「窮鼠はチーズの夢を見る」を観てきました(ネタバレあり) | 好きなコードはEadd9

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錦戸亮
SixTONES
Snow Man(岩本照)
好きなモノいろいろ
そして7人→6人の関ジャニ∞の記録

大倉忠義主演映画、初日に観てきました!

(推し達の映画は公開最初の週末に見る主義です、そこで興行収入が大きく作用されると聞いてからは)

 

感想です!ネタばれありありです。

 

 

 

 

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色々なシーンが、印象に残る映画でした。

 

 

 

 

 

私は原作も読みました。

でもかなり前に読んだので、細かいところは忘れております。

なので、「映画」の感想のみ。

 

STORY:

学生時代から「自分を好きになってくれる女性」ばかりと受け身の恋愛を繰り返してきた、大伴恭一。

ある日、大学の後輩・今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会。

「昔からずっと好きだった」と突然想いを告げられる。

戸惑いを隠せない恭一だったが、今ヶ瀬のペースに乗せられ、ふたりは一緒に暮らすことに。

ただひたすらまっすぐな想いに、恭一も少しずつ心を開いていき・・・。

しかし、恭一の昔の恋人・夏生が現れ、ふたりの関係が変わりはじめていく。

 

 

 

 

 

「本当に人を好きになった事はあるか?」

という問いかけが映画の中で出て来るんですが。

「本当に人を好きになると、人はこんな風になってしまう」

っていうのが出まくっていた映画だった。

 

 

恋愛をしている人の、

醜さだったり、

めんどくささだったり、

楽しさだったり、

そういう心の情景がめっちゃ出ていて。

演者さん達の演技がすごく良くて。

 

 

そして、"男"が"男"に恋してしまうという切なさが強烈にあって。。。

もっときっと、"一般的な"恋愛なら簡単なのに。。。

 

 

そして、誰かに恋焦がれている演技が、

おーくらさんも、

成田くんも素晴らしかったです。

(あと、岡村さん役の吉田志織さんも!!)

 

 

最初の恭一の奥さんも、

("気持ち悪い"って台詞がサイコーだった)

恭一の不倫相手の切なさやずるさも、

全部良い。

 

 

恋焦がれてしまった人達の強烈な気持ちが、

切なくもあったり、

憎らしくもあったり、

応援したくもあったり。。。。

(いろんな人のいろんな気持ちに感情移入してしまった)

 

 

恭一(おーくらさん)は、今ヶ瀬(成田くん)とそういう関係になる前は、

流されまくっているどうしようもない男で。

誰にでもいい顔しちゃうで。

浮気しまくりだし、

すぐ寝ちゃうしwww

ホントにすんごいサイテー男なんだけど(笑)

その、流されまくっちゃうしょーもない感じが、おーくらさん上手かったなぁ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして。

とにかく「絵」が綺麗でした。

 

 

成田くん演じる今ヶ瀬とおーくらさん演じる恭一の、

2人の暮らす部屋がたくさん出てくるのですが。

コンクリート打ちっぱなしの外観で、内装もオシャレで。

ちょっと無機質なその部屋が、まず美しいんです。

 

 

2人がちょっと戯れたり。

会話したり。

光が差し込む部屋だったり。

料理をしたり、

ベッドにいたり。。。

 

 

あと、椅子ね!椅子も印象的な使われ方してた。

 

 

そして、2人で暮らしていたその無機質な部屋から今ヶ瀬が出ていってしまった後、

恭一が結婚を考える女性、岡村さんが来るようになるんですが。

そうなると色がつくんですよね。

ピンクの花が花瓶にかざってあったり、

青いカーテンになったり。

(「趣味が悪い」とそのカーテンは今ヶ瀬に言われてしまうのだけどww)

 

 

屋上のシーンも良かったな。。。

乳首当てっこのシーン(笑)

純粋に、好きだという気持ちがあふれているんです、

今ヶ瀬は、本当に純粋に恭一が好きなの!

もう、その心の機敏みたいなのが、うまい!

成田凌、ホントうまい!!!

(あと、今ヶ瀬の多々あった強烈なヤキモチをやくシーンも良かったわーゾワゾワして)

 

 

今ヶ瀬が、恭一のトランクスを履いて掃除機をかけているシーンも印象的だったし。

今ヶ瀬も着ていた恭一の部屋着を、こんどは岡村さんが着ちゃってるシーンとかも良かった。

そういう、ひとつひとつの"モノ"にちゃんと意味があるのも、観ていて楽しかった映画でした。

袖が長いのよね。

男性の服を女子が着ると。

ブカブカの男性のパーカーを着て、長い袖からちょっと手が出ている感じとか、

おーくらさんが好きだって言ってたよねwww

 

 

そしてなんといっても。

海での2人の別れのシーンが。。。

ホント綺麗だった。

この、古い車をセレクトしてるのも全て綺麗。

 

 

 

 

 

あと!

私がグッと来たシーンは!!!

さとうほなみさん演じる夏生が、

今ヶ瀬と対峙するシーン。

 

 

さとうほなみさんは、ゲスのドラマーである、ほな・いこかさん。

 

ドラマー同士の共演じゃ〜ん!!!

 

おーくらさん、ちゃんと話たりしたかしら?(笑)

 

 

学生時代、夏生は恭一の彼女で。

夏生は当時何度も、今ヶ瀬に恋愛相談にのってもらっていた。

当時何度も目が合うから、夏生は今ヶ瀬が自分に好意があると思っていた。

でも。

大人になって偶然再会して。

今ヶ瀬が好きだったのは、恭一だったと気付いた。

 

 

そこからのバチバチが、もの凄くて!!!(笑)

 

 

ほな・いこかさんの、今ヶ瀬を追いつめる感じとか!

(恭一に、どっちを取るか迫るんですよ!女と男だよ?迷う??とか言っちゃって、マウント取りまくり!)

でも恭一が頼んだビールは、今ヶ瀬と同じカールズバーグで、焦る感じとか。

 

 

今ヶ瀬の切なさもMAXわかるし、

でも負けられない戦いになってしまった夏生の気持ちもわかって。。。

印象的なシーンでした。

(でも、女ってホント強いよな〜笑)

 

 

 

 

 

ただただ、岡村さんは切なかったし気の毒であったけれど。

最終的に、クズ男だった恭一が、

誰を本気で好きかと気がついて。

そこが、とても救われました、私は。

 

 

 

 

 

全てのシーンにおいての成田くんの演技最高だったんですけど。

特に好きだったのは、

恭一から誕生日のサプライズプレゼントをもらう場面の、

本当に"こんな事があっていいのか"っていう喜びよう。

最高だった。

 

そしてそれが全て。

今ヶ瀬が"男"だからだという切なさとも直結して。

切なくもあり。。。

 

 

 

 

 

そして。

おーくらさんの、体当たりの演技の数々。

ジャニーズがここまでやるか!

のシーンが多々あり!!!

でもそれもとても美しかったです。

 

恭一が、今ヶ瀬を探しにバーに行くシーンも良かったな。。。

恭一の世界はここじゃない感、めちゃくちゃあるのに。

今ヶ瀬に会いたい気持ちが凄く感じられて。

 

 

 

 

 

映画もヒットしているようですね!

大倉忠義の代表作になるのではないでしょうか?

 

見終わったあと、誰かと語りたくなる映画でもありました。