去る日曜日、パォン・デ・ローTV出演は予想通り
チラッとさりげなく、どこのものとも知れず
終了しました![]()
(職場の古臭いテレビなので汚い映像ですみません)
石ちゃんが訪れた老舗カステラ屋さんのものと思われたかも、
ですね。
一応、これが証拠
謝礼にもらった番組特製QUOカード(笑)
(商品はちゃんとお買い上げいただきましたよ。)
うちのパォン・デ・ロー君はこんな風に
何気にさりげなくテレビ出演させていただいてます。
今までに十数回は出ています。
それだけ珍しいけれど日本とポルトガルの歴史を語るのには欠かせず、
作っているところは少ない、ということなんでしょうね。
最近では、NHK-BS「地球アゴラ」という番組で
ポルトガルのカステラ屋パウロ&智子さんが生中継で出た時にも
まるでパウロが作ったかのように出させてもらいました。
(大好きな川平じぇいさんがおいしい!と言って食べてくれたのがうれしかった
)
ま、このくらいの露出度がうちには合っているのです。
ポルトガルのお菓子を作っているということと、
数少ない女和菓子職人だということが珍しがられて
本当に様々なメディアからの取材依頼をいただきます。
こんなご時勢に、
取材の申し出をいただけるなんてありがたいお話なのですが
女3人、手作りの生産量には限りがあります。
メディアに出た後の反応にお応えできるのか不安なのと、
取材をお受けする余裕が無く、お断りすることのほうが多いです。
実はミーハーな私にとってはちょっぴり残念なのですが・・・
メディアに出たことによるブレイクは絶対に長くは続かないし
冷やかしのお客様も多いですしね。
一時的なブレイクに気をよくして(とか、そうせざるを得ずに)
機械化したり生産効率を上げたことで味が変わり、
元々の顧客が離れてしまった話はよく聞く話ですし、
私の周りにもあります。
ところで、話は変わりますが
冒頭の番組の中で
「おいしい長崎かすていらは、
耳元で押してみると『ジュワッ』と音がする」
と老舗のかすてら屋さんがおっしゃってました。
まさに、私が父の長崎かすていらを復活させる時に
目指したのはこの「じゅわっ」と音のするカステラ。
父亡き後、頼りにしたのは父のカステラを愛してくださり
私に期待し待ってくださったたくさんのお客様。
そのお客様が
「お父さんのカステラはこうするとねジュワッと音がするのよ」
と教えてくださり、
「これなら買ってもいい」
とおっしゃっていただくまで約1年かかりました。
しっとり重厚な本場の長崎かすていらだけから聞こえるこの音。
皆さんもおいしいカステラを前にしたら試してみてくださいね。
「ママのカステラ、ジュワッて言ったよ!」
長崎・平戸名物の南蛮菓子「カスドース」
小さな四角にカットしたカステラ生地に卵黄をたっぷりまぶし、
ぐつぐつ煮立った高温の砂糖蜜にくぐらせ
卵黄を固めた黄色がまぶしい伝統菓子。
いかにも鎖国時代の献上菓子といった風貌です。
約10年前、代官山から始まった某コーヒー屋台社長に頼まれ
私も作って卸していたことがあります。
エスプレッソにも、お抹茶にもよく合います。

