今回は、今週土曜日に行われるデジタルSATの前にやっておくことについてのお話です。
【デジタルSATがアメリカでもいよいよ始まります】
アメリカ国外では2023年から既にデジタルSATが始まっているので、もう受けた方もいらっしゃると思いますが、アメリカ国内では今週末(2024年3月9日)がデジタル版SATの初回のテストとなっています。
従来の紙版SATから変更になった点がいくつかありますので、順番にご説明していきたいと思います。
【デジタルSATを受ける前にやっておく事】
- Bluebookのインストール
- SATのAdmission Ticketのセットアップ
- Admission Ticketをプリント、メールに送信、または携帯で写メを撮る
- デジタルSATの練習テスト(オプションですが時間があれば1度やってみる事をおすすめします)
【Bluebookをインストールする】
まず、デジタルSATを受ける前に、当日ご利用になるデバイスにBluebookというアプリケーションのインストールが必須です。
<デジタルSATで認められているデバイス>
- Mac laptops: macOS 11.4以降で150MB以上の空きスペースがあるもの
- Windows laptop/Tablet: Windows 10以降で250MB以上の空きスペースがあるもの
- iPad: iOS 13.4以降150MB以上の空きスペースがあるもの
- Chromebook: OS 83以降で150MB以上の空きスペースがあるもの
その他の留意点
- テスト当日は開始前の説明や休憩時間も含めて約3時間程度デバイスを使用するので、電源は100%チャージしておく。
- 充電器や電源コードも必ず持参する。
- 必ずWi-Fiの接続が可能なデバイスを用意する。
【SATのAdmission Ticketのセットアップ】*重要!
お持ちのデバイスにBluebookのインストールが終わったら、次はSAT Admission Ticketのセットアップをします。→ 要は当日使うデバイスが登録済のSATテストが受けられる状態にするセットアップというニュアンスかと思います。
従来の紙版SATでは、College Boardのサイトからログインし、登録済みのSATテストからAdmission Ticketの印刷が可能でしたが、デジタル版SATからCollege Boardのサイトからではなく、
デジタルSATで使用するデバイスの中のBluebookからログイン、セットアップをします。無事にセットアップが終了するとQRコード付きのAdmission Ticketを取得できます。
ご注意!
Bluebookをインストールしただけでは当日テストを受けることができないので、Admission Ticketをゲットするところまで必ずやっておいてください。
【Admission Ticketのセットアップの流れ】
*必ずテスト前日までにやっておく!
- 当日使うデバイスの中のBluebookにCollege BoardのIDとパスワードでログインする。
- 登録済みのデジタルSATの情報が出てくるので、その中の Start Exam Setup という黄色いボタンをクリックしてセットアップを開始。
- 個人情報が合っているかを確認する。
- テスト当日のチェックリストが出てくるので確認。
- 最後まで進むと、QRコードがついたSAT Admission Ticketが出てくるので、特に問題がなければ、その画面を印刷、メールアドレスに送信、または携帯で写メを撮っておく。(我子は全部やっていた)
- Bluebook がインストールされたデバイス(WiFi接続可能なもの)
- Admission Ticket(写メ、メール、プリント)
- 写真付きの身分証明のID(高校の学生証も可)
- 使用可能な電子計算機(持ち込み電子計算機、ビルトイン計算機も使用可能)
- 計算式などのメモ書きに使用するペンまたは鉛筆(メモ用紙は当日現地で配布されます)
- デバイス用のバッテリーチャージャーまたは電源コード
- タブレットに限りマウスと外付けキーボードの持ち込みが可能
- 休憩時間に食べるスナックや飲み物
- 新バージョンのデジタルSATが導入される件(2023年1月)
- 2023年からデジタルPSATが始まります(2023年8月)
- デジタルPSATの模擬テストを受けてみた(2023年9月)
- 2024年春のデジタルSATの申し込みが始まりました(2023年10月)