集中力の強い自信 | 伝えたい人、音にならない考え事

伝えたい人、音にならない考え事

演劇、表現活動での色々。独りよがりだけど伝えたい、そんな支離滅裂。

なんか、めちゃくちゃいいお題が来たんだが。


演劇を始めたばっかりの頃。自分の役にどれだけ感情移入できるかが役作りの全てだと思っていた時期がありました。複数の役を一度に抱えていたこともあったけど、みんなみんなイマジナリーフレンドにして、延々と会話をしていた。

後に、そのやり方では通用しない局面が現れて、役作りという行為自体をやめるに至りました。だから今は、自分の役のことを考えたりとかあんまりしないんだけど。

特にラストシーン周辺になると十万喜さんがよく「心でやって」と言う。だからなのか分かんないけど、今回の現場では昔の感覚に戻ってしまうことがわりとあって。


私は憑依型の役者ではないけれど、舞台に上がるときは役に身体を貸す感覚になる。「身体は貸してあげるし段取りも台詞も全部操縦してあげるから、後は好きにやっといで」って感じ。役は「おっけ、任せた」って言って舞台に上がっていきます。私は頭の右上にある操縦席へ。

最近は心身共に制御が効かなくなって、通しが終わった後自分で自分にブチ切れる日々が続いていますが。身体のケアは私の仕事。舞台上にいるときに気を遣わせたくない。


そんなこんなで、今回私にとって役は物語の登場人物というよりは一緒に舞台に立つもう1人の自分みたいな感じ。だから、「頑張ろうね、よろしく」とかになっちゃうなあ。


ちゃんと物語の話をしよう。今回の役は荒っぽくて乱暴なくせにとても弱い部分のある役だなと思う。虚勢張って大声を出している裏で、小さくなって震えている。近しい仲間ほど弱い自分を見せられなくて、だから強くなった。台本上は全くそんな描写はないので、私の勝手な解釈ですが。私の性格上理由がないと笑えないので勝手に作ってるだけだけど。


役との関係性はとことんドライでいたいから、「好きにやっといで」「おっけ」以外の会話はしないけど。まあ強いて挙げるなら、


「強がっていい。そのまんまでいい。どうせ絶対つらくなるから。そしたら私が全部引き受けるから。今は笑えるだけ笑っとけ」


そんな感じ?舞台上では、なるべく笑っていたいから。笑顔に意味があればいいなあと思って作っています。 


もうちょい詳しく知りたい方は、過去のブログを読んでください。私と役の関係性と見せ方の話。

『黒猫ピエロ』黒猫ピエロ夜の黒猫は不吉だと明るい都会の誰かが言ったそんなの別にかまやしないあたしはここが大切なんだ唯一無二のあなたに出会ったこの場所をあなたが愛していますよ…リンクameblo.jp