手すりのヨモギハムシなど | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。


篠栗町の山あいの手すりでゴマダラオトシブミマダラアシゾウムシキイロクチキムシに続いて出現したのはフジハムシ。たしかに付近に野生のフジが垂れていた。
由緒正しいハムシの代表的体形。前翅(甲)には点刻が列をなす。表面はつややかで空をよく映していて奇麗だ。全体に青紺色。体長は勘で11mm程度か。
ただ残念なことに、よく見ると大変小さな赤いダニのようなものがたくさんついていた。
払い落すか、脚を使って落としてしまえばいいのにと思う。だが、そもそも気づいてないのか、あるいは脚でこそぎ落とすような動作が不可能なのか?分からないが「なすすべ無し」のように見える。ダニ?は甲虫の外骨格に咬みついて中の体液を吸っているのか?体のサイズからしてそれは不可能の様に思うが、ではいったい何をしているのか?ハムシが弱って死ぬのを待っているのか?
こうした極小生物(ダニだとしたら昆虫ではないので)が小さな昆虫に寄生して生きているわけだが、ではこうした極小生物にはなにか寄生するものはあるのだろうか?とか考えてしまう。
下はおまけでエグリトラカミキリオオホシカメムシ。この日の手すりは大変収穫が多く、手すり検索をした甲斐があった。

この手すり、正式にはPC擬木外柵というらしい。
6月7日、篠栗町にて