5月も後半になり、
暑く感じる日々が続くようになった。
朝の通勤の状況は、例年と変わらないのだが、
今年はなんだか、
毛虫や青虫の目撃率が高いような気がする。
今朝も屋外のエスカレータに乗っていると、
手摺の外側のステンレス部分に、
まるで朝の大阪環状線の如く、
一駅分ぐらい空けたように、
毛虫達がゾロゾロ、一列に行進していた。
さて先週末の話。
紫式部学術賞を受賞された
岩坪健先生の講演を聴きに行ってきた。
先生は源氏物語が専門だ。
『罪と罰』『青春の門』『龍馬が行く』以外、
長編を読むエネルギーのないぼくなので、
なかなか食指は動かないが、
エッセンスだけ聴いておけば
伝統工芸をモチーフにした
制作のヒントになることも多いので、
こういう機会は積極的に使わせてもらう。
話を聴いていると、
文献系研究者であられるが、
発想や行動力やインスピレーションが違う。
セレンディピティから広がる先生の研究の話は、
あたかも推理小説を読んでいるかのようだ。
(あまり、このジャンルは読まないけれど)
さてさて話は遡り、講演会場に向かうまでは、
ウチから、いろいろ道草をしながらアクセスをした。
その時、見つけたのが木田安彦美術館。
名前は聞いていたが、
この日は時間の都合、入館をパスしたが、
7月頃まで週末に開館しているようなので、
また、あらためて訪れることにする。
そして夕刻。
九州から来られたお客さんを招いて、
アトリエで宴会。
出会ったのは九州で、
それも十数年前の一度きりだったものの、
以後、年賀状の交換は続いていて、
年一度の近況報告だが、
お互い元気な様子は伝え合っていた。
当時、一緒に飲んだ連中も、
たまたまヒマにしていたようで
声をかけるとワラワラ集まった。
皆、その時と変わらない様子で、
大騒ぎして飲んで食べた。
あっという間に、宴も終わり、
お客さんを送って、
あらためて部屋に戻って後片付けをした。
楽しいひと時と打って変わって
寂しい一人のアトリエになったが、
皆の楽しそうだった様子を思い出しながら、
ひたすら洗い物をした。
そして、しこたま飲んでいたので、
皿を一枚割ってしまった。



