そうだ、
屋久島へ行こう！
随分前から一度行ってみたいと思っていました。
思い立ったら吉日ってことで。
友人と予定をすり合わせ、
5月の末、3泊4日の日程で屋久島に行ってきました。
屋久島は“1カ月で35日雨が降る”と言われるほど、
日本で最も雨が降る地域。
島に上陸して思ったのはとにかく！
緑の山の島だ・・
ってことでした（笑）
お隣に種子島があるんですが。
地形図にすると一目瞭然。
とにかく、島全体が山！
そして森！水！という印象でした。
「九州でも特に高い山々が屋久島にある」
ってところからも、
屋久島の雰囲気が伝わりますでしょうか？
屋久島の位置関係はこんな感じ。
↓
東京からの直行便はないので。
鹿児島で乗り換えるのがメジャーな行き方かな？
（伊丹からは直行便があったよ）
高速船も運行しています。
本数もわりとあります。
（高速船、全然揺れなかった！）
赤い矢印が、鹿児島南港からの航路。
（ざっとですww）
種子島経由で屋久島へ。
高速船は2時間半くらいかかりました。
ちなみに。
鹿児島空港はかなーーーーり山の方にあります。
（街の中心地から遠い、どっちかというと霧島とかに近いぐらい）
鹿児島空港から、鹿児島中央駅や南港まではリムジンバスでおおよそ1時間かかりました。
南港につくと、
桜島でっかい！！！
テンションあがる！！！
桜島とRYO NISHIKIDO（笑）
あ、そうだ。
書いてて思い出した。
私、23日の金曜日、朝6時半ごろ出発の飛行機だったんですよ。
朝早い便なので、原宿駅から始発（4時47分）の山手線に乗っていく予定にしてたんです。
そしたら！
まさかの！
23日は朝から山手線が全線不通という、
JR史上あんまりない日で！！
マジかよ。。。と。
（品川駅までタクシーで行くハメに。。。まぁまぁかかったよ。。。）
めっちゃ出だしからバタバタの旅スタートでしたww
この島の観光で特に有名なのは、
「屋久杉」「縄文杉」だと思うので。
縄文杉へ行ってきた話をしたい。
屋久杉とは。
島にある、樹齢1000年以上の杉の事を言うそうです。
その中でも島で1番古いと言われているのが縄文杉。
樹齢は2000〜7200年。
（幅ありすぎじゃね？と思うけど、中をみないとわからないんだろね）
2000年前は、弥生時代。
7000年前に至っては、縄文時代。
すごすぎませんか？
3〜11月は一般車両の乗入規制があり、
登山口までマイカーでは行けない。
屋久杉自然館発着の荒川登山バスを利用します。
私は事前に観光案内所でチケットを買っておきましたが、
現地でも買えました。
入山料と合わせて往復3000円。
朝3時半起きで、
レンタカーでバスの乗り場である
「屋久杉自然館」へ。
（バスは5時台に出発する便のみ）
4時半には到着しましたが、けっこうたくさんの人がもういました。
バスを待ちながら朝ごはんを食べている人多し。
5時、朝一番のバスに乗車。
かなりの山道をどんどん登る。
こんな道をガンガン登るバスの運転手凄っ！！
30分ほどで、縄文杉コースの出発点に到着。
トレッキングコースなんで中高年が多そうかな？
と思っておりましたが。
20代くらいの人が多くてちょっとビックリ。
（だって奥多摩の山とか、中高年ばっかりなのよ？）
外国人もけっこういましたが、日本人多数でした。
（時期にもよるのかな？）
ガイドさんと共に登っている若者グループをたくさん見かけました。
このコースはガチ山なので、登山経験のない方はガイドさんと一緒が良いと強く思います。
ウェアやザック、登山靴までレンタルしてくれる所も多々ある模様。
モンベルのレンタルっぽいおそろいのウェアを着ていた若者男子グループとか、けっこう居ました。
登山届けを書いてポストに入れる。
コースの出だしはこのトロッコの線路の上を歩いていくんです。
ずんずんずんと。
このトロッコ区間が8キロ。
往復16キロ。
16キロですよ16キロ。
え？そんなに歩いた事あります？
結果を先に言いますが。
この16キロが辛かった（笑）
特に帰りの8キロが、しんどいったらなかった。
山に登っている区間よりも何よりも。
帰りの8キロが激しんどかったです（笑）
8キロってふつーに歩いてもけっこうあるよ？
とはいえ。
まだ、出発地点の私はその事を知る由もありません（笑）
歩き出していきなりトンネルがあったりして。
ひゃー！まじ！！！
ってテンションあがっておりました（笑）
インディージョーンズかよ！って感じ。
トロッコ道はほぼ平坦で、歩きやすかったです。
ただ！
この島は森と雨と山の島なんでね。
でっかい渓谷だらけなわけなんですよ。
途中なんどもなんども橋を渡るわけですよ。
こういう、両側に柵のある橋ならまだいいんです。
それにしたって、下はすんごい渓谷だし高所恐怖症の私はとてもじゃないが下なんて見られません！
下はすんごい勢いの川がゴーゴー流れてるからね。
こちらはまさかの。
両側に手すりもなんもない橋！
（2つぐらいあった！）
この写真で恐ろしさ、伝わります？？
私はもう、思い出しただけでビクビクですよwww
真下はなんども言いますが、すんごい水量の川がゴーゴー流れてるんですよ？
すんごい高いんです。
とにかく一歩一歩、
まっすぐに進むのみ！でした。
スマホなんて決して出せなかったよ。。。
そんなこんなで。
急流地帯を超え、山に入っていくと深い森の景色が広がり出します。
何かの動物の頭蓋骨もあった。
まさに。
ジブリの世界。
トロッコ道を8キロ歩いてようやく。
本格的な登山道への分岐点となります。
（トイレポイントもラストです）
ここから縄文杉までは350mくらい登るのかな？
登山道は整備されており、道を間違えるってことはない印象でした。
痒いところに石や木道がある、って道。
こんな山道を黙々と登ります。
分岐から35分くらいの場所に、有名な映えスポットが。
「ウィルソン株」という、でっかい屋久杉の切り株の中から上を見上げるとハートが見える、という場所。
じゃじゃん！
きれいなハートが撮れました！
下の方にちっちゃくRYO NISHIKIDOさんが（笑）
RYO NISHIKIDOさんにピントが合うと後ろがぼやけちゃう。
まぁいいか。
などと遊びつつ（笑）
再び山道を登る。
途中いくつかの屋久杉をながめつつ。
（こちらは「夫婦杉」とRYO NISHIKIDO）
「ウィルソン株」から1時間以上登るとようやく。
ラスボス、縄文杉が！
もうねぇ。
ぜーんぜん写真じゃ大きさは伝わらないんですが（笑）
とにかくでっかくて。
太古の昔からのラスボス感がすごくて。
マイナスイオン的なモノもすごくて。
ふつーにスマホ構えてたんじゃ上まで入らないし（笑）
ここまで歩いて到達した、という気分もあるんでしょうね。
写真じゃちっとも伝わらないけど生で見られてよかった！！
と心底思えました。
そこから来た道を戻る。
下山は慎重に。
整備されているとはいえ、しっかり登山道でしたからね。
そしてふたたび。
8キロの、あの、トロッコ道へ。。。。。
途中RYO NISHIKIDOで遊んだりしつつ。。。
（どこにいるかわかります？？笑）
いやー。
往復21キロ、
コースタイム10時間のコース。
休憩いれて9時間ぐらいで完走できました。
まさに足が棒になりましたwww
その他。
名物のトビウオのさつま揚げや、首折れサバを食べたり。
大雨の中、でっかい滝を見に行ったり。
でっかいガジュマルの木を見たり。
でっかい川を見たり。
猿もいた（笑）
大満足の旅になりました。
いやー、楽しかった！
