映画雑誌『映画秘宝2014・3月号』2013年度ベスト&トホホ10!!特集号 | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

HALUの映画鑑賞ライフのBlog

~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

古今東西の批評家・映画マニアが選ぶ映画のベストテンでは、この『映画秘宝』のベスト10&トホホ10が毎年気になって購入しています。

既に、他のブロガーさんもブログ記事にUPされてはいますが、あえて、私もブログ記事にさせて頂きたいと思います。

映画秘宝2014・3月号・表紙
●『映画秘宝2014・3月号』ベスト&トホホ10!!特集号(定価:1.050円)

そこで、古今東西の批評家・映画マニアが選んだ、映画秘宝ベスト10&トホホ10ですが、

先ずは、
<映画秘宝・爆選!!2013年度ベスト10>

♔1位:『パシフィック・リム』

映画秘宝ベスト1・パシフィック・リム


実に、映画秘宝らしい、ベスト1の選出とも思える作品ですね。
国産の怪獣やロボットの実写映画がほとんど無くなってしまった昨今にあって、ハリウッドにて、あのギレルモ・デル・トロ監督が、怪獣を「KAIJU」と呼び、ロボットが怪獣をどつき合うといった、理屈抜きに面白い映画を製作してくれたことに感謝したいですね!!!
私も、ほぼ満点の90点評価をした作品。

私の場合には、あいにくと関西方面は、3D字幕版の上映が、ほぼ皆無だったので、2D字幕版で、劇場鑑賞した映画でしたが、更に、Blu-rayソフトを購入した作品です。

老若男女問わずに、超オススメ作品ですね!!!


♔2位:『ゼロ・グラビティ』

映画秘宝ベスト2・ゼロ・グラビティ


三半規管が弱い御方々には、3Dで観ていると実に辛い映画かも知れないですが、まるで、あたかも宇宙空間の無重力状態の<ゼロ・グラビティ>を疑似体験するかの如く、アトラクション型体感映画としては、群を抜いた作品でしたね。
「もしも宇宙空間で取り残されたらば・・・。」といったお話しを疑似体感出来る映画で、観ているこちら側も酸素不足で息苦しくなってしまいそうになった作品でしたね。
当然、私も満点評価をつけた作品でした。

ですので、京都市内近郊には、IMAX3Dシアターがひとつもないのが非常に悔やまれた作品でもありましたね。


♔3位:『ジャンゴ 繋がれざる者』

映画秘宝ベスト3・ジャンゴ


この作品は、米国では、あの『レ・ミゼラブル』よりも観客動員数を上回ったほどの映画でもあり、クエンティン・タランティーノ監督の最大のヒット作品となりましたね。
アカデミー賞の最優秀脚本賞も受賞した作品。
米国の黒人奴隷制度の黒歴史を逆手にとった、「もしも黒人奴隷のガンマンがいたら・・・。」といった、如何にもタラちゃんらしい風刺の効いた映画。
今や巨匠の風格さえ出てきたタラちゃんですが、今作品も音楽の選曲センスが抜群でした。
私も、ほぼ満点の90点評価をつけた作品でした。

ですので、私の場合には、この作品のサントラ盤までも購入したほどでした。


♔4位:『地獄でなぜ悪い』

映画秘宝ベスト4・地獄でなぜ悪い


なぜR15指定ではなく、PG12指定なのか解らないほど、血飛沫飛び散りまくりの首チョンパもありの何でもありの壮絶な映画ながらも、園子温監督の自主製作映画を回顧した様な作風には、凄惨な映画なのに笑えてくるから不思議な作品。
堤真一さんの変顔と、異常にハイテンションな長谷川博己さんが印象的な映画でした。
さぞや、あの井口昇監督が悔しがっていると想像に難くない様な作風のバイオレンス系コメディ映画。

私も満点評価を付けた作品。


♔5位:『クロニクル』

映画秘宝ベスト5・クロニクル


京都でもTOHOシネマズ二条で急遽上映が決まった作品でしたが、観る機会を逸してしまい、結局、鑑賞出来ず終いになった作品。
ですので、私は観ていないので、コメントのしようがないですね(ToT)
でも、ブロガーさんの間では、非常に評価の高い作品みたいですので、既にDVDソフト化されているみたいですので、機会を作って是非とも観てみたいですね。


♔6位:『セデック・バレ』

映画秘宝ベスト6・セデック・バレ


京都のミニシアターで上映されていた作品でしたが、これも機会を逸してしまい、観逃した作品。
1930年代の台湾での実話を映画化した作品らしいのですが、あの、劇団☆新感線の演出家・いのうえひでのりさん曰く「5時間という長さを感じさせないほどの作品」らしいので、DVDソフト化されているみたいですので、是非、観てみたいですね。


♔7位:『凶悪』

映画秘宝ベスト7・凶悪


リバイバル上映など観られる機会は何度もあった作品ですが、実話で、更には、すごく怖い殺人鬼のお話しらしいので、劇場で観るのを躊躇して、結局、観なかった作品。
DVDソフト化しても、こういったノンフィクション系の怖い映画は、観ようかどうか、ちょっと躊躇ってしまいますね(ToT)


♔8位:『キャビン』

映画秘宝ベスト8・キャビン


この映画も、気が付けば、劇場公開終了になってしまって観逃した作品。
ブロガーさんの間では、賛否両論分かれている作品の様ですが、絶賛されておられるブロガーさんも多いので、私の場合には、基本的にはホラー映画は苦手なジャンルではありますが、DVDソフトにて、機会を作って、是非観てみたい作品ですね。


♔9位:『ゼロ・ダーク・サーティ』

映画秘宝ベスト9・ゼロ・ダーク・サーティ


CIAによるオサマ・ビン・ラディン暗殺作戦の裏側を追ったドキュメンタリータッチの再現ドラマ映画。
あまり、私はそれほど高く評価はしていなかった作品だったのですが、やはりミリタリー好きの映画ファンの後押しが大きかったのでしょうか??


♔10位:『風立ちぬ』

映画秘宝ベスト10・風立ちぬ

 
最も映画秘宝らしくない作品でありながら、ランキング入りしたアニメですね。
宮崎駿監督の引退作品としての餞別的なランクインなのでしょうか??



<ベスト10を見ての私的な感想>
こうやってベスト10を見てみますと、昨年度もそうでしたが、相対的に、従来の『映画秘宝』ならではといったランキングでは無くなってきてしまっており、ストライクゾーンにも入らない様なクソボール的な作品がランキングされているといった『映画秘宝』ランキングならではといった<らしさ>が失われて、あたかもストライクゾーンのど真ん中の様な作品群ばかりが選出されて来てしまって、今年も面白味が欠けて来ていますが、統計を採ると、作風的に際立った奇抜な作品は、やはり埋没してしまうのかも知れないですね。
これも、『映画秘宝』も、観客目線でのランキングとして一般化してきた証しなのかもしれないですね。



<映画秘宝2013年度・トホホ10>
ワースト1:『ワールド・ウォーZ』
ワースト2:『マン・オブ・スティール』
ワースト3:『ダイハード/ラスト・デイ』
ワースト4:『R100』
ワースト5:『キャリー』
ワースト6:『ガッチャマン』
ワースト7:『死霊のはらわた』
ワースト8:『47RONIN』
ワースト9:『人類資金』
ワースト10:『永遠の0』
ワースト10:『グランド・マスター』
ワースト10:『スプリング・ブレイカーズ』


幸いなことに、このトホホ10のランクインした映画では、『R100』と『永遠の0』しか観ていませんが、『R100』よりも酷いとされる映画があるのが不思議なくらいでしたので、よほど世評的には、他にも酷い映画があるのねと興味津々なランキングでした。
ただ、『永遠の0』に関しては、好き嫌いが分かれる映画なんでしょうね。



では、見事、ベスト10の♔1位に輝いた映画『パシフィック・リム』の予告編をどうぞ!!!!!

●映画『パシフィック・リム』日本限定版予告編
●映画『パシフィック・リム』メインテーマ
私個人的な、2013年度公開作品の♔1位の映画は、
インド映画の『きっと、うまくいく』ですね♪

※映画のレビュー記事は、こちら → 『きっと、うまくいく』


●映画『きっと、うまくいく』予告編
●『きっと、うまくいく』主題歌:aal izz well
パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]/ワーナー・ホーム・ビデオ
¥3,980
Amazon.co.jp
パシフィック・リム オリジナル・サウンドトラック/SMJ
¥2,520
Amazon.co.jp


映画秘宝 2014年 03月号 [雑誌]/洋泉社
¥1,050
Amazon.co.jp

【オマケ】

きっと、うまくいく [Blu-ray]/Happinet(SB)(D)
¥5,460
Amazon.co.jp
きっと、うまくいく [DVD]/Happinet(SB)(D)
¥4,410
Amazon.co.jp
3 Idiots/Imports
¥1,517
Amazon.co.jp


この度も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。


読者登録してね