ネタバレしています。
むしろネタバレしかしていません。
それでも良いという方はお進みください。
「ジレッタ」や「蜘蛛女」に比べたら、おそらくたくさんのファンの方が観る事が出来ている舞台のような気がします。
(キャパが大きいからね)
なので、あらすじを追うのはやめて(他の詳しい方のレポをご覧下さい←丸投げ)自分なりのツボポイントを書き連ねる事にしま〜す。
まず。
原画展。
舞台を観る前に入りました。
ここでおおよその全体のあらすじ、主要メンバーのキャラ設定なんかがわかりました。
個人的には原作者土田氏の編集者であった方のコメント、奥様のコメントからちょっと釘付けでした。
原画のタッチから、もう舞台への序章だったといいますか。。。
私にとってはそうでした。
土田さんは秋田県の現在横手市のご出身なんですね。
横手といえば、高橋優。
(私の中で)
育った環境、風景、土壌、モノ作りする人にとって絶対的に影響を受けているモノだと思うので。
そこからお2人の「熱さ」の共通点みたいなモノを勝手に感じ取っていた私。
まずとにかく力強い絵でした。
土田さんが亡くなっているという事実もあるのかもしれませんが。
原画を見ているだけで惹き込まれました。
(話も面白かった)
登場人物にも感情移入してしまいましたし。
(原作のコージにはちっともイライラしなかった。。。なんでだろ?笑)
で。
私の中で、原画展から1番興味を持った登場人物は実はコージじゃなくて。
オキナワだったんですよね。
そうなんですよ。。。
この原画展でついついコージよりもオキナワに惹かれちまったんですよね。
だからこそ、舞台でもコージよりオキナワに感情移入して見ておりました。
(私がヤス担じゃないからこそ、かもしれませんね、この感情は)
でも舞台ってそういうモノですよね。
その場にいる誰に気持ちを投影してもいいじゃないですか。
スクリーンじゃないから、自分の見たい人をその場で観られる。
ライブも同様ですよね。
カメラが切り取らない部分で、自分の見たいモノをその場で観られる(聴ける)のがライブの良さだと私は思ってるんで。
だから、生はやめられない。
印象的に使われていた原画。
青いせいもあるのかもしれませんが。
この絵にヤスを感じる、とおっしゃっていた方も多いのかもしれません。
でも私はこの絵にはヤス(コージ)は感じなくて。
どちらかというと、コミックの表紙のこれら。
(カラーバージョンが原画展にあったけど写真撮り忘れた)
これらの絵、私から見ると、安田章大が演じたコージにそっくりです。
この絵も、原画展で見たときは特にヤスを感じなかったのですが。
舞台見終わった今見ると。
めっちゃ感じる。
ヤス演じるコージにしか見えないです。。。
そしてそういう目でみるとですよ。
最初のポスター撮りの時の「コージ」は、まだまだ全然「コージ」じゃないんだよな。。。
今回、私の相方の先輩が当ててくれたお席はものすごい良くて。
下手の、前から2列目。
(先輩は今までずっとずっとずっとヤスを応援してきたので、こういう神席を"Jの神様"が時折よこしてくださるんだと私はマジに思っている)
コージは下手側でお芝居をする事が多々あったので。
もうすぐそこで、コージを観る事が出来ました。
最初は雪の中のシーン。
コージが東京に旅立つ日。
ベンチに座っているコージ。
送り出す、祖母。
祖母がなけなしのお金で買ってくれた、流行遅れのスーツをプレゼントしてくれる。
話は飛び飛びになりますが。
舞台は原作と内容が違っていました。
原作の世界観を残したまま、演出の福原さんが作り上げた「俺節」の世界だと私は解釈しました。
ただ、原作のエピソードがところどころ、舞台にも出てきます。
このコージが祖母からもらったスーツにまつわる話もそうで。
そこがすごく印象的だったんですよ。
コージが東京に出てきて。
行く当てもなくなりたどり着いた「みれん横丁」。
(というか、オキナワに連れてこられた)
そこで初めてテレサに出会うシーン。
興行主のヤクザから逃げてきたテレサ。
でも捕まってしまいます。
周りの人が止めるのも聞かず、ヤクザに向かっていって、殴られてしまうコージ。
1度そこで諦めるコージでしたが、ヤクザがコージのスーツに唾を吐きかけます。
大事なスーツに唾を吐かれた途端、激高するコージ。
スーツに謝れ!!
とヤクザにつかみかかります。
そこで初めて心の底から吐き出すような、「コージの声」である「コージの歌」を歌うんです。
この舞台の見所のひとつが、「コージの歌う歌」だと思うんです。
コージが色んな歌を歌うんですよ。
その、心の底から言葉としてしぼりだして歌う歌と。
お客さんに向けて(上手く歌おうとして?)歌う歌と。
興行向けに歌う歌と。
最後にこれが自分の歌だ!という気持ちを込めて歌う歌と。
その歌い分けが見事だったなぁ。。。
その歌はちなみに、安田章大の歌でもなかったです。
一旦あげます。
つづきます。
(たぶん)






