タイワンウチワヤンマとウチワヤンマ | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。

 


大濠公園ではイトトンボを探して歩きまわったのだが、まったく見つからず。
代わりに大型トンボがよく見られた。
オオヤマトンボ、ギンヤンマ、ウチワヤンマ、タイワンウチワヤンマだ。
オオヤンマトンボは止まってくれないので撮影はなかなか難しく、時間をかけて狙うまでもなかった。
ギンヤンマはいつでも撮れるだろうと油断していたら、結局この日は撮れず。
撮れたのはウチワとタイウチ。
はるきょんブログではいつもは基本的に1日1種の紹介にしているがたまには比較のため2種を並べてみよう。以下、両方ともに♂。


まずは腹部先端
タイワンは腹部第8節の団扇部が小さく黒い。尾部上付属器は細長く突き出る。


ウチワヤンマの団扇部は大きく広がり基部に黄色部がある。尾部上付属器はタイワンに比べてやや短い。(なお、尾部上付属器は2本あるが真横から撮ったので1本に見える)


もう一点は後脚
タイワンは腿節は黒いが...


ウチワヤンマの腿節は黄色い。

胸部の模様は同様であり識別は出来ない。

タイワンウチワヤンマとウチワヤンマは同様の環境に生息するが、この日の観察はタイワンの方が数が多く、自分の印象ではタイワンが優勢な気がする。
ウチワヤンマは負けずに頑張って、両方見られる状態を維持してほしいと思う。
8月26日、大濠公園にて