両極端な性格のぼくだ。
世の中のほとんどのことに、こだわりはないが、
気になれば判るまで、その疑問を諦めないのは、
たいがいの、しつこい性格だ。
話は遡って、約30年前。
NHK-FMの深夜放送、クロスオーバーイレブンは、
ぼくが好きなラジオ放送の一つだった。
ある日の放送の回は、
たまたま今でもカセットテープに残っている。
その中の一曲が、どうしても気になるのだが、
タイトルも演者も判らない。
電子音楽(当時はテクノと言わず、こうも呼んでいた)や
環境音楽の雰囲気はある。
そして約30年経った先週末。
ぼくは旅先には、
通勤にも使っているラジオを兼ねたICレコーダーを持って行くのだが、
電車内で他人の会話が気になる時は、
これで録り溜めた番組を聴いて、
会話内容に指向性を向けないようにしている。
その中で、かかった曲が
しつこく残るこの曲の記憶と極似。
絶対、アーティストやアルバムは一緒と思い、
検索、検索…。
世の中、便利になってYou Tubeやら何やら、
当時はなかったツールが今は、てんこ盛り。
そして落とした一曲…。
それは、30年の年月を越え、ぼくの耳に響く
『Fourth World Vol.1: Possible Music』
にある Ba-Benzele だったのだ。
アーティストは、ブライアン・イーノとジョン・ハッセル。
環境音楽という印象も、あながち大きく外れてはいなかった。
さて喜んで、この曲を聴いていると
家族から「気持ち悪い」とのこと。
確かに、ブワブワ~と鳴り出す民族楽器のような重低音と
パーカッションはそうなのだが、
その気持ち悪さが心地良いのだよ。
