クモヘリカメムシの羽音 | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。

 


篠栗町の鹿ポイントの近く。
草についていたのは細いカメムシ。とても細い。
クモヘリカメムシ
たくさんいて、交尾態らしきもいた。
触角の各節が長く、色がまだらになっている。
近づいて撮影していると突然、飛び立ち、ブーンという結構大きな羽音を立てて飛び去ったのだ。
この羽音だが、それだけ聞けばハチかと聞き間違えそうなほどの力強い羽音だった。
こんな細いカメムシの羽音とはとても思えなかった。
しかし考えてみれば、同じぐらいの翅の幅・長さと、羽ばたきの周波数が同じであれば、羽音も同じになるだろう。ハチでもカナブンでもカメムシでも同様だと思われる。ただ、トンボは翅が大変長いので羽ばたきは大変遅く普通は羽音は立てない。急旋回したときなどはバサバサッという羽音を立てることはあるが。

というわけで、ブーンという羽音はハチとは限らず、別の昆虫のことの方が多いのではないかという話
6月19日、篠栗町にて