久山町の山あいのクリポイントに到着すると最初に迎えてくれたのはホトトギスのけたたましい声だった。北極許可局と聞こえた。それからキビタキ、ウグイス、リュウキュウサンショウクイ（たぶん）など野鳥たち。ただ、姿はどれも見ることは出来なかった。
そして、姿を見せてくれたのは上空5mを行ったり来たりするヤンマだった。
これ久しぶり。ヤンマの摂食飛翔だ。
最初はオニヤンマかと思ったが、時期が早すぎるのと、それほど大きくない。
空がクリアバックになるポイントに移動して真上を通過する時を狙って撮影したが、なかなかピントが合わず。
2枚のみ紹介したい。
オニヤンマではないなら何か？
第2勘はコヤマトンボ。いや、違うだろう。
写真をチェックするとやはりヤンマだろう。
ということで現地では不明のままだった。
帰宅後の調査。
翅は透明で根元に小さくオレンジ色。
腹部先端に2本の突起がある。翅脈はかなり細かい。
大変苦労して調べた結果は、ヤブヤンマの若い♀ということになった。
発生時期としてはやや早めと思われる。
もう一度、ちゃんと分かるような観察をしたいものである。が、難しいだろうなぁ。
ヤブヤンマは16年前に自分がトンボにはまるきっかけとなったトンボだ。
写真は失われているが一応リンクを
7年前には新横浜公園で♂を拾っている。
5月24日、久山町山あいにて