篠栗町の山あいの2か所で、タテハモドキを目撃出来た。
見たところいずれも翅の破損が見られたが新鮮な個体のようだったし、一か所に複数個体が群れていたので、同タイミングで羽化した個体たちと思われた。タテハモドキがこの辺りで何化なのか不明だが、8月初旬から中旬ごろに羽化のピークがあったものと思われる。
2か所目のエリアでは10頭以上いたと思われる。
さて、タテハモドキには夏型と秋型が知られている。今回の個体はすべて翅裏にはいずれも眼状紋があったので夏型だろう。秋型は春先に越冬個体として何度か見ている。この記事の個体の様に翅裏は眼状紋のない枯葉模様となる。
秋型は8月に羽化した個体のもう一世代後の生まれなのだろう。この秋に新鮮な秋型を探してみたいところである。
唐突だが、下はおまけのナミアゲハ。暑いのでしっかり吸水していた。
8月26日、篠栗町の山あいにて