新宮浜から沖を眺めると津屋崎方面が見える。
べった凪の海面になにやら鳥がいるようだった。
遠すぎて豆粒、芥子粒だが一応写してみた。
目が赤く、眼の線よりしたが白いのでミミカイツブリと分かった。
全部で7羽ほど集まって採餌していたようだ。
カイツブリ類は海面で寝ることが出来る。カモ類もそう。
さすがに営巣育児は陸地でないと出来ないが、それにしても陸地への依存度が低いわけだ。
海面に浮いて寝ることが出来ない鳥、スズメやミサゴやツグミなどにとっては海は命を落とすリスクの高い場所だ。ミサゴは海で魚を捕って生きているが餌を食べるのも何かにとまってのことなので陸地への依存度は高い。
海だけでも生きられるカイツブリなどは生息可能域が何倍も広いわけで、自由だなぁと思う。
12月19日、新宮浜



