柏餅本番! | 和菓子職人のひとりごと

和菓子職人のひとりごと

和菓子職人halの日記。和菓子だけでなく、おいしいもの、好きなこと、子供たちのことなど色々です・・・。

ゴールデンウィーク突入、柏餅本番の端午の節句も間近!
清野のウインドーも柏葉の青々とした薫りでいっぱいです!
みなさんは、もう召し上がりましたか? 和菓子職人のひとりごと



当店の柏餅のおいしさの秘密は、昔ながらの2度蒸しの製法にあります。


じっくり蒸しあげた挽きたてのうるち米の生地を丁寧に搗き、
葛粉を溶いて加え、冷やし、また搗いて包あん・成形、 そしてさらに10分ほど蒸す、
蒸す途中でセイロの中にうちわで風を扇ぎ入れ、
さらに蒸しあがった後も扇いで表面につやを出します。


こうすることによってもっちりとしたコシのある歯ごたえと、
つるんとしたのど越しのよいお餅になります。


最近ではこの2度蒸しの手間を省くところも多いそうで、残念です。


このお餅を一つ一つ丸めて板で伸し、餡を挟んで兜のような形に整えます。
このかぶとのような形と、餡を挟む時の手つきが
手をあわせて「かしわ手」を打つようであることにも縁起を担いでいます。

和菓子職人のひとりごと 和菓子職人のひとりごと



最近丸いお餅が多いのは機械で作っているからです。
そもそも当店のようなコシの強い餅は機械では扱えないので、
機械に合わせてやわらかくコシのないお餅にしなくてはなりません。
手作りがおいしい理由はここにもあります。

餡は3種類。
白いお餅にはこしあん、よもぎを搗きこんだ草餅にはつぶあん、
紅麹で染めた薄紅のお餅に味噌あんを包みました。

和菓子職人のひとりごと


特に当店で人気なのが味噌あんです。

国産の大豆、米、塩、麹を使い、通常の3倍量の麹の甘みだけを生かし塩分を控えた
「やさかの白みそ」を白あんにたっぷり加えた味噌あん入りの柏餅は
甘いものが苦手な方も何個でもイケちゃうおいしさです。


「みそは苦手」「え~、お菓子にみそぉ?」と
敬遠されていたお客様も一度食べるとやみつきに・・・
みそあんばかり注文されるようになってしまうほどです。
ぜひお試しください~^^


発送品は冷凍したものをご自宅で蒸していただくお手間がかかりますが、
ぜひ本物の柏餅のおいしさを味わってください。


じょうよ練り切り製「緋鯉」と「花菖蒲」は5月1日から販売します。なるべくご予約ください。

和菓子職人のひとりごと-緋鯉&菖蒲