振替休日を使い、あるお寺に参ってきた。
この近くには、ぼくが浪人時代に通っていた予備校がある。
ちょうど、昼時だったので
久しぶりに、この予備校の食堂で昼食を取ろうと、
今では、すっかり忘れてしまった場所を
地図を見ながら探して、何とか辿り着いたのである。
そして、入口を通って、確か1階にあった食堂を目指したのだが…、
受付で止められてしまった。
予備校生以外、入館禁止だとか。
モグリも居るだろうし、分からないでもないが…。
食堂だけ見て帰るから、と言って、
受付で、名前と住所やら書いて、
事務員さんの見張付で、食堂の入口まで進んだ。
当時、喜んで食べていたメニューは、もうなかった。
酸っぱ過ぎるケチャップがかかったハムカツ定食が、
今は350円ではないだろう、と思っていたが、
ハムカツ定食自体がなく、かつて多くの予備校生で賑わっていた食堂は、
貧相な「カフェテリア」として姿を変え、
即席で出来るようなメニューしか提供していなかった。
「卒業生」とまで言わないが、
一応、1年間、充実した想いで通った学校が遠のいた気がした…。
それは、二十数年の歳月が、為したことだ。
…
気を取り直して、別の所で昼食。
関西では、よく見かける廉価な中華料理のチェーン店。
休日の昼ということで、餃子定食にした。
お盆に載っているのがレギュラーアイテムと思っていたが、
後から、山盛りのモヤシ炒めが出てきた。
凄いボリュームだ。
また、ロケーションを反映してか、昼間から瓶ビール客の比率が高すぎる。
隣の夫婦しかり、その後に座ったバアさんもしかり、
その隣にもビール瓶の姿が見える。
もちろん、ぼくも、それに倣った。
てなことで、いろいろ感傷に浸ってきた半日だった。
帰って夕日を見ながら、一杯。
今度は、自作で、ワインクーラーだ。
陽が落ちて、ハロウィンの気分などに浸ってみた。


