中央区の池に行ったこの日。実は大変なミスをしでかしていた。いちにちの収穫をすべてモノクロで撮影してしまったことに気づいたとき、「膝から崩れ落ちそうになる」という気持ちを初めて理解できたのだった。
ウミネコなど撮影した時に、出来栄えを何度か確認したのだが、その時すでにモノクロだったのだが、天気の良い日のコントラストの大きな写真だったのでまさかモノクロとは気づかなかったのだ。
気づいたのは、色とりどりの花々に戯れるクマソを確認した時だった。
しばし呆然とし、膝から崩れ落ちるのはなんとか耐え、どうしようか善後策に思案を巡らせてから、決心したのだった。
戻ろうと。戻って撮り直そう。
で、池に戻ってギンヤンマの交尾・産卵を撮影したポイントに直帰。だが、時間帯がすでにピーク時を過ぎていたようで、1時間ほど前に何組もいたギンヤンマペアは見られなかったのだ。あ~。慟哭。
というわけで1,2枚目は悲しみのギンヤンマ。連結産卵とそれに乱入してきた別♂。ほぼトリミング無し。モノクロで。
これがカラーで撮れてたなら。
撮れます!rawモードで撮っておけば。
(どこかのCM風に)
rawモードなど一度も試したこともなし。容量だけ食い、連写も遅くなるはずだし。毎回ちゃんと確認すればよいだけのこと。
下はカラーで撮れたギンヤンマぶら下がり。これがせめてもの収穫。
9月23日、中央区の池