今回、錦戸亮ちゃんが出演するドラマ、
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
は。
原作のエッセイがあって。
原作者の岸田さんの家族のお話が元で、物語が作られている。。。
ということで。
事前に岸田さんのエッセイを読み始めていたんですが。
これがとても面白い。
っていうか、いつも泣けてしまう。。。。
面白い、で片付けられない面白さ。
(語彙力・・・)
お母様が車椅子生活になった経緯や、
ダウン症の弟さんの日々のこと、
そう、ホントだったら辛くて凹んでしまうような日常が、岸田さんの手にかかれば必ず、
必ず、笑えてしまう、でも泣けてしまうんです。。。。
悲しくて、じゃなくてなんだよな。
感動して。
私、通勤の電車の中でエッセイを読むことが多いんですが。
朝の電車の中で平気で涙ながしてるBBAと化してるからね!
怖い怖いwww
↓
今回、ご自身の著作のドラマ化ということで。
ドラマ見学レポをあげてくださってるんだけど。
このお話がドラマ化されることの意味の"ひとつ"と思われる事を、岸田さんが綴ってくれています。
息子草太役を演じているのが、吉田葵くん。
(幼少期は小倉匡くん)
ダウン症の人が連続ドラマでメインキャストを演じるなんてことは日本で始めての事だそうで。
日本に障害のある役者さんはいても、登場する作品はとてもすくなく、生計を立てることも経験を積むことも難しい事なんだそう。
前代未聞のオーディションが開かれ、選ばれたお2人。
お2人とも演技経験はない。
大きな音が苦手でそちらに意識が集中し、演技が止まってしまったり等々。。。
いろんなことの起こる現場だそうだけど。
彼らに対して演技やセリフを作りこまないようにして。
彼ららしさ、その人らしさ、を出すのが魅力だと言って。
ライブ感のある撮り方をしているんだそう。
ダウン症の役者さんが長く撮影するということで、演出が変わったり、カメラの撮り方が変わったり、新しいことが起こっているんだそう。
ドラマ界における第一歩だと岸田さんは綴っておられました。
ご自身、お母さんや弟さんをとりまく世界に身を置いてきた方なので。
これがどれだけ画期的な事なのかもわかってらっしゃる。
葵くんに演技指導でずっとつきそっている方がいて。
(安田さんという方)
葵くんは自分でわかる言葉にして書いたものを読むのが一番わかりやすいんだそうで。
自分の言葉をびっしりノートに書いていて。
(撮影で必要なこと、怒られたこと、いろいろびっしり)
安田さんは、葵くんが夢中になって動作を忘れてしまった時にそのノートをサッ!と見せる係なんだそう。
そうやって日々ものすごい頑張っている葵くん。
そして。
撮影を通して、彼ら自身がどんどん出来ることが増えていって。
成長しているってことも教えてくれています。
まぁとにかく。
その様子を文字で読んでるだけで涙がとまらないんですよ。
(それだけ人を感動させることの出来る文章を書ける人って凄いよな!)
実際の岸田さんの弟さんも、今は実家を出てグループホームで生活してらっしゃるんだそうで。
(弟さんがグループホームに入居するまでの経緯もnoteでは全部読めます、このお話も波乱万丈で、でも泣けてしまうのだよ。。。)
でもそうなったら、出来ることがとっても増えたんだそう。
語彙も増え、たくさん話せるようになったんだそう。
今回、岸田さん自ら宣伝をたくさんしてらっしゃるので。
(SNSの使い手ですもんね)
ドラマのエキストラの応募もたくさんあったんだって。
ダウン症の人が応募してくれたりも!!
葵くん達の姿に勇気を出してくれたろう人たち。
このドラマは、ドラマと同じぐらいドラマチックな制作の背景があるという事で。
「画面の中の多様性」
とても意味のあるドラマになるのかもしれないですね。
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ひゃー!
「おはよう日本」でも特集される!
NHKの朝の7時のニュースじゃありませんかっ!!!
やばい録画予約しないとっ!!!
車椅子ユーザーであるお母さんを演じた、
坂井真紀さんのインタビューも素敵ですんで!!!
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そんな現場の中で。
活き活きと演技する錦戸亮ちゃんを見られるのが、この上ない幸せなのである!!!