岩手の昔たまご届きました! | 和菓子職人のひとりごと

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和菓子職人halの日記。和菓子だけでなく、おいしいもの、好きなこと、子供たちのことなど色々です・・・。

あー、もう先々週の話になっちゃいましたが・・・

久しぶりに、パォンデロー、長崎かすてぃらを焼きました。

約4週間ぶりに卵が届いたのです!


清野で使っている卵は、岩手にある館ヶ森(たてがもり)アーク牧場の平飼い有精卵 です。


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広々とした牧場でのびのびと育ったとても元気なニワトリから産まれた健康な卵です。

昔たまごのどら焼きや長崎かすていら、パォン・デ・ローが当店の看板商品として今あるのも、この卵との出会いがあったからこそです。


私も以前、こちらの牧場内の菓子工房に請われて本場のパォンデローの製法を伝授しに訪れたことがあります。

大自然が美しい牧場でした。



震災直後、やはり真っ先にこの牧場のことが心配になり連絡を試みましたが、電話も通じず、スタッフの皆さんは無事だろうか?動物達は大丈夫だろうか?と気がかりで仕方ありませんでした。


1週間後、やっとブログが更新されたことで、牧場自体は大きな被害はなかったことが分かり、心からほっとしました。

その後電話もつながり、話を聞くと、動物たちもみんな元気だけど、飼料工場が被害にあい、更に燃料不足などにより輸送手段がないため餌の確保に困っているとのことでした。スタッフが自宅の庭の草などを持ち寄ってたべさせたりもしたそうです。

輸送手段が途絶えてた間のたまご・ハムソーセージなど牧場の生産物は、近くの避難所へ支援物資として提供したりしてたそうです。
3週間ほどで輸送機関は再開しましたが、卵の品質がやはり元に戻るまでには更に時間を要し、一カ月後の配送復活となりました。




久しぶりに届いた卵で、子供達も久しぶりにTKG(卵かけご飯)を食べました^^

震災直後、TKG大好きな娘は「卵ゴハンが食べたい―あせる卵ゴハンじゃなきゃイヤぁープンプン」と泣き叫んでおりましたむっ

「お家もなくなって、ゴハンも食べられないお友達が沢山いるんだよ!我慢しなさい!」などと言って分かる年頃でもないし、、、

そんなバカ娘を眺めながら、被災地で乳幼児を抱えてるお母さん達はどんなに大変な思いをしてるだろうかと、心が痛みました。どうか子供が騒いでも周りの人が温かく見守ってくださいますようにと心から祈りました。



話がそれましたがそんな訳で、沢山のお客様からお問合せも頂き、大変長らくお待たせしてご迷惑をおかけしておりました、長崎かすてぃら、パォンデロー、どら焼き、梅姫、復活しておりますビックリマーク



そうそう、ふんわりもち~ずに続いて、東北・北関東応援スイーツとしてこの「昔たまご」の卵白を使ったお菓子を販売しています。

使いきれずに処分してしまうことも多かった卵白。

大変な状況の中届く卵を少しも無駄にしたくないという想いで、卵白を使ったお菓子を色々作る予定です!

焦がし黄な粉が香ばしい「みちのく まころん」や、黒ごま入りのソフトな食感「みちのく だこわーず」などなど。
卵白のみでも販売します!お菓子作りが好きなあなた!有精卵の卵白でマカロン作りはいかがですか?
ささやかではありますが、こちらの代金は震災被災地支援の義援金として日本赤十字社を通じて全額寄付させていただきます。


アーク牧場さんもそうですが、被災地の皆さんが復興に向けてひたむきに前向きに頑張ってらっしゃる姿に勇気と希望をもらっている私です。

非被災地の私達こそがんばらないと!!