いろいろ世界観を模索する多感な青年期、
映画『2001年宇宙の旅』を見た時の衝撃は大きかった。
SFのジャンルでは、ぼくのナンバーワンの映画だ。
キューブリックの映像のセンスは色褪せないし、
十分、現代でも通じる画面の美しさだ。
原作は、アーサー・チャールズ・クラーク、
西洋人であるが、書かれているストーリーの印象は、
なんだか東洋っぽいシナリオがある。
”転生”があったり…。
当時、映画とともに『2001年宇宙の旅』、
『2010年宇宙の旅』も、ワクワクしながら読んだ。
翻訳モノにありがちな、まどろっこしい文章は、
訳者は異なるものの、この『2061年宇宙の旅』にも
随所にあり、読解速度を上げる大きな障害となる。
書かれていることの随所は脇道であったり、
純サイエンス話だったりするので、
遅々とする読中のストレスは大きい。
が、半分も全体を理解できないものの、とても充実感を持って、読み終えた。
捻った割には、途中出てくる、大火山の正体は、
その微かなヒントで、ぼくには、もうバレバレでは、あったが…。
ということで、何気なく見つけてきた
100円古本を読み終えたが、
続きは、明らかに940年後を予告していた。
さて、来週の電車の中(=通勤)が楽しみだ。

