

出演(取材対象者):

侍ジャパントップチーム

 

 

【解説】

野球日本代表チーム「侍ジャパン」が、2023年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝するまでの軌跡をたどったドキュメンタリー。2017年の「あの日、侍がいたグラウンド」、2020年の「侍の名のもとに 野球日本代表 侍ジャパンの800日」に続き、WBCに挑む侍ジャパンに密着したドキュメンタリーの第3弾。

2021年12月、栗山英樹が侍ジャパン監督に就任した。誰よりも野球を愛し、選手を愛する指揮官は「世界一」を目標に掲げ、2023年3月開催のWBCに向けて進んでいく。

3大会14年ぶりのWBC優勝を勝ち取った、史上最強と言われる侍ジャパンがいかにして誕生したのか。代表選手30人の選考会議もカメラに収め、大会直前に行われた宮崎合宿、本大会ベンチやロッカーでの様子、選手の苦悩や葛藤、そして歓喜の瞬間まで、チーム専属カメラだからこそ捉えることのできた貴重な映像の数々で振り返っていく。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

▲それにしても、何故になのか、いつもイオンシネマ京都桂川では正式な作品名を全文掲示せずに、副題を省略して作品名を載せるのかな?

 

 

 

ゴールデンウィークの5月7日(日)にテレビ朝日系列で放送していた『緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂』の特番の方もかなり面白くて良かったのですが、今回のドキュメンタリー映画では、栗山英樹監督就任会見から、代表選手30名を選ぶべく何度も繰り返された代表選手選択会議の模様や、早くからWBCの出場に意欲的だったにも拘らず怪我のために出場辞退に至ったメジャーリーガーの鈴木誠也選手(シカゴ・カブス)や、この春からボストン・レッドソックスにてメジャーリーグに挑戦する元オリックス・バファローズの主砲・吉田正尚選手の選考までの経緯などにもスポットを当てており、ウラ話的な背景事情も垣間見られた点が良かったですね。

 

 

また、2009WBC第2回大会にて優勝投手にもなっている、今年36歳の今やメジャーを代表する、ダルビッシュ有投手(サンディエゴ・パドレス)が侍ジャパンの宮崎合宿の当初から帰国し駆け付けてくれて、若手の佐々木朗希投手(千葉ロッテマリーンズ)などに変化球の投げ方を直接指導してくれている風景なども実に新鮮でした。

 

 

リアル二刀流の大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)が日本に帰国し侍ジャパントップチームに帯同して以降は、強化試合をはじめ押し寄せるファンの数も半端じゃなかったのも凄かったですね!

 

 

源田壮亮選手(埼玉西武ライオンズ)の予選・東京ラウンドにおける、宿命のライバル・韓国戦での帰塁の際のアクシデントによる怪我の酷さと、その負傷をものともしない屈強な精神力に本物のサムライ魂を見ましたね。

 

 

さらに、日系アメリカ人初の侍ジャパン、メジャーリーガーのラージ・ヌートバー選手(セントルイス・カージナルス)がチームに馴染んでいく過程や攻守に大活躍していく様子も余すところ無く撮影していて良かったです。

 

また、特に、今回のドキュメンタリー映画では、おそらく初出し映像と思われる映像も多くて面白かったです。

 

 

大谷翔平選手によるカメラ撮影で気持ちを和ませる村上宗隆選手(東京ヤクルトスワローズ)の練習風景や、決勝トーナメント・米国マイアミラウンドの準決勝・メキシコ戦で先発した佐々木朗希投手が悔しさのあまりベンチ裏で独り座り込んで涙を流しているシーンも印象的でした。

 

 

決勝戦のアメリカ戦は、まさに漫画に描いたような信じられないようなシナリオの流れで何度見ても感動ものなのですが、しかしながら、今回の映画で振り返って観ると、やはり、ここに至るまでの準決勝・メキシコ戦が最大の山場だったような気がします。

 

 

前回(第3回)、前々回(第4回)のWBC大会ともに準決勝敗退を喫していた侍ジャパンにとっての鬼門のカードだっただけに、7回裏、吉田正尚選手による起死回生の同点3ランホームラン。そして9回裏、大谷翔平選手による侍たちに今一度奮起をうながす激走による二塁打から、吉田正尚選手の四球を経て、村上宗隆選手に繋がるサヨナラ打までの一連の流れが実に鳥肌ものの感動的瞬間でした。

一塁代走の俊足の周東佑京選手(福岡ソフトバンクホークス)の走塁があまりにも速過ぎて、二塁ランナーの大谷翔平選手が追い抜かれるかのようでもありました(苦笑)

 

 

決勝戦・アメリカ戦。まさに「大谷で始まり、大谷で終わる」と言えた、2023WBC第5回大会でしたが、元SMAPの中居正広さんが指摘していたリアル二刀流ならではの「泥だらけのクローザー」というフレーズも、ナレーターの窪田等さんがこの映画の中でも、ちゃんと用いてられていて何だかそれだけでも嬉しかったですね!

 

 

「今日だけは憧れるのを止めましょう」という大谷翔平選手の決勝戦・アメリカ戦の試合開始前の締めの言葉から、このドキュメンタリー映画のタイトルが付けられたかとは思うのですが、本当に野球漫画から抜け出して来たような大谷翔平選手の偉大さ、凄さ、そして、日本野球の凄さも証明し再認識させられた大会でした。

 

 

ロサンゼルス・エンゼルスでの盟友であり、アメリカ代表の主将マイク・トラウト選手との夢の対決が実現するなんて、こんな事態を一体誰が想像していたでしょうか。

「野球って本当に面白い」と思わせてくれた大会でした。

 

 

最後の大谷翔平選手のひと言に爆笑! 

 

最後に、あいみょんの主題歌のあとに続く、長いエンドロールの最後の最後に爆笑のオチ(大谷翔平選手のひと言)がありますので、映画は、最後の最後まで席を立たずに観ましょう!

 

この最後のオチを観るだけでも価値が有る映画かも知れないです(笑)

 

 

私的評価:★★★★★(100点満点)。 

 

私的な評価は、今作は、完全密着ドキュメンタリー映画だけあって、ベンチ内やベンチ裏など試合中には、決してテレビ中継でも観る事が出来ない側面からも撮っていることもあって、すごく面白い出来映えのドキュメンタリー作品にもなっていたと思いましたので、五つ星評価的にも、文句なしの★★★★★(100点満点)が相応しい作品かと思いました次第です。

 

 

 

○映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」6月29日まで上映期間延長決定 60秒

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。