世間では行楽地に紅葉だ、秋のグルメだ、という中、
ぼくは「業界」野球試合ヘルプの日曜だった。
ぼくのスタメン発表は4番サード。長嶋・掛布ばりの存在感だ。
さて戦績…。
1打席目、このグラウンドのレフトフェンスまでが79mと、
とても、”色っぽく”て(近い→ホームランへの色気が出る)、
ありがちなフルスイングの結果はピッチャーゴロ、即アウト。
2打席目、今回ランナーが1・2塁、先の打席の反省があり、
堅く転じて、センター前を狙った。
すると強い打球がセカンドの頭の上、結果、ランニング3ランホームラン。
軟式野球の長い塁間では、もう一生(今、50歳直前だし)、
ランニングホームランを打てないと思っていたが、
どうやら、ぼくにも「野球の神様」(桧山談から)は見てくれていたようだ。
(まだ引退しないけど)
3打席目は四球、その後、3塁まで連続盗塁を決める。
4打席目はセコく、フルカウントから無駄なデッドボール狙いで出塁、
というのが、打撃・走塁記録だ。
転じて、フィールディング(守備)。
ショートゴロのフォロー、ナイスタイミングのアシストで、
アウト1つゲット。
そして2アウト満塁の緊張のシーンでは、
内野安打寸前のピッチャー・サード間ゴロを
長嶋茂男ばりのダッシュで、すくい上げ、アンダースローでファーストへ。
もちろん、手の指は送球後”ビロビロ”させる。
(昭和の記録映像では有名なシーンだ。)
もう一つは、サード後方の深いファールフライ。
回り込んで、ぼくのマスターアイに近い、体勢の左側で取る。
無意識ながら身体は正直だ。
さて、この職場のチーム、今年、結成50周年を迎える。
ぼくが物心がつく前に出来て、先輩達が維持して来られたチームだ。
その記念の年の最終戦、ぼく自身も良いプレーができて、
結果、チームも強豪に勝てて素晴らしい今年の思い出が出来た。
(いや、まだ辞めないけど。)
でも野球って、運に物凄く左右されるスポーツだ。
先の、ぼくのホームランにしても、狙った方向が
上下左右、良いようにズレて、セカンドの頭上に向かっただけで、
ちょっと「運」が悪ければ、単なる当たりの強いセカンドゴロだ。
遅めの午前の試合後は、自分で、沿線駅付近で、
ランチに大阪王将の餃子セットと、前々日から決め込んでいたが、
この日の試合の結果が、うれしくて、
食欲はどこかに飛んでしまって、結果、昼飯抜きだ。
(ちょっとした喜怒哀楽に食欲を失うって、
つくづく、自分がコドモだと思う。)
そんなことを感じたのは、
今、よろこんで読んでいる本が『毎日かあさん』だからだろうか。
よく、ぼくは読む本の主人公に感情移入(時により思想移入)してしまうが、
今回の対象は『毎日かあさん』で自由奔放に生きる息子だ。
(ロケ地:この日の野球グラウンド)
