アカスジベッコウトンボ♀ | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。

 

 


石垣島の林道で見つけたトンボ。
だいたいこの時期にトンボの成虫に出会うこと自体が自分としては奇跡なのだが、なんせここは「ぱいぬじま(南ぬ島)」石垣島なのだ。
林道の歩道を歩いていて足元にまとわりつくように飛んだので気づいた。水場からは遠く、トンボが居るような場所ではなかったのでびっくり!

第一印象では「ハラビロトンボに似たの南方のトンボ」だった。
沖縄にはキイロハラビロトンボとかベッコウチョウトンボとか、コフキショウジョウトンボとか、ホソミシオカラトンボとかなんじゃそれ??という和名の見知らぬトンボがたくさんいることを知ってはいたが出会うことは無いので興味を示してこなかった自分はまったく事前学習をしてなかったので、たぶんこれは「なんとかハラビロトンボ」ではないかと思ったのである。

よく見ると腹部先端の形状から、尾毛があるのでオスではなくメス。写真下
翅には黄色からオレンジ色の部分が大きく、前翅では先端が透明でそれ以外がオレンジ、後翅では根元側から扇形にオレンジ色をしている。
サイズはハラビロトンボぐらいと見た。
写真は6枚撮れて、飛ばれてしまって見失った。

翅については後翅の結節前横脈が12本、前翅の結節前横脈は16+。写真下。

ものの本で調べたところ、ハラビロトンボの仲間ではなくアカスジベッコウトンボ♀であろうとの結論に達した。ベッコウトンボっぽくないので違和感が大だ。
メスには体色が赤褐色と黄色の2タイプ、翅も赤褐色と黄色の2タイプがあるという。
この個体は体色も翅も黄色のタイプだ。
近縁種にはナンヨウベッコウトンボフチドリベッコウトンボがある。
これも含めるとナンヨウベッコウトンボのメスにも似ているが、後翅のオレンジ色の境界が直線的なのが違う。
またナンヨウベッコウトンボは前翅の三角室内の室数が3個なのに対してこの個体では少なくとも5個ある。写真3枚目。

というわけでごく最近、南西諸島に定着したという新しいトンボを発見することができて大変嬉しい。
もちろん祝初見!アカスジベッコウトンボ

2月13日、石垣島にて