【悲報】大津アレックスシネマが来年3月で閉館。#大津アレックスシネマ #閉館 #滋賀県大津市 | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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ショックなことは奇妙なことに連鎖するのか、神田沙也加さんが亡くなられた事に落ち込んでいたら、今度は、私に数多くの名作・迷作を観させてくれていた、クルマ移動でも駐車場代無料サービスで観に行ける映画館で、本年度、私個人的には、最も多くの劇場鑑賞本数を誇る大津アレックスシネマが、な・な・なんと・・・。来年3月27日(日)を以て閉館されることになったとの悲報が届きました。

 

 

 

 

 

 

滋賀県大津市の大津アレックスシネマとは、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008年)の前売り券を購入して以降からのお付き合いですから、もうかれこれ14年近く通わせて頂いていることになるかと思います。

(また、東宝系列のシネコンだった浜大津アーカスシネマ時代から数えたら、本当に相当な年月お世話になっていることかと思います。)

 

14年前のその当時も今ほどに閑散とした映画館でもなかったのですが、他の隣接するシネコンと比べると案外観客数が少ない映画館だったので、その頃、PTSD障碍を抱えてしまった私は、主治医と共に”映画療法”という認知行動療法で心の病を徐々に和らげるよう、映画の劇場鑑賞で慣らして行こうと模索していた頃だったので、この大津アレックスシネマの、ある意味少々閑散とした劇場が私を救ってくれて、今のような寛解状態にまで至らせてくれた”恩人”のような、シネコンとミニシアターの間のような貴重な映画館でした。

 

一時期、今のラインナップからは到底考えられないかも知れないですが、この大津アレックスシネマがシネコン向けの大作映画や子供向け映画ばかりのラインナップを上映されていた時期には、正直なところ、隣接するシネコンである、ユナイテッド・シネマ大津やイオンシネマ草津の方で観る機会が圧倒的に多くなっていましたが、松岡支配人が支配人に着任されて以降なのかどうかは分からないですが、滋賀県では上映をしていないようなミニシアター系の映画も積極的に上映されてこられた地道な努力の甲斐もあり、次第に再び足を運ぶ機会も増えていきました。

 

 

そして、更にまた昨年来から新型コロナ禍の非接触化による感染対策なのか省力化の一環なのか、新たにクレカ決済も導入して下さった事から、私個人的にもお財布事情にも非常に優しい映画館になった事もあり、特に、今年は、現在、49本の劇場鑑賞作品のうち、22本もの映画を観ており、大津アレックスシネマで鑑賞している本数の比重がとても増えていた矢先のこの悲報に、驚きと失望感のあまりに言葉が出てこない状態でした。

 

 

昨年の秋に、新型コロナ禍の感染拡大による影響などから、一時閉館を余儀なくされた際には、信じられないほどの観客動員数を記録したアニメ『劇場版・鬼滅の刃・無限列車編』の大ヒットを契機に息を吹き返され、営業再開に結びついたみたいでしたが、今回は、建物賃貸借契約の終了に伴う閉館らしいので、理由が理由だけに、大ヒットが予想される、アニメ『劇場版・呪術廻戦0』の観客動員が良くても悪くても大津アレックスシネマの延命には繋がらないのかも知れないですが、閉館までの残りわずかな月日、観に行ける機会がある時は、目当ての作品目指して、出来る限り劇場鑑賞に出向きたいと思う次第です。

 

 

この大津アレックスシネマの待合所から、このように清々しい、琵琶湖の浜大津港を臨む眺望を観る機会もなくなるかと思うと実に寂しい限りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

○今後の大津アレックスシネマの公開予定作品

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。