2016年5月に劇場で観た映画&DVD観賞した作品 #映画鑑賞 #DVD観賞 | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

ゴールデン・ウィークには、結局、駐車場料金が無料で、また、出来れば同伴者もポイントが付くシネコンという事で、TOHOシネマズ二条ではなく、イオンシネマに行く事にしましたが、あいにくと、イオンシネマ京都桂川では、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の字幕版の上映は、深夜24:15に上映終了する2D字幕版の上映回しかなかったので、DOLBY・ATOMSという最新の音響設備の劇場ではありましたが、3Dではなく、2D字幕版で観賞。

ゴールデン・ウィーク期間中で劇場鑑賞したのは、結局、この1本のみでした。

 

▲先着入場者プレゼントのマーベルツムツムの携帯クリーナー

 

●『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)

 

 

まだ未だに感想をブログ記事にも全く書いていないので、簡単に書き記しますと、

私は、『キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー』のBlu-rayセットなども購入して持っていながらも、まだ未開封のままに、事前に予習もせずに、劇場に観に行ったので、『シビル・ウォー』の特にジェームズ・”バッキー”・バーンズの詳細な情報をほぼ失念してしまっていて、肝心な、スティーブ(キャプテン・アメリカ)との関係もイマイチよく理解出来なかったのもあったので、観ていながらも、お話しの意味合いがイマイチよく解らなくなってしまっていました。

 

▲ジェームズ・”バッキー”・バーンズ(=ウィンター・ソルジャー)

 

スーパーヒーローがキャプテンアメリカ派(国連の管理反対派)とアイアンマン派(国連の管理容認派)に分かれて戦う総力戦のアクションシーンについては、ただ単純に面白くは観られましたが、お話しの肝になる、特に『キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー』に関する部分の記憶が乏しかったので、その点ではイマイチ楽しむことが出来なかった次第でした。

 

そういった意味合いでは、今回の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は、『アベンジャーズ』でもない、単なる『キャプテン・アメリカ』シリーズのお話しでありながらも、マーベル映画の作品も、かなり<一見さんお断り>的で、敷居の高いシリーズ映画になって来たかも知れないですよね。

 

▲国連管理反対派(キャップことスティーブ派)

 

 

▲国連管理容認派(アイアンマンことトニー派)

 

▲今作品からアイアンマン派として参戦したスパイダーマン。

 

そこで、後日に、慌てて、「キャプテン・アメリカ祭り」と称して、

●『キャプテ・・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)

●『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』(2014年)

のキャップの過去2作品のDVDなどを観るのみならず、

●『アントマン』(2015年)

●『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)

も再度DVD観賞し直して、振り返ってみました。

 

すると、再鑑賞した、各マーベル映画のエンディングロール最後のオマケ映像を観ても、お話しの繋がりも、よく理解出来て、ようやくバッキーとスティーブ(キャプテン・アメリカ)との古くからの友情関係も思い起こされましたので、再度、『シビル・ウォー』を劇場で再鑑賞をしたくなったくらいでした。

 

で、この機会にと思い、「アイアンマン」&「ソー」祭りとして、

●『アイアンマン』(2008年)、『アイアンマン2』(2010年)、『アイアンマン3』(2013年)

●『マイティ・ソー』(2011年)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)

●『アベンジャーズ』(2012年)

も併せて振り返って観賞し直しました次第でした。

 

そして、ゴールデン・ウィークが終わってからは、だいたい週1本のペースで劇場鑑賞しました。

 

●『世界から猫が消えたなら』(2016年) → 感想記事は、こちら

 

 

●『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(2016年)

→ 感想記事は、こちら

 

 

この続編の『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』を劇場鑑賞して凄く面白かったので、思わず、レンタル店で、福田雄一監督の前作の『HK/変態仮面』(2013年)『女子ーズ』(2014年)をDVDレンタルし観賞。

 

●『HK/変態仮面』(2013年)

 

 

 

▲ニセ変態仮面(安田顕さん)対HK変態仮面(鈴木亮平さん)

 

 

レンタルしてきた福田雄一監督の両作品の映画とも面白かったですが、私的には『女子ーズ』が、脱力系コメディで、かなり笑いのツボにハマりましたね。

 

●『女子ーズ』(2014年)

 

 

 

『勇者ヨシヒコ』シリーズや『コドモ警察』など脱力必至のコメディで知られる福田雄一監督が「戦隊ものを作りたい!」という夢と不可解なイキモノ“女子“への観察と考察を融合させたアクションコメディ。桐谷美玲さん、有村架純さん、山本美月さん、高畑充希さんら、いまが旬の美少女たちが恋やファッションに忙しい傍らでスーパーヒーロー業に勤み、ユルい笑いを提供してくれる気怠さ120%の脱力系アクションコメディで、かなり笑えましたね。

 

 

 

 

 

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また、昨年度の2015年に日本公開されて、すごく好評だった2作品をDVDで再観賞。

 

●『Mommy/マミー』(2014年)

 

 

『トム・アット・ザ・ファーム』等で世界の注視の存在となった、フランスの俊英グザヴィエ・ドランが放つユーモラスな人間ドラマ。

 

 

今回は、2015年。とある世界のカナダにて。気の強いシングルマザー、ダイアンは、ADHD障碍(注意欠陥多動性障碍)を患う15歳の攻撃的な息子と波乱に富んだ日常を過ごす。そんなある日、隣家に住む、神経衰弱で休職していた女性教師が母子の前に現われるが・・・と言ったお話しにて、母子間の親子の絆や、心を病んだ者同士の交流を織り交ぜながら、愛と葛藤の物語をアップテンポで展開させる。画角をあえて真四角の正方形にするなど、キャラクターの感情を反映したような色彩感覚あふれる映像や、スピード感あふれる語り口に才気がほとばしる作品。

 

 

 

劇場鑑賞をした作品ですが、何回観ても、ジンワリと泣けてきますね。

さすが、グザヴィエ・ドラン監督の作品は凄く良いですし、何よりもBGM音楽の選曲のセンスが抜群でしたね~。

 

●『シェフ ~三ツ星フードトラック始めました~』(2014年)

 

 

俳優であり、また『アイアンマン』などの監督としても活躍するジョン・ファヴローが、製作・監督・脚本・主演の四役を兼ねて贈るヒューマンコメディ。

料理への情熱を失いかけたシェフがフードトラックの移動販売で人生の再起を図る。ロバート・ダウニーJr、ダスティン・ホフマン、スカーレット・ヨハンソンらファブロー人脈を活かしたキャストが超豪華でもある作品。

 

 

監督を担当した『アイアンマン2』が不評を買い、『アイアンマン』シリーズの監督降板を余儀なくされたジョン・ファブローによる、製作・監督・脚本・主演の四役をこなす作品でしたが、劇中にて、SNSの身勝手な投稿の怖さや、またその逆に有効利用の仕方も学べる作品にも仕上がっていましたね。

 

 

ただ、ロードムービーとしては面白くは出来てはいましたが、脚本がやや単調に過ぎて、再起を図る中で、もう少し紆余曲折な逸話の描写があっても良かった様にも思えたのが少々残念でしたが、総合的にはよく出来た映画でしたね。

特に、BGM・挿入歌がすごく良い映画でしたね。

 

 

 

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で、私自身については、5/24(火)には、映画の劇場鑑賞に行こうと思っていた矢先に、JRの駅前のロータリーでクルマを停車中に、一方的にトラックがバックで後進してきて、私のクルマのドアミラーに接触して来たため、ドアミラーのオートミラー機能までもが壊れてしまい、その日は、警察署に届け出たり、0対100で相手側車輌がすべて悪い事故でしたが、損害保険代理店に電話したり、修理工場に電話し訪問したりと、結局、半日潰れてしまい映画の劇場鑑賞どころではなくなってしまいました。

 

 

で、そのドアミラーが壊れたままでしたが、5/26(木)には、その故障したままのクルマに乗って、イオンシネマ全国一斉試写会にて、『デッドプール』(2016年)の2D字幕版を観賞してきました。

 

●『デッドプール』(2016年):イオンシネマ全国一斉試写会

 

→ ネタバレ一切なしの感想記事は、こちら

 

 

 

この試写会の翌日に、修理工場にてクルマを修理して貰いました。

 

そして、先日のブログ記事にも書いていますように、京都府ではイオンシネマ京都桂川にて、熊本支援チャリティー上映会が開催され、行定勲監督による短編映画『うつくしいひと』が上映されるというので、朝イチから、是枝裕和監督の『海よりもまだ深く』を観賞し、その後のハシゴ観で、このチャリティー上映会の短編映画『うつくしいひと』を観ようかと思ってチケットを購入していました。

 

●『海よりもまだ深く』(2016年)

 

まだブログ記事にしていませんので、感想はまた記事にしますね。

 

元・小説家で、今では探偵稼業をしつつ、ギャンブル狂のダメ男でありダメ親父役を演じる阿部寛さんが、さも自分自身を観ているようで、憎めなかったですね(汗)。

冷蔵庫で凍らせたカルピスの氷を食べるシーンや、母親の貯金通帳を物色して廻るシーンなど、ほのぼのと笑えるシーンが満載で、是枝監督ワールド全開の映画でしたね。

やはり、樹木希林さんと阿部寛さんが演じる親子の役は、同じく是枝裕和監督の『歩いても歩いても』(2007年)もそうでしたが、本当に軽妙で絶品ですね。

 

 

ですが、肝心の要はずの熊本支援チャリティー上映会の方は、上映機材の機器トラブルということで、結局、上映中止となり、残念ながらもこの短編映画『うつくしいひと』は、2日間限定上映のうちのその日に限っては、観ることが出来ませんでした(泣)。

 

仕方がないので、再度、チャリティー上映会の機会を設定して頂けるのを願うばかりですね。

 

 

 

 

悔しいというよりも、非常に残念な気持ちでいっぱいでしたが、機材トラブルでは致し方ないので、帰宅後、自分の持っているソフトの中から、未だ未開封だった『フラッシュ・ゴードン』(1980年)のDVDと、『ted(テッド)』(2012年)を観賞。

 

●『フラッシュ・ゴードン』(1980年)

 

 

●『テッド』(2012年)

 

 

 

 

 

 

●『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』(2015年)

 

この作品も未だ記事に出来ていませんが、感想をまた記事にしますね。

 

面白いと言えば面白かったのですが、ただ前半が、自殺願望の強い大富豪のヤーコブが無感情・無関心という設定であることが解らないままにお話しが進行してしまうので、すごく眠たくなるくらいに、お話しのテンポが悪かったとは思いましたね。

ただ、大富豪のヤーコブへの<サプライズ>のカラクリが解った辺りからは、「逝きたい」から「生きたい」と願うようになり、俄然、面白くはなってはきましたね。

オランダ映画であり、且つ、多民族国家のベルギーを舞台にしてあるだけあって、ヨーロッパの映画なのにも拘わらず、東洋のインド系移民のヒンドゥー語まで飛び交う映画とは思ってもみなかったので、その点も面白可笑しくは観賞出来るかも知れないですね。

 

オランダ版のウェス・アンダーソン監督風の映画と称されている割りには、あいにくと、それほど練り込まれた感じもしないではなかったですね。

 

 

 

 

 

で、その日の夜に、劇場鑑賞を結局見送っていた『ted(テッド)2』(2015年)をレンタルDVDで初めて観賞。

 

●『テッド2』(2015年)

 

感想と致しましては、今作では、ぬいぐるみであるtedが<所有物>ではなく人間であると<基本的人権>を主張する辺りが、昔の黒人差別の歴史のアメリカ版大河ドラマ『ルーツ』の主人公のご先祖クンタ・キンテのTV映像シーンや、黒人の大御所俳優のモーガン・フリーマンに裁判の弁護人として審理をさせたりと、アメリカの恥部でもある、黒人奴隷制度により、黒人を人間ではなく奴隷という所有物として扱って来た黒歴史をあぶり出している点は、観る人によっては、説教臭く感じる人も居るかも知れないですが、アメリカの抱える闇と言いますか、差別社会の歴史を面白可笑しく観ることが出来て、前作の『ted』よりかは、未だ内容が伴った映画になっていた様にも思えましたね。

 

 

また、NYのコミコンの会場でのドタバタ劇も、サブカルチャーのマニア心を揺さぶってくれて面白かったので、あくまでも私見ですが、断然、この続編の方が面白く感じましたね。

 

 

 

 

 

結局、この『テッド2』をDVDレンタルで観て、5月を終えました。

 

【結果】

・劇場鑑賞:5本

・試写会:1本<デッドプール>

・BD&DVD観賞:17本

 

※5月は、トラックに一方的に停車中のクルマに当てられたり、熊本支援チャリティー上映会では、上映機材の機器トラブルによる上映中止など不運なことも重なったりして、劇場鑑賞数が、多少少なかったのですが、それでも週1本のペースで観賞することが出来ました。

でも、『海よりもまだ深く』の劇場鑑賞券に当選したり、『デッドプール』の全国一斉試写会に当選したりした事を考えれば、やはり、幸運と不運も同じ分だけ、私にも、降り注いでいるのかも知れないですね(汗)。

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

 

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