映画雑誌『映画秘宝2018・3月号』爆選!2017年度ベスト&トホホ10!!特集号 | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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今更ながらですが、昨年(2018年)に発表された、映画雑誌・映画秘宝の一昨年のランキングを掲載していた、「爆選!2017年度ベスト10&トホホ10」の概要をブログ記事に残していなかったので、あくまで個人的な備忘録的に書き記して残しておきたいと思います。

 

▲『映画秘宝2018・3月号』ベスト&トホホ10!!特集号(定価:1,080円)

 

昨年(2018年)は一昨年の古今東西の批評家・映画マニアによる投票が更に増え、約160名を超える投票者にて、選んだ、映画秘宝ベスト10&トホホ10ですが、

 

先ずは、

<映画秘宝・爆選!!2017年度ベスト10>

毎年このベスト10の1位に輝いた作品のイラスト画が表紙になるのが恒例になっていましたが、この年より、ベスト10を飾ったヒロイン達が勢揃いしたイラスト画になっていて、すごく格好良い表紙画ですね!

 

♚1位:『ブレードランナー2049』(2017年)

 

 

ぶっちぎりの堂々の第1位らしいですが、やはりSF映画の金字塔的な作品『ブレードランナー』(1982年)の正統的な続編と言うことから、その賛否が大きく両極端に分かれており、後述しますが、トホホ10でも1位という、謂わば、アカデミー賞とラズベリー賞をダブル受賞したような感もあり、良くも悪くも第1位にランキングされると言うのは、それほど注目度を浴びていた証拠の作品でしょうね。

 

私も、当時、イオンシネマ京都桂川にて、2D字幕DOLBYATMOS・ULTIRA上映にて鑑賞しましたが、上映時間が163分(2時間43分)とインド映画並みに、そこそこ長かったので、トイレに行くために映画を途中退場しなければならないかと心配でしたが、どうにか膀胱も保ってくれて、上映中に途中退場せずにEDロール最後まで鑑賞することが出来ました。

 

ただ、生憎と、この作品のサントラ盤やBlu-rayディスクまで購入しているにも拘わらず、未だに感想記事をブログ記事化出来ていないのは、反省しきりです。

また、機会を作ってBlu-rayディスクにて鑑賞し直して、早く感想記事をUPしたいと思います。

 

♚2位:『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)

 

 

ゾンビ映画はどちらかというと苦手なのですが、この作品は、本当に泣けるゾンビ映画として、ジャンル的には、パニック映画・ゾンビ映画と言うよりも人間ドラマと言ってもいいくらいに素晴らしい出来映えの作品でした。

 

公開当時は、滋賀県大津市のユナイテッドシネマ大津などでも上映はしてはいたのですが、日本語吹き替え版のみの上映でしたのでその時は観逃していたのですが、翌年の2018年になって、オリジナルの韓国語に日本語字幕版のセカンド上映をして下さった、京都・出町座にて鑑賞。

 

私のこれまでのゾンビ映画に対する先入観を変えた本当に面白い作品であり、大傑作でした。

 

※ですので、私の2017年度のランキングには、公開当時観逃していたのでランクイン自体させていませんでしたが、おそらく公開当時に観ていたらベスト3には入るほどの作品だと思いました。

 

→ 『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)

 

♚3位:『ベイビー・ドライバー』(2017年)

 

 

これぞ劇場の大きなスクリーンで観るべき映画でしたね。

私は、1回目は、Tジョイ京都にて2D字幕版を鑑賞して、主人公のiPodから流れている設定の映画音楽とドライビングテクニックなどが巧くリンクしていて感動したのですが、後日、2回目の鑑賞として、イオンシネマ京都桂川にて、4DX2D字幕版上映で再鑑賞。

4DXのエアー噴射等で、射撃音の効果音までも、映画音楽と、ちゃんとリンクしているのが判明し、エドガー・ライト監督の実に細部までこだわった映画作りに思わず感動したのを覚えています。

 

ですので、ベスト3にランクインしたのも納得の映画かとも思いました。

 

→ 『ベイビー・ドライバー』(2017年):2D字幕版

 

→ 『ベイビー・ドライバー』(2017年);4DX2D字幕版

 

 

♚4位:『キングコング:髑髏島の巨神』(2017年)

 

 

ハリウッド版GODZILLA(ゴジラ)との来たるべき対決を見越して、復活させたキングコングの映画。

時代設定をベトナム戦争直後にしたのが奏功したかとも言える作品。

公開当時は、映画の内容自体も面白かったのですが、EDロール最後のオマケ映像で、洞窟内の壁画に、ゴジラ、モスラ、キングギドラのような壁画が描かれていたのが随分と話題を呼んでいましたね。

それが、やはり、今年の2019年5月31日公開予定の『ゴジラ:キング・オブ・モンスター』への布石だったみたいでしたね。

 

※尚、この映画も、他のシネコンでは2D吹き替え版のみの上映ばかりでしたので、2D字幕版の上映最終日に、わざわざイオンシネマ久御山までクルマで鑑賞に出向いた作品でしたが、感想記事を未だにブログ記事化出来ていない状態です。

サントラ盤も廉価版DVDも購入済みですので、また再鑑賞の上、早くブログ記事化したいと思います。

 

♚5位:『エル ELLE』(2016年)

 

 

喰わず嫌いしちゃいけないとは思いつつも、心理的に迫ってくるサイコスリラーやサスペンス映画は苦手なので、この作品も、公開当時、齢64歳のイザベル・ユペール演じる中年女性に対するレイプもの映画と言うこともあり、ついつい敬遠しがちで、この映画自体は何度かセカンド上映で劇場で観られる機会もあったのですが、結局、あえて観逃してしまった作品でした。

 

2017年度の映画秘宝のベスト5にランキングまでされる映画ならば是非とも観ておきたい作品ですね!

 

今後、機会を作って、Amazonプライムビデオ配信かレンタルDVDかでレンタルするなどして鑑賞したいと思います。

 

♚6位:『LOGAN/ローガン』(2017年)

 

 

公開当時に、X-MENの『ウルヴァリン』シリーズの最終章と言うことで、イオンシネマ京都桂川にて、2D字幕DOLBYATMOS・ULTIRA上映にて鑑賞しましたが、アメコミの実写映画史上の最高傑作とも思えるほどに、あまりにもこの作品に感動し過ぎて、すぐに感想を書けぬままにしていたら、結局、今の今まで未だにブログ記事化出来ていない状態になってしまったという本当に私の悪い癖です。

 

※尚、一応、この『LOGAN/ローガン』についてもBlu-rayディスクを購入済みですので再度鑑賞し直して、感想をブログ記事化してまとめたいと思っています。

 

♚7位:『メッセージ』(2016年)

 

 

この映画は、この年のアカデミー賞の音響賞受賞作品ということもあり、また映画の内容的にも、音響が大切な映画でしたが、イオンシネマ京都桂川では、この同時期に公開していた『美女と野獣』人気が凄かったせいからか、8番スクリーンの2D字幕DOLBYATMOS・ULTIRA上映ではなく、この作品では、観客があまり見込めないと思ってなのか、小さめのスクリーンで通常の2D字幕版の上映だったのが今振り返れば、かなり残念でした。

『ブレードランナー2049』の監督にも抜擢された、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による、SF超大作であり、巨大UFOの宇宙人ヘプタボッドとの第三種接近遭遇の会話のシーンなどは、よくぞ映像化してくれたという感じもするほどの演出で、まさにこの年、2017年はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督イヤーだったと言うことをまさに象徴するような作品でした。

 

※尚、この作品についても、Twitterのツイートには、簡単な寸評は残しているものの、感想を未だブログ記事化出来ていないのですが、この作品についてもBlu-rayディスクを購入済みですので、再度鑑賞の上、出来る限り早くブログ記事にしてまとめ上げたいと思います。

 

♚8位:『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(2016年)

 

 

スタジオ・ライカによるストップモーションアニメの最新作。

このスタジオ・ライカは、海外のアニメーション・スタジオでありながらも、今作では、古き良き日本を舞台にしたアニメでありながらも海外映画にありがちな「なんちゃって日本」的な表現になることなく、ほぼ忠実に日本文化を再現している点が、先ず驚かされましたし、お話の内容的にも、ストップモーションアニメの出来映えも、すごく良く出来ていてほぼ完璧の出来映えで面白かったですね!

 

私は、Tジョイ京都にて、字幕版を鑑賞したのですが、吹き替え版のヴァージョンも是非観たくなるくらいの逸品でした。

 

尚、生憎と、このアニメ映画についても感想をブログ記事化していないので、Amazonプライムビデオ配信かレンタルDVDででも、是非とも機会を作って再度鑑賞し直して、この作品についてもブログ記事をUPしたいと思います。

 

※文句の付けどころがないほど凄い出来映えの良いアニメ映画だったのですが、私のランキングでは惜しくもベスト10外の次点となっています。

 

♚9位:『レゴバットマン・ザ・ムービー』(2017年)

 

 

前作の『レゴ(R)ムービー』(2014年)から比べると、レゴブロックで作り上げた風景などのアニメーション自体の芸術性はそれほど凄くはなかったですが、お話し自体が、何故だかジャスティス・リーグから除け者扱いにされているバットマンの悲哀や、実写映画の『スーサイドスクワッド』をも凌ぐかの如く、様々な悪役(ヴィラン)達を引き連れてゴッサム・シティを壊滅させようと謀るジョーカーとの格闘を描いている点が面白く、ウンチクめいたギャグもたっぷり仕込んであり、どちらかと言えば大人向けアニメ映画でした。

 

私は、公開日初日に、イオンシネマ草津にて、日本語吹き替え版を鑑賞しましたが、地方都市における大人の事情なのか、字幕版の上映館が1館もないため、そもそも字幕版を選択する余地が全くなかったのが悔やまれましたね。

日本語吹き替え版のロビン役の声の担当を、お笑い芸人の小島よしおさんがなされておられるのは別に良いのですが、彼自身に罪はないのですが、「そんなのカンケーねぇ!」などとかその当時でも既に賞味期限切れの笑えないお寒いギャグを台詞に盛り込んでいたりと、ここでも日本語吹き替え版の弊害を実感(汗)。

 

→ 『レゴバットマン・ザ・ムービー』(2017年)

 

♚10位:『ゲット・アウト』(2017年)

 

 

低予算のホラーサスペンス映画ながら、ホラー映画初のアカデミー賞で最優秀脚本賞を受賞するほどの作品らしいのですが、私はなにぶんと心理的なホラー映画の類いが凄く怖くて苦手なので、セカンド上映の機会などもあったのですが、あえて観ていません。

 

今後もよほどの事が無い限り、私は観ないかと思います。

 

※11~30位については、一年前の雑誌ではありますが、『映画秘宝2018年・3月号』の現物の雑誌の在庫があれば、当該バックナンバーを是非購入して、ご確認下さいませ!!!

 

<映画秘宝2017年度・トホホ10>

1位:ブレードランナー2049

2位:ザ・マミー/呪われた砂漠の王女

3位:エイリアン:コヴェナント

4位:ゴースト・イン・ザ・シェル

5位:ジャスティス・リーグ

6位:GODZILLA 怪獣惑星

7位:ダンケルク

8位:アトミック・ブロンド

8位:ラ・ラ・ランド

10位:グレートウォール

 

※8位は同点のため同じ順位。

 

それでは、見事に、賛否両論がハッキリと真っ二つに割れるほどに、一昨年(2017年度)のランキングのベスト10とトホホ10の両方で第1位に輝いた『ブレードランナー2049』の予告編をどうぞ!!!

 

 

●映画『ブレードランナー2049』日本版予告編

 

 

 

 

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<私的2017年度映画ベスト10>

 

【昨年(2018年)の3月号】

 

【今年(2019年)の3月号】

 

 

 

 

 

 

あくまでも個人的な備忘録的に、一昨年の映画秘宝のランキングの概要を掲載しておりますので、今回の記事は、スルーして下さっても結構です(汗)。

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。