画像では、よく分からないかもしれない。
市内では、ロケ(スチール写真)の姿もうかがえた。
清楚な女子学生だったので、
地元の有名私立女子高だったのだろう。
キラキラ光るレフ板が印象的だった。
とある美術館のカフェで一服した。
その美術館の近所の神社の1シーンである。
お参りの仕方が図説しているが、
こんな、水玉ルック+ハイソックス+エナメル風の靴+大きな両サイドの髪のリボン、
こんな洋風の子女が、古風ゆかしき神社に訪れるのか…。
この庁舎の姿を見て、ふと思い出した。
数十年前、この街の、今の面影もなかった頃、
ぼくは確かに、この街に来たのだ。
実に暑い夏、スズメバチと闘いながら、
ウルシにかぶれながら、崖からズリ落ちながら杉の下草刈りをしたのだ。
その名も「草刈十字軍」、ぼくは、その隊で重責を担うリーダーだった。
懐かしい…。
その街の小高い丘から眺めた日本海だ。
秋の一日、穏やかな海を見つめることができた。
続く




