先週土曜バレンタインデーの朝、
TBSテレビの番組「知っとこ!」の中の
「おやつでめぐる世界の旅」というコーナーの中で
「ポルトガルのおやつ」としてウチのパォンデローが取り上げられました。
今回は作るところから撮影させてほしいという
かなり面倒臭そうな取材依頼で、かなり悩みましたが
ポルトガルに関しては他に譲れないという思いと
さびれ行く商店街の活性化になればとの思いもあってお受けしました。
何より、交渉してきた大阪の制作会社の担当ディレクターがとっても感じの良い元気な女性で「ほんまにむっちゃおいしそうですよね、このパンデロー!」という言葉にのせられました。
つくづく思うことですが、どんな分野でも仕事がデキるデキないというのも、
最終的には「感じが良い」=「人柄の良さ」「誠実さ」というのはすごく重要なポイント。。。ですよねぇ。
ま、とにかくやっぱり撮影は大変でした。
2月はじめの打ち合わせに始まって
狭い工房にカメラや照明が入るために、
事前に機械類も移動したり、他の仕事も終わらせておかなければならず、お客様が来店のたびに撮影中断。。。
製造工程の全てを撮影し、40年もののオーブンやミキサーを
「おぉ、これは貴重や!」といってなめ回すように撮影していたし(ピカピカに磨いておいたけど恥ずかしい)、
蒲田くんだりまで来れないということか、ウチだけレポーターなしだったので
私がカメラに向かってディレクターさんの指示でパォンデローとかすてらの歴史や作るようになったいきさつまでしゃべり、
出来上がったところで、「ではそろそろjoeyクンを連れきてください」との指示で、ばーばが保育園に迎えに行き、
私と息子が出来上がったパォンデローを食べるシーンを撮って終了。(なんでウチらが食べなあかんの?!)
約3時間半かかりました!
息子はカメラマンや照明さんに興味しんしんで、帰ってくるなりしゃべくりまくっていたくせに、
パォンデローをほうばった後カメラを向けられたとたん固まってました。
何か気の効いたコメントを言わせようと、スタッフが質問するけど・・・
「いつもママはパォンデロー作ってくれるの?」
『・・・・』
(いつもはカステラの切り落としくらいでパンデローのこんな大きいピースでは食べたことがナイ)
「どんな味がする?」
『ワカンナイ』
「辛い?」「しょっぱい?」
『・・・』(首を横に振るだけ)
「じゃ、どんな味かな?」
『・・・あ!宅急便だ!』と外の車を指差して話をそらす始末。
ディレクターさんもあきらめ
「はい、オッケーですー!」
コヤツは子役には向いてないなぁ、本当に映るのかな・・・
私も何だか要領を得ず、ろれつの回ってないところもあったし・・・
どんな映像になっちゃうんだろう!!という
不安と恥ずかしさで、ごく一部の人にしかお知らせもできずにいましたが
オンエアを見たらそんな心配も杞憂に終わりました。
約15分のコーナーでは、日本で味わえる世界のおやつとしてブルガリア、フランス、とイタリアとともに
ポルトガルのお菓子を作ってる和菓子屋さんとして約3分の紹介。
3時間半がたった3分に凝縮されたのですから、さほどボロも出ず、息子も最初にかろうじて発した言葉「いただきます」の部分がかわいく映っていました。
放送直後、沢山の人から「見たよ~!!」とメールや電話を全国から頂き
びっくりするやら、うれしいやら。
私は知らなかったんですが、見てる人多いんですね、この番組。
親友からは
「母ちゃんは若干ぎこちなさもあったが、joeyは助演男優賞もんだー!」との評価も頂きましたー。
あと
「ちと化粧の濃い職人さんだったぞ」と指摘されたのですが(笑)
これについては撮影当日、いい年して化粧の仕方をしらない私、
さすがに今日くらいはきちんとしないとまずいだろうと
数件先のメイクサロンのお友達にやってもらいました。
ので、いつもより濃かったと思います。
とにかく、息子がほのぼのかわいく映ってたから、それだけでオッケーです。
でもせめて、長崎かすてらのルーツとして和菓子屋でやってるという背景をもうちょっと出してほしかったな・・・(取材はそれこそ詳細にされたんですよー。)
だって、問い合わせの電話がくる中で
「作り方を教えてください。」
とか
「ちょっと見逃したんやけど卵6個に粉どれくらいやったかな?」(そんな番組じゃなかったと思うけど・・・。毎日放送系だけに関西の人が多いのかな)
みたいなのがすごく多いんです。
どうやら、和菓子屋の私がが趣味で作ってるお菓子とおもわれたみたいです・・・
というわけで、1週間たって結構落ち着いてきたところです。
近所の小学生のお姉ちゃんの手作りクッキー![]()
