篠栗町の山あいのクリの樹の下で、大型の鱗翅目が飛ぶのを目撃。
最初クロコノマチョウかと思った。
飛んで付近を一回りしてから草地の一画に降りた。
近づかずに、離れて双眼鏡で降りたポイントを探す。
...見つからない。確かにこの辺りに降りたのに...
少し足場を変えてから再度、双眼鏡でチェック。
すると草の間に隠れるように翅の模様の一部が見えた。
どきん!と胸が高なった。眼状紋だ。
なんとかトモエ。蛾だ。
しかし、こんな草の下に潜り込むのか。
ま、こうしてこれまで生き延びてきたのだ。
両前翅の見事な巴模様、その下の淡色の直線的な太い筋、後翅の同様の太い横筋、その後ろの波型模様。
帰宅後の調査で3分ほどで判明。シロスジトモエ。祝!初見。
「くらべてわかる蛾1704種」は大変良い図鑑だ。
トモエ蛾はずいぶん前に新治で見た記憶があるが、その写真も記事も見つからない。泣
下はその後慎重に近づいてコンデジで大接近しての撮影。しかし、巴部のデザインの凝りようが素晴らしすぎる。
6月19日、篠栗町にて